水の日・パインの日・洗濯機の日「今日は何の日・8月1日」

8月1日木曜日

皆様おはようございます。あっという間に8月ですね!毎日暑いですが、少しでも夏を満喫したいですね!

今日は「水の日」「パインの日」「洗濯機の日」です。

まず「水の日」から。

なぜ8月1日が「水の日」なのかというと、1年を通して8月が一番水を使う量が多い月であることが由来となっています。
「水の日」については国土庁(現在の国土交通省)によって1977年に制定された記念日となります。
8月が一番水を使う量が多いため、月始めである8月1日に節水を呼びかけることを目的として「水の日」を制定したそうです。
また「水の貴重さや水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深める」という事も目的となっています。
この時期は一年の中でも最も暑い時期ですし、どうしても水をたくさん使ってしまいそうですよね。
普段から節水を心掛けているひとであれば何も気にする事はないのですが、暑い時期になってからいざ節水を始めてみても少し辛い思いをしそうです。
シャワーを浴びる時にはこまめに止めたり、洗い物をしている時にも皿を流す時以外には水を止 めるなど、普段からできる節水を実践していきたいですよね。

市販されている水には硬水や軟水のような言葉が使われる言葉がありますよね。
両方ともただの水道水でないことはわかりますが、この硬水と軟水の違いについて知っていましたか?
硬水と軟水の決定的な違いは水に含まれるミネラルの量なんです。
水の硬度はミネラルの含有量によって変化し、ミネラルがたくさん入っていれば水は硬くなり、逆にミネラルが少ないと軟水と呼ばれるものになります。
軟水の方が一般的には口当たりがよくて飲みやすいのが特徴となっており、日本に存在している水のほとんどが軟水となっています。
逆に硬水の方が硬度が高いためのど越しの良さは失われるものの、軟水と違ってしっかりとした口当たりで飲みごたえを感じる水となっています。
海外には硬水が採水できる地域が多く、日本で軟水が採水できる場所が多いのは、単純に土壌を構成する地質に差があるからのようです。


長く水を放置しておくと悪臭がしてきたり、変色してしまうことがありますよね。
さすがに悪臭や変色が起きてしまうと「腐った」と思われるかと思いますが、実は水そのものは腐らないって知っていましたか?
水自体は皆さんも授業で習ったことがある通り、水素と酸素が結合して出来るもので、純粋な水 (H2O)は腐らないのです。
ただし、水にはH2O以外の成分や不純物も含まれている為、それらが変化を起こして水の状態が変わってしまうのです。
また、ペットボトルの水に賞味期限があるのも、ペットボトルのわずかな隙間からやペットボトル自体の劣化により気体や菌が混入してしまう為、未開封の状態でも品質劣化に繋がってしまうのです。
防災用に水を保管されている方も多いかと思いますが、今一度賞味期限の確認をしてみてはいかがでしょうか。


*アメリカに行くとコーラ(メーカーはコカ・コーラではない)6本と水1本の値段が同じなのでビビります。だからアメリカ人はコーラの飲みすぎで太っているのですね。

次に「パインの日」について。

なぜ8月1日が「パインの日」なのかというと、八(は)一(い)で「パイン」という語呂合わせが由来となっています。
「パインの日」については沖縄県・農林水産省などによって制定された記念日となります。
パインの消費拡大を目的として制定された記念日のようです。
「パインの日」には沖縄県の各地で製菓業者によるパインのPR活動が行われているそうです。
しかし、実は同じ8月にもう一つ似たような記念日が存在しています。
それは8月17日のことであり「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」という語呂合わせが由来となって制定された記念日となっています。
沖縄のパイナップルの旬は初夏から夏にかけてとなっているため、8月1日はちょうどパイナップルの旬が終わりかけのころとなっています。
旬がそろそろ終わりとなってしまいますし、現在ではスーパーなどで簡単にパイナップルが買えるようになっていますので、沖縄産のパイナップルを見かけたらぜひ買ってみてはいかがでしょうか?

