5月6日土曜日
皆様おはようございます。GWもあと2日。十分楽しんでいますか?
今日は「立夏」「コロッケの日」「迷路の日」「ゴムの日」です。
まず「立夏」から。
2023年の⽴夏は5⽉6⽇となります。
「2023年の⽴夏は」という書き⽅をしましたが、実は⽴夏はその年によって⽇付が変わってくるのです。
そもそも⽴夏とは「⼆⼗四節気」と呼ばれるものであり、簡単にいえば⽇本の季節を⼆⼗四に分けて表現したものといえばわかりやすいでしょうか︖
⼆⼗四節気は太陽の通り道である⻩道が基準となっており、太陽が⻩道を⼀周するのにかかる時間は正確に365⽇ではありません。
そのため4年に1度うるう年があり、この関係から⼆⼗四節気についても⽇付が⼀定ではないのです。
有名な⼆⼗四節気には春分や秋分、夏⾄や冬⾄などがありますが毎年同じ⽇に決まっているわけではありませんよね。
⼆⼗四節気の中でも⽴夏は「夏の季節の始まりの⽇」とされています。
⽴夏は夏の始まりでもあることから、それまでは⾵が冷たく感じる⽇もありますが、ここから⾵も少しずつ暖かくなり、⼼地よい気温の続く季節となります。
⽥植えや種まきなど農作業に適した季節でもあり、梅⾬が近づいている事から夏に向けての⾐替えを⾏う季節でもあります。
夏といえば海ということで海に関係する雑学を⼀つ。
海って時間帯によって⽔位が変わりますよね。
海の⽔位が最も⾼い時間帯の事を満潮といい、海の⽔位が最も低い時間帯のことを⼲潮といいます。
しかし、なぜ海の⽔位が変化するのか不思議に思ったことはありませんか︖
実はこの⽔位の変化には⽉の引⼒が関係しているのです。
⽉の引⼒が最も強い時には海⾯が盛り上がるため⽔位が⾼くなり、逆に⽉の引⼒が弱い時には⽔位が低くなるのです。
海の満潮や⼲潮といった現象が実は地球の影響ではなく、宇宙のしかも⽉の影響を受けているなんて驚きですよね。
夏の⾵物詩に花⽕もあげられるのではないでしょうか︖
花⽕の歴史って実は意外と⻑くて1589年には既に存在していたんです。
1972年に出版された「伊達家治家記録」というものに、1589年には⽶沢城で伊達政宗が唐⼈による花⽕を楽しんだと記載があります。
もしかすると更に以前から花⽕というものが存在していたのかもしれませんが、花⽕を⽇本で初めて⾒た⼈は伊達政宗ということになりますよね。
ちなみに、打ち上げ花⽕を打ち上げるためにかかる値段は、3号⽟が3400円、5号⽟が1万円、10号⽟は6万円、20号⽟が60万円だとされています。
*立夏とは
立夏とは二十四節気の1つで、「夏の始まり」を意味します。「立」は中国語で「始まる」という意味です。太陽の位置を表す黄経で45度の時を言い、新暦では5月5日~6日ごろになりますが年によって変わります。ちょうど子供の日のあたりで立夏を迎えます。
◆立夏は二十四節気の1つ
二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。
二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至、1年で最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分」と呼ばれています。
この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。
立夏はこの春分と夏至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から夏が始まります。
夏の節気は立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑となっており、立夏は夏の最初の節気です。
また、立春・立夏・立秋・立冬の4つを「四立」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節」と言います。
◆2023年の立夏はいつ?
