6月3日月曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒を欠かさずにおこなっていますか?
今日は「測量の日」「ケロミンの日」「くるみパンの日」です。
まず「測量の日」から。
なぜ6月3日が「測量の日」なのかというと、1949年6月3日に「測量法」が公布されたことが由来となっています。
当時の建設省(現在の国土交通省)、国土地理院などによって1989年に制定されました。
この日は「測量・地図への幅広い理解と関心を深めてもらうこと」を目的とした記念日となっています。
また、測量や地図へ理解と関心を深めることを目的とした啓蒙行事などが、国の機関や関係団体によって行なわれているそうです。
外を歩いていたり車に乗って走っていると、三脚を立てて何かを測定している人を見かけますよね?
何の仕事をしている人なのかと思う人もいるかもしれませんが、あの人たちが行っているのがまさに測量であり、測量士になるためには国家試験を受けて合格しなければならないのです。
もしかするとあなたの住んでいる自治体でも行なわれているかもしれませんし、測量などに興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
日本全国を歩いて回って日本で初めて正確な日本地図を作成したことで有名なのは伊能忠敬ですよね。
伊能忠敬が作った日本地図は現在の日本地図と重ねて比較してみてもほとんど誤差がないぐらい正確なものでした。
50歳という年齢を超えてから測量を始めたわけですが、実は別に正確な日本地図を作成したいから測量を始めたわけではないんです。
50歳になった伊能忠敬はすでに隠居をしていたため、趣味として天文学を学んでいました。
当時はすでに地球は丸いという事がわかっていましたが、世界を一周するのにどれほどの距離があるかまではわかっていませんでした。
そこで、北極星の高さを2つの地点で観測することにより、地球の外周の距離を割り出せることに気づいた伊能忠敬は、外国が攻めてきた来た時の国防のために正確な日本地図が必要と幕府に提案し、測量の旅に出るのです。
つまり、地球の外周の距離を調べることが本来の目的であり、日本地図の作成はそのついでというわけだったんですね。
世界一標高が高くて有名な山といえば数々の登山家が登頂に挑戦しているエベレストですよね。
もちろんエベレストも測量の対象となっているわけですが、エベレストは測量されるたびに標高が変わっているって知っていましたか?
エベレストの標高は一般的には8848メートルだとされており、これは1945年にインドによって測量されたものとなっています。
しかし、続いて1999年に全米地理学協会によって測定したところなんと8850メートルだということが判明しました。
更にその後も中国によって2005年に測量が行なわれることとなりましたが、今度は8844メートルという結果になったのです。
エベレストはこのように測量されるたびに毎年標高が変化しているのですが、いつの日か正確な標高が測定できる日がくるのでしょうか・・・
*測量は大きな範囲では空からセスナ機で撮影してそれをつなぎ合わせて作っているようですね。小さな範囲は三角測量をしています。皆様も見かけたことはあるのではないでしょうか?僕は道に迷ったときアプリで「あと何キロ」と出ると、自分の歩幅が60センチで、時速6キロなので、どのくらいで到着するか計算するようにしています。しかし肝心のアプリが使いこなせず、未だかつてiPhoneの地図アプリでまともに目的地に着いたことはありません。僕が方向音痴なだけですかね?
次に「ケロミンの日」について。
なぜ6月3日が「ケロミンの日」なのかというと、「ケロ(6)ミン(3)」という語呂合わせが由来となっています。
そもそもケロミンって何?という人が多いのではないでしょうか?
