牛タンの日・カラーテレビ放送記念日・下水道の日「今日は何の日・9月10日」

9月10日火曜日

皆様おはようございます。まだまだ蒸し暑いですね!体調は万全ですか?エアコン使っていますか?水分補給は十分ですか?

今日は「牛タンの日」「カラーテレビ放送記念日」「下水道の日」です。

まず「牛タンの日」から。

なぜ9月10日が「牛タンの日」なのかというと、9月10日という日付が「牛(9)タン(ten)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「牛タンの日」については宮城県仙台市にある仙台牛タン振興会によって2006年に制定された記念日となります。
現在では牛タンの専門店が全国的に展開されているなど、庶民の味として有名になった牛タンですが、実は牛タン業界自体は元々はかなり閉鎖的な業界だったそうです。
牛タン専門店についてはお店ごとにこだわった調理法や秘伝の技があったりするなど、自分の店の味を守るためにあえて牛タンの専門店同士が積極的に関わるようなことはなかったそうです。
そこで、そんな牛タン業界に危機を感じた仙台を代表する牛タンの名店が5社集まり「仙台牛タン振興会」が発足されることとなりました。
「団結して仙台名物の牛タンを守ろう」という思いから活動を続けた結果、現在では加盟店の数も100社以上となっているそうです。
現在も「仙台の食文化を守り引き継ぎ、全国の人々に本当に美味しい牛タン焼きを食べてもらいたい」という共通の思いをもって、牛タンに関する情報を発信するなど活動を行っています。
仙台以外にも牛タンの専門店の情報が掲載されていますので、牛タンが食べたいという人は「仙台牛タン振興会」」のホームページを活用してみてくださいね。

昔から牛肉を食べるという文化は日本にもありましたが、実は牛タンが広く食べられるようになったのは終戦後のことだったって知っていましたか?
なぜそこまで牛タンが広く食べられるようになったのかというと、戦後にアメリカ軍が日本に駐在していたことが関係しているんです。
アメリカ人も牛肉をよく食べる食文化なのですが、アメリカ人は牛の舌やしっぽなどの部位を食 べるという文化がなかったため、牛の舌などはよく残されたそうです。
そこで、アメリカ人が残した牛の舌やしっぽなどを部位を日本人が手に入れることによって、調理して食べられるようにしたものが、牛タンであったり牛テールスープとなったのです。
基本的に日本人は食材を余すことなく使い切るという食文化だったため、余った牛の舌やしっぽについても調理次第でいくらでも美味しく食べられるようになると考えたんでしょうね。
当時は余りものでしたが、現在では牛タンは値段が高く高級な食材となっています。

牛タンが焼き肉の定番となって庶民的なものとなったといっても、正直いって牛タン専門店などの値段設定は高めですし、大衆的な焼き肉屋で牛タンを注文しても値段は少し高めに設定されていますよね。
それは、昔はアメリカ軍の余りものとして食べられていたものが、現在では希少部位だとされているからなんです。
牛タンは50kgの牛一頭からわずか2kgしか取ることのできない希少部位なんですね。
更に通常の牛の舌の先は固くなっているため食用としては提供することが出来ないのです。
そのため、一頭から取れる牛タンの量はより限られてくるため、当然ながら価格も他の部位と違って高めの値段設定にされているのでした。

*牛タンだけが高騰していますね!中国が大量に買ってしまっているかららしいです。困った国です。

次に「カラーテレビ放送記念日」について。

なぜ9月10日が「カラーテレビ放送記念日」なのかというと、1960年9月10日にNHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始したことが由来となっています。
それまで白黒だったテレビがカラーで見られるようになることから、多くの人がカラーテレビを買ったと思われますよね。
しかし、9月10日のカラーテレビの本放送開始とともに普及したカラーテレビの台数はわずか1200台程度だったとされています。
なぜなら、当時のカラーテレビの価格は52万円もするとても高級なものだったからなんです。
1960年当時の大卒男子の初任給が16,115円だったことから、52万円という価格はとても一般家庭が手を出せる価格ではないことがわかりますよね。
その後も1964年に東京オリンピックが開催されることからカラーテレビの放送は徐々に整備されていきました。
そして、カラーテレビが放送開始されてから13年が経過した1973年には、ようやくカラーテレビの普及率が白黒テレビの普及率を上回ることが出来たのです。
現在はテレビはカラーなのが当たり前になっていますが、ほんの40~50年前まではむしろ白黒の方が主流だったのは驚きですよね。