2023年の立夏であれば、以下のようになります。
・日付としての2023年の立夏は5月6日。
・期間としての2023年の立夏は5月6日~5月20日まで。
◆春夏秋冬の決め方
けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。
ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。
そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。
◆二十四節気と七十二候
この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。
1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。
日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。
さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。
なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
◆立夏の七十二候(日本)
内容 | 時期 | |
---|---|---|
初候 | 蛙始めて鳴く | 5月5日頃 | 5月9日頃 |
次候 | 蚯蚓出ずる | 5月10日頃 | 5月14日頃 |
末候 | 竹笋生ず | 5月15日頃 | 5月20日頃 |
田んぼから蛙の合唱が聞こえ始め、土からミミズが這い出し、竹林のあちこちからタケノコが頭を出しています。猛暑になるまでにはまだ日がありますが、夏の気配が感じられる季節です。
◆日本の端午の節句
◆田植えの時期
◆「称人」という立夏の習慣
三国時代、益州建寧郡の豪族・孟獲(もうかく)は蜀に帰順して諸葛孔明に従いました。諸葛孔明は臨終の時孟獲に、自分の主である蜀の劉備の息子・劉禅(りゅうぜん…劉備の息子)を託します。その日は「立夏」でした。
その後晋の武帝・司馬炎が蜀を滅ぼし、劉禅を捕虜としますが、孟獲はその後も諸葛孔明との約束を守って、毎年立夏になると兵を率いて洛陽に行き、劉禅の体重を測るように求めます。もし晋が劉禅にひどい仕打ちをしていたなら体重が減る、そうなったら兵を出すぞと脅したのです。そこで晋の武王は立夏の日になると、糯米にえんどう豆を入れて炊いた美味しいご飯を用意して劉禅に食べさせたと言われます。
この言い伝えが後世に伝わり、立夏の日は村の入り口に大きな秤(はかり)を置き、村人は代わる代わる体重を測ったそうです。古い詩にも「立夏称人軽重数 秤懸梁上笑喧鬧」とあり、立夏に皆で体重を測り、笑いあう様が描かれています。「あんた見掛けは細いけどけっこう太ってるわね」「私、水を飲んでも太るのよ」「ウソウソ、きっとみんなに隠れてひとりで美味しいもの食べてんじゃない」なんて言いあっていたのでは?
◆五月五日の背比べ
◆立夏の行事・イベント
◎母の日
◎葵祭
6世紀から行われており、京都三大祭の1つに選ばれています。
◆立夏の「旬の食べ物」
◎プリンスメロン
◎新茶
◆立夏の「季節の花」
◎藤
ゴールデンウィークのあたりで見ごろを迎えるため、各地の藤の名所は多くの人でにぎわいます。
◆アヤメ
◆シャクヤク
◆ハハコグサ
◆レンゲソウ
次に「コロッケの日」について。
なぜ5⽉6⽇が「コロッケの⽇」なのかというと、五(こ)六(ろ)で「コロッケ」という語呂合わせが由来となっています。
コロッケなどの冷凍⾷品を製造する株式会社「味のちぬや」によって制定されました。
「味のちぬや」は⽇本⼀のコロッケメーカーを⽬指して様々な冷凍⾷品を流通しているそうです。
コロッケってじゃがいもがメインの料理のため昔から⾷べられていたと思われがちですが、実はコロッケが誕⽣したのは明治時代に⼊ってからのことなんです。
「コロッケの⽇」については「庶⺠の味⽅として親しまれてきたコロッケを春の⾏楽シーズンに家族で⾷べてもらいたい」という願いから制定されました。