家庭で作る酢豚にはあまり入っていませんが、中華料理屋などで食べる酢豚にはパイナップルが入っていることがありますよね。
正直なところ、酢豚にパイナップルという組み合わせは賛否両論があると思いますが、昔はパイナップルを入れるとより酢豚が美味しくなるとされていたんです。
その理由はパイナップルとお肉を一緒に炒めると、パイナップルに含まれる「ブロメリン」という成分によってお肉が柔らかくなるからなんです。
そのため、本格的な中華料理屋ほど酢豚にパイナップルを入れてお肉の味をより引き立たせようとしていたのです。
しかし、実は
「ブロメリン」という成分については60度以上の熱を加えられると肉を柔らかくする効果が失われてしまうそうで、お肉と一緒に炒めても肉は柔らかくならないんです。
酢豚にパイナップルを入れているのは完全に昔の名残りが残っているためですが、あまりにお客さんからの不評が多いと今後は無くなっていくかもしれませんね。

パイナップルって甘酸っぱくてとても美味しいですよね。
しかし、パイナップルを食べていると酸っぱさ以外に舌がピリピリする感覚を味わったことはありませんか?
あの舌のピリピリした感覚はパイナップルの酸っぱさの成分によるものと思われがちですが、実は違うんです。
健康な状態の人間の舌は表面が唾液中に含まれているタンパク質に覆われています。
しかし、パイナップルに含まれているブロメリンという成分によって、舌を覆っているが分解されてしまうんです。

舌を覆って保護をしていたタンパク質がなくなると、舌がむきだしの状態になってしまい、パイナップルに含まれる酸の刺激を受けてピリピリとしてしまうのでした。

*皆様は「パイン」お好きですか?甘ずっくて美味しいですよね?冷やして、夏にはぴったりですね。

最後に「洗濯機の日」について。

なぜ8月1日が「洗濯機の日」なのかというと、同日である8月1日が「水の日」であることが由来となっています。

洗濯機が登場するまでは洗濯板を使ってゴシゴシと洗濯物を洗っていたわけですが、実は世界ではイギリスが既に1691年には洗濯機の特許を取得していました。
もちろん電気式の洗濯機ではなかったのですが、当時の日本がまだ江戸時代だったことから考えると、相当日本は技術力で遅れをとっていたことがわかりますよね。
今回は「洗濯機の日」の日について紹介してきましたが、洗濯機自体も使い続けると汚れが溜まってしまうため、この日を機会にして洗濯機の掃除をしてみてはいかがでしょうか。

洗濯機を部屋干ししている時や洗濯物を洗濯機の中に放置してしまった時など、気になるのが生乾き臭ですよね。
特に湿気の多い時期などは部屋干しによる洗濯物の臭いがかなり鼻につきますよね。
あの臭いの原因は実は菌が繁殖するために発生している臭いなんです。
洗濯物を洗う時にはもちろんお湯を使うかと思いますが、脱水をかけたばかりの服は適度な湿気と温度の高さが保たれているため、菌にとってはかなり繁殖しやすい環境になっているんですね。
菌の増殖を防ぐためには、洗濯が終わった瞬間にすぐに干してしまうことや、干すときには湿気の溜まらないような場所に干しておく、湿気がこもらないように扇風機などで風を送ったりするとよいでしょう。


あまり知られていないクリーニングについての雑学を紹介します。
ダウンジャケットは自宅の洗濯機ではあまり洗濯できないので、冬が終わるとクリーニング屋にだして洗ってもらいますよね。
全てのクリーニング屋で共通している訳ではないんですが、実はダウンジャケットを洗って乾燥させる時に、一緒に野球で使う軟式ボール(またはテニスボール)を入れている店があるのです。
実はダウンジャケットは洗濯する段階で中に詰められている羽毛に偏りが出来てしまうんです。
羽毛に偏りが出来たままお客さんに返却する訳にはいかないので、乾燥させる時に軟式野球ボールを一緒に入れておくと、様々な角度からダウンジャケットにボールが当たって、羽毛の偏りを直してくれるんですね。
もしお家で洗って乾燥させる時にはぜひ試してみてくださいね。

*皆様は毎日「洗濯」をなさっていますか?夏は汗かきますからね。毎日きれいな服で過ごしたいですね。

今月もよろしくお願いいたします。

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