テレビでニュースなどを見ていると、犯罪の容疑で逮捕された人にかけられている手錠にモザイクがかけられていることがありますよね。
テレビドラマなどでは手錠にモザイクがかけられずに普通に放送されていますが、これには何の違いがあるのでしょうか。
実は報道番組などで手錠にモザイクをかけるのは、逮捕された時点ではまだ「容疑者」であり「犯罪者」として確定しているわけではないからなんです。
手錠をかけられてパトカーなどに乗せられる姿がメディアを通して視聴者の目に触れてしまえば「犯罪者」のように見えてしまいますよね。
容疑がかかっているだけで、後日になって冤罪となってしまっても、一度手錠をかけられて犯罪者のように報道されてしまっては社会復帰が難しくなります。
そのため、人権を守るためにもまだ容疑者である段階では手錠にモザイクをかけるようにしているそうです。


テレビを見ている時に「ピー」という音が挟まって出演者の声がさえぎられることがありますよね。
いわゆる「放送禁止用語」と呼ばれるものなんですが、どこからどこまでが「放送禁止用語」となるのか不思議に思ったことはありませんか?
実はそもそも「放送禁止用語」というものは、ごく一部の例外を除いては明確に存在しているわけではないんです。
法律によって「放送禁止用語」が定められているわけではないので、これは放送事業者が自主的に放送したらまずいと判断したワードを規制しているだけなんですね。
主に視聴者からクレームがあったり、時間帯によって放送していい言葉などを選んで各局が自主判断であの「ピー」という音をはさんでいるのでした。

*テレビはさんざん子供たちに悪影響の番組を放送ばかりしているのに、自分たちの都合で「放送禁止用語」なるものを作って、変な自主規制をしています。TV業界は変わった世界ですね。

最後に「下水道の日」について。

なぜ9月10日が「下水道の日」なのかというと、この頃が立春から数えて220日目ごろで台風のよく来襲する時期であり、雨水を排除する必要性が高まることが由来となっています。
また、この時期が浸水対策を役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに最適であることも「下水道の日」の由来となっています。
「下水道の日」については、建設省(現在の国土交通省)によって1961年に「全国下水道促進デー」として制定されました。
その後、2001年には現在の「下水道の日」として改称されました。
9月10日を基準として前後一週間には下水道の整備の促進について、人々の理解と協力を呼びかける為にさまざまな行事が行なわれているそうです。
下水道というとトイレやシンクから出る生活排水が流れているイメージがありますが、実は梅雨 や台風の多いシーズンには雨水を排水するのに活躍しているんです。
特に東京などの都市部についてはビル街が多く緑が少ないことから地面が雨水を吸収してくれないため、他の都市に比べて排水に関する設備が整っているそうです。
もしも東京に下水道などの排水設備が完備されていなかったら、地下鉄なども多く走っているため、そのような地下施設が浸水してしまって使い物にならなくなっていることでしょう。
人間が生活する以上、生活排水は必ず出てしまいますから、下水道は人間にとっては欠かせない設備となっています。

日本は先進国と言われていますが、下水道に関していえば実は他国に比べても発展途上だとされているのは知っていましたか?
日本で下水道などが完全に普及したのは江戸時代のことでした。
その頃のヨーロッパでは下水道などが完備されていなかったため、平気で道端に汚水などを捨てたりしていた結果、疫病が蔓延するなどの事態が発生していました。
その頃から日本の下水道は発展を遂げていたのですが、なぜ現在は先進国に比べて下水道の発展が遅れているのでしょうか。
これは文化の違いがあって、日本では排水溝などが詰まってしまう事から極力ゴミなどを下水道に流さないようにしています。
しかし、外国ではゴミを丸ごと下水道に流してしまうこともあるため、下水道が発展していないと下水を処理し切ることが出来ないんですね。
日本の下水道は発展途上という書き方をしましたが、そもそも現在のレベルでも下水を処理し切ることができるため、発展をさせる必要が無かったのです。
例えば、他国と同じように日本でもゴミを下水に流し始めたら、下水の処理が追いつかないと予測されています。

日本中の道路のどこにでも設置されているマンホールですが、普段はあまり気にかけて見ることはありませんよね。
実はマンホールの蓋には共通点があって、ほとんどのマンホールの蓋は奇麗な丸い形をしているのです。
言われてみれば四角い蓋のマンホールって見た事が無い気がしませんか?
マンホールの蓋が丸いのには様々な理由があります。
まず、地中に穴を掘るのに丸い形が適していることがあげられます。
また、四角いマンホールの蓋と違ってマンホールに蓋をする時に形に合わせて回転させる必要が無く、容易に蓋をすることができることも利点の一つです。
マンホールの蓋の重量は意外にも50kg以上あるので、蓋を回転させるだけで一苦労するんですよね。
四角いマンホールの蓋にしてしまうと、蓋の角度によっては誤ってマンホール内に蓋を落下させてしまう可能性がありますが、丸い蓋は落下させてしまう心配がいらないということも利点となっています。


*日本は下水道後進国なんですよね。周りが海なので全部海に流しているという噂もありますが真相は如何に!?

本日も宜しくお願いいたします。

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