【連載⑨】間違いだらけの家庭教師選び「社会人家庭教師は『ニート』ばかりなのになぜ依頼するの?」

家庭教師の実態はすべて「35年間の取材」に基づいているモノですが、なかなか「春先は」読者に信じていただけないのが残念です。しかしどういうわけか皆さん、特に「冬」になると「東山さんのおっしゃっていたとおりでした」と考えを翻すことになります。今(春先)は恐らく「自分の家庭はそんなことはないからねえ」「周りから聞いたことないわ」「東山という人は馬鹿じゃない?東大コンプレックス?」と安楽な気持ちでいらっしゃるのでしょう。

では本日は「社会人家庭教師の実態」を探ってみましょう。

*ちなみに筆者は結子が中3の時に結子の家庭教師をしました!4ヶ月で偏差値20上げました!

第五章 社会人家庭教師の実態

東大、京大、早稲田、慶応など「偏差値が高い大学出身」の家庭教師に教えてもらえば成績があがると単純に考えていませんか?

ではお聞きします。東大、京大、早稲田、慶応など偏差値が高い大学を出たなら今頃「官僚」か「一流企業」で活躍し、日本を支えているはずです。なのに、なぜ東大、京大、早稲田、慶応を出て「家庭教師」をしている人がいるのでしょうか?
つまり彼らは「社会に馴染めず」「会社や公務員をクビ」になり「フリーター」「ニート」あるいは「ユーチューバー」などしているいわゆる「社会不適合者」なのです。

日本にはたくさんアルバイトがあります。ではなぜ「社会人家庭教師」は家庭教師をアルバイトに選ぶのでしょうか?

①自分が受験してきたことを教えれば良いのでラクだと勘違いしている(努力したくない)。

②他のアルバイトより時給が高いから。

③他のアルバイトだと「人間関係」など面倒なことが多いから。

◆家庭教師をアルバイトしている非学生家庭教師のうち「3人に2人」が「社会不適合者」です。

では「社会不適合者」とは何なのでしょうか?

1.「社会不適合者」の意味

「社会でうまくやっていくことが難しい人」を通常「社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)」と呼びます。

「社会不適合者」とは「社会でうまくやっていくことが難しい人」という意味の言葉です。

他人との協調性の無い人を批判したり、自分に社会性が無いことを嘆いたりするときによく使われます。

2.「社会不適合者」の3つの特徴

「社会不適合者」とは具体的にどのような特徴を持つ人物を指す言葉なのかを詳しく見ていきましょう。

「社会不適合者」の特徴としては、以下の3つが挙げられます。

・協調性が無い

・基本的なルールを守ることができない

・自分のことしか考えていない

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

●特徴1.協調性が無い

「社会不適合者」の特徴としてまず挙げられることは、「協調性がない」ということです。

たとえば、複数人で1つのプロジェクトに取り掛かる際、「自分は関係ない」という態度をとる人が挙げられます。

そして更に、その中には分担した作業もせずに別の仕事に精を出してしまう人もいるでしょう。

また、飲み会や会社の行事に一切参加しない人も例として挙げられます。

ただ、もし参加したとしても何も言わずに退席するなど自分勝手に振る舞う人も協調性が無いと言えるでしょう。

このように協調性の無い人は和を乱すとして嫌われ、「社会不適合者」のレッテルを貼られてしまいます。

●特徴2.基本的なルールを守ることができない

「基本的なルールを守ることができない」という人も「社会不適合者」とされます。

たとえば、出社時間どころかクライアントとの打ち合わせ時間も守ることができない人が当てはまるでしょう。

その他、法律に触れないものの、社則を無視したり、常識を無視したりする人は「社会不適合者」とされます。

このように基本的なルールを守れない人は人々から疎まれて、社会でうまくやっていくことができません。

●特徴3.自分のことしか考えていない

「社会不適合者」の最も困った特徴として挙げられるのは「自分のことしか考えていない」ということです。

たとえば、会社に多大な迷惑をかけるミスをしたとします。

そのようなとき、「社会不適合者」は責任を取るのが怖くて嘘をついたり、人のせいにしたりしてしまいます。

自分のことがかわいいあまり、他の人のことはどうでも良いと言わんばかりの行動をとってしまうのです。

思いやりのある行動ができないので、やはり周囲の人とうまく付き合っていくことができません。

3.「社会不適合者」に適した仕事は?

これまで、人から「社会不適合者だ」と思われるかもしれない特徴を紹介しました。

それぞれマイナスな部分もありますが、その裏返しとなるよい部分や、少し工夫すれば強みになる部分が存在する場合もあるのです。

この章では、あなたの「社会不適合な部分」を気にせずにすんだり、裏返しのよさを活かせたりと、ストレスが少しでも軽くなり楽しく生きられる職業を考えてみたいと思います。

以下、特徴別に、職業と収入の例をご紹介しています(収入は、2019年6月現在で、CLABEL・給料BANKを参考