コロッケは庶⺠的な⾷べ物で、どこのスーパーやコンビニなどの惣菜コーナーを⾒ても置いてありますが、家庭で作ろうと思うと意外に⼿間がかかってしまうんですよね。
普段は惣菜で買って⾷べるものですが、5⽉6⽇には⼿作りでコロッケを作って⾷べてみてはいかがでしょうか︖
街の個⼈がやっているお⾁屋さんに売られているコロッケって⼿作りの味がしてとても美味しいですよね。
コロッケ以外にもメンチカツなどの揚げ物が売られているのを⾒かけます。
しかし、そもそもなぜお⾁をメインとして扱っているお店でジャガイモの料理であるコロッケが売っているかを知っていますか︖
お⾁屋さんのコロッケに使われているひき⾁は、お⾁屋さんで様々な部位の⾁を切り分けた時に余ったものを混ぜ合わせたものが多いそうです。
ひき⾁は通常の⾁と⽐べても空気に接する⾯積が⼤きいため、すぐに酸化してしまい、⾊が変⾊して傷んでしまいます。
まさかそんなひき⾁をお客様に出すわけにはいきませんし、かといって全て捨ててしまうのはもったいないですよね。
そこで考えられたのがき⾁をコロッケに利⽤するという⽅法でした。
⾁屋で仕⼊れた⾁を使っているので普通のコロッケよりもおいしくて、更に安価であることから流⾏となり、⾁屋でコロッケが売られるのは定番となっていきました。
コロッケは明治維新の影響で⾷べられるようになった事は説明しましたが、そのコロッケのルーツはフランス料理にあるとされています。
そもそもじゃがいも⾃体は安⼟桃⼭時代にオランダ⼈から伝えられたとされていますが、当時の⽇本のイモと⾔えばさつまいもであり、⽢味の無いじゃがいもはあまり⾷⽂化として定着しなかったようです。
しかし、明治維新以降は⾊々な⻄洋⽂化が⽇本に⼊ってくるようになり、⾷⽂化についても例外ではありませんでした。
フランス料理の前菜である「クロケット」という料理も明治時代に⽇本に伝わったもので、これが現在のコロッケのルーツだとされています。
クロケットは中⾝がホワイトソースになっているため、これを⽇本⼈の好みの味にアレンジを加えた結果じゃがいもが使われ、これがコロッケの誕⽣だったようです。
なんとなく「クロケット」という発⾳も「コロッケ」に似ている感じがしますよね。
*皆様は「コロッケ」お好きですか?最近ではスーパーで買う人が多いのですかね?僕は小さい頃、母に作ってもらった手作りコロッケは好きでしたね。
次に「迷路の日」について。
なぜ5⽉6⽇が「迷路の⽇」なのかというと、「5⽉がMay(メイ)」と「6⽇がロ」という語呂合わせが由来となっています。
迷路は書籍化されていたり、巨⼤な迷路のアトラクションが建設されていたりなど、⼦供から⼤⼈まで楽しめるものですよね。
筆者も⼦供のころに迷路の本を買ってもらって遊んでいた記憶があります。
都市部にはあまり⾒かけませんが、地⽅では植物を迷路として利⽤したひまわり迷路などもあり、⽇本全国に様々な迷路があることから迷路が根強い⼈気があることがわかりますよね。
しかし「迷路の⽇」については、いったい誰が何の⽬的のために制定されたものなのかは定かになっていません。
そのため、いつ頃から「迷路の⽇」が存在しているのかもわかっていません。
おそらく5⽉6⽇の「迷路」という語呂がわかりやすいものであったことから、誰かが⾔い始めて⾃然と広まっていったものだと推測されます。
皆さんは書籍などの迷路ではなくアトラクションとしての迷路で遊んだことはありますか︖
書籍などで遊ぶ迷路は簡単に⾏ったり戻ったりできますが、実際の⾜で迷路を歩いているとかなり疲れますし、だんだんと東⻄南北がわからなくなっていってしまうんですよね。
⾃分の⾜で歩くのが好きで迷路好きという⽅にぜひとも挑戦して欲しい迷路でイタリアの「メゾン・ラビリンス」という迷路があります。
このメゾン・ラビリンスは2017年現在では世界最⼤の迷路だとされています。
なんとその総⾯積は1万9530坪にもなり、⾼さ5メートルの⽵の壁が迷路に挑戦する⼈の視界を遮ります。
迷路の中央に建てられている建物を⽬指して攻略する迷路なのですが、なんとゴールにたどり着くまでの距離は3km以上あるとされています。
普通に3km歩くのはそこそこの距離になりますし、右も左もわからないところをうろうろしていると疲労度も増しそうですよね。
ゴールである建物にたどり着くと疲れた⾝体を休ませるためのカフェやレストランがあるようです。
世界⼀難しい迷路は⽇本⼈が作ったものとされているのって知っていますか︖
⼿作りで作られた世界⼀難しい迷路は約86cm×61cmの⼤きさの巨⼤迷路であり、なんと7年もかけて迷路を完成させたのです。
⽇本⼈の野村さんという⽅によって作られたのですが、屋根裏で放置されていたこの難解な迷路を野村さんの⼦供が⾒つけたのでした。
偶然発⾒された迷路は野村さんの⼦供によって「パパの迷路」と命名されたそうです。
*皆様は「迷路」を経験したことがありますか?コロナ渦中「人生の迷路」に陥っている方が多いのではないでしょうか?僕もその一人です。
最後に「ゴムの日」について。
なぜ5⽉6⽇が「ゴムの⽇」なのかというと、五(ご)六(む)で「ゴム」という語呂合わせが由来となっています。
ゴム製品をPRする為に制定されました。
しかし「ゴムの⽇」を定めた団体やいつ頃から制定された記念⽇なのかは情報がありませんでした。
どの団体が始めたのかはわかりませんが「ゴムの⽇」にちなんで実際にゴム製品をPRしている企業は毎年あるそうです。
ゴム製品の歴史は意外と⻑くて、実は6世紀ごろからすでにアフリカではゴムが使われていたとされています。
コロンブスが航海でカリブ海にあるイスパニョーラ島を訪れた際に、原住⺠がよく弾むボールで遊んでいたことがきっかけでゴムが発⾒されてヨーロッパに伝えられたとされています。
ゴムは⽇⽤品から⼯業製品まで様々な場⾯で活躍するものであることから、ヨーロッパに伝わったあとには様々な製品に利⽤されたんでしょうね。
ゴム製品の購⼊を考えている⽅は5⽉6⽇に買いに⾏くともしかすると安く⼿に⼊るかもしれません。
ゴム⾵船を買ったことがある⼈は知っているかもしれませんが、ものによっては新品のゴム⾵船なのになぜか⽩い粉のようなものがついていることがありますよね。
ゴム⾵船を膨らませる時には当然ゴム⾵船に⼝をつけることから、⽩い粉がついていると膨らませるのに抵抗がある⼈もいますよね。
しかしあれは製造過程でついた粉などではなく、ちゃんとした理由があって表⾯を粉でコーティングするようにしているんです。
ゴム⾵船の原料として使われているゴムの⽊から採取できるラテックスというものが、実はとても熱に弱く、気温が⾼くなった際にゴム⾵船が劣化してしまうんですね。
また、気温の⾼さが影響してゴム⾵船同⼠がくっついてしまって、はがす際に破けてしまうといった事態が発⽣します。
あの粉はこういったゴム⾵船の劣化を防ぐためにつけられているものなんです。
そして、もちろん⼈の⼝に⼊ってしまうことを想定していますから、⼝に⼊れても安全な素材である「でんぷん粉」などが使⽤されています。
ゴムやグミやガムって発⾳が似ていますし、どれも弾⼒があって共通点が多いですよね。
それもそのはず、実はもともとは同じ単語なのです。
⽇本に輸⼊された際には明確に呼び分けがされていたため、別のものとして定着していますが、英語ではガムもゴムもどちらも「ガム」と呼びます。
また、オランダ語ではガムもゴムもどちらも「ゴム」と呼ばれています。
⽇本にはそれぞれ別の国から輸⼊されたために別物となったんですね。
更にドイツ語ではガムもゴムもグミもすべて「グミ」となるようです。
*ゴムは便利ですよね。今は様々な色や大きさのゴムがあります。簡単に手に入りますが「大事に」使いたいですね。
ステキなGWをお過ごしくださいね。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!
https://higashiyamarintaro.net/
2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ10,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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