ケロミンとは実は電子楽器の名前であり、可愛らしいカエルの姿をした世界で初めてのパペット電子楽器なんです。
ケロミンの口の開き具合によって音の高さを調節するそうで、あまり見かけないタイプの楽器となります。
「ケロミンの日」についてはケロミンを製造・販売している有限会社トゥロッシュによって制定されました。
本格的な演奏をする事も出来ますし、音の高さの違いを体感することにも役立つそうで、音感教育にも活用ができるとされています。
確かに、普通の楽器だと小さな子供にとっては難しく感じてしまうかもしれませんが、可愛らしい姿をしたケロミンであれば興味を持ってくれるかもしれませんよね。
ケロミンはとても可愛らしい楽器ですが、実はイグ・ノーベル賞の授賞式でも演奏されたことがあるんです。
イグ・ノーベル賞とは世界中の様々な研究分野の中でも「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」を残した人に対して贈られる賞です。
世界的にも注目されているイグ・ノーベル賞ですが、2012年に日本人の栗原一貴さんと塚田浩二 さんが受賞ました。
どのようなことで受賞したのかというと、迷惑を顧みず話し続けるという人の邪魔をするための装置である「スピーチ・ジャマー」という何ともユニークな装置でした。
その「スピーチ・ジャマー」に挑戦するためにケロミンが登場したのです。
その際には授賞式でケロミンによる演奏も行なわれたそうで、当時はニュースに取り上げられるなど話題を呼ぶこととなりました。
今回紹介しているケロミンですが、同じ楽器でも様々な種類の楽器が存在しているように、ケロミンにもタイプの違った様々な様々なケロミンが存在しているんです。
一般的には、最初に発売されたオーソドックスなタイプのケロミンが親ケロミンと呼ばれ、後になって小型廉価版として発売されたのがコケロミンと呼ばれています。
コケロミンには、コケロミン・アマガエルやコケロミン・ライム、コケロミンロゼといった種類が存在していますが、それぞれに特徴があります。
例えば、コケロミン・ライムにはドラムモードが搭載されており、音階だけではなく打楽器の音 まで表現してくれるのです。
また、コケロミン・ロゼについては極力難しい設定は無くされており、初心者には大変優しい入門用のケロミンになっています。
種類によってこのように特徴が違うので、ケロミンの演奏仲間同士で集まってバンドのように合奏してみるととても面白くなりそうですよね。
*世の中には知らない楽器がたくさん存在していますね。皆様はケロミンをお聞きになったことがありますか?独特とだけ申しておきましょう。
最後に「くるみパンの日」について。
なぜ毎月3日が「くるみパンの日」なのかというと、毎月3日が「毎月来るみっか(3日)」という語呂合わせであることから「くるみパンの日」としたことが由来となっています。
日本ではアメリカのカリフォルニア産のくるみについてはそのほとんどがくるみパンの材料として利用されているそうです。
そんなくるみパンを定期的に味わってもらいたいという目的から「くるみパンの日」が制定されることになりました。
「くるみパンの日」についてはカリフォルニアくるみ協会によって制定された記念日となります。
日本ではあまり進んでくるみを食べるような食文化はありませんが、くるみにはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれていて、人間の身体を健康に保つためにうってつけの食材なんです。
また、くるみはたくさん食べると太ってしまいますが、腹持ちがよく少量ずつ食べていればお腹が空き辛くなることから、ダイエット向きの食品でもあります。
みなさんも毎月3日の「くるみパンの日」をきっかけにしてくるみやくるみパンを食べる食習慣を始めてみてはいかがでしょうか?
くるみを漢字で書くと「胡桃」と書くのは漢字に詳しい人ならば知っているかと思います。
しかし、なぜくるみを漢字で書くと「胡桃」となるのかその成り立ちまで知っている人は少ないと思います。
まず胡桃の「胡」という漢字についてですが、これは実は昔の中国の北方にあった国の名前のことなんです。
くるみはこの「胡国」と呼ばれる国から日本に伝わったものだとされていることから「胡」という漢字が使われることになりました。
そして、胡国から伝わったくるみの形が桃に似ていたことから「桃」という漢字も使われるようになりました。
つまり、胡国から伝わった桃のような食材であることから「胡桃」という漢字が誕生したのでした。
ドイツの伝統工芸品といえば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
おそらくは「くるみ割り人形」を想像される人がとても多いでしょうし、ドイツ旅行のお土産の定番でもありますよね。
しかし「くるみ割り人形」という名前であるのにも関わらず、実際にくるみ割り人形がくるみを割っているところって日本ではあまり見かけないですよね。
日本でくるみを食べる場合には、そのほとんどが金属のくるみ割り器で割って食べられています。
これは日本で食べられているくるみとヨーロッパで食べられているくるみの硬さが全然違うからであり、日本のくるみの方が圧倒的に硬いからなんです。
ヨーロッパで食べられているくるみは日本のものに比べて殻が柔らかいことからくるみ割り人形でも割れますが、日本のくるみは硬すぎてくるみ割り人形では割ることが出来ないんです。
*皆様は「くるみパン」お好きですか?以前流行りましたよね?僕は出張に行ったときの朝、たまに食べます。あの食感はなかなかですね。
今週も宜しくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/