ABBA VOYAGEオープニング後に筆者取材により「ABBA VOYAGEコンサートは、実はまだまだたくさん曲が録音されている」「セットリストの変更はありうるのではないか?」と宣言したが、そのことがどうやら本当らしいことが明確になってきた。
ABBA、バーチャルコンサート『Voyage』のレジデンスを大幅に変更し、新曲を発表予定だという。
ABBAは、ホログラムが演奏する22曲よりもはるかに多くの曲を録音しており、今後数年間、そして彼らが死んだ後もずっと、曲の見直し、リミックス、並び替えを計画している。
Voyage Londonのレジデントコンサートでスリルを味わったABBAのファンは、もう一度このショーを見に行く理由ができたと思う。
アグネタ、ビヨルン、ベニー、フリーダからなるABBAは、イーストロンドンのストラトフォード近くのクイーンエリザベスオリンピックパーク内にある専用のコンサートホールでホログラムの形で不滅になったのである。
この4人組は、22曲のセットリストと『ABBAtar』ホログラムを作るために、モーションセンサーのついた衣装を着て自分たちの歌を録音しましたが、時期がくれば自分たちの常設コンサートが新しい命を吹き込むために、はるかに多くの曲を録音したことが確認されています。
ベニーの息子ルドヴィグは、グループが非常に多くの曲を録音したため、スターが亡くなった後でもセットリストを変更し続けることができると明かした。
彼はThe Sun紙にこう語っている。「僕たちは、自分たちが使うと思っていたよりも多くの曲を作ったんだ。だから、より多くの素材があるんだ」
「もしこれが続いて、人々が見に来たいと言い続ければ、曲を変えたり、ショーを更新したりするつもりだ、それも楽しいからね」。
また、世界各地にVoyageレジデンスセンターを建設する可能性も示唆している。
彼はこう言っています。「夢は、南米、東南アジア、北米のどこかに作ることです」。
昨年リリースされた『Voyage』は英国をはじめ世界中のチャートで首位を獲得したが、さらなる新曲を望む敬虔なABBAファンは、願い続ける必要があるのだろう。
ベニーは昨年、この成功にもかかわらず、グループがこれ以上音楽を作ることはないと宣言していた。
彼はThe Guardian紙にこう語っている。「ABBAがもう二度とないなんて言ったことはないんだ…でも、今なら言えるよ、これで終わりだってね」。
一方、ビヨルンもザ・サン紙とのチャットでこの考えを明らかにし、こうコメントしている。「あのようなことをするとき、人々がどのように受け取るかはわからない。あのアルバムをリリースしたのは、そんな誇りをもってのことだったんだ」
「ABBAの音楽はもうないと思う。あれは間違いなく僕らの最後のアルバムだと思う」。
別件、10曲入りのアルバム『Voyage』は昨年11月にリリースされた。しかし、このアルバムのために2曲の追加録音があったと言われており、最終的にはカットされなかった。
40年ぶりのアルバムという成功にもかかわらず、バンドはこれ以上音楽をリリースしないと宣言しているため、この2曲の廃棄曲はリリースされないとみられている。
いずれにしても、ABBA VOYAGEの「セットリスト変更」は筆者に取材通り、何かしらのタイミングで行なわれる可能性が高くなってきたと各紙が伝え始めた。
https://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/abba-planning-massive-shake-up-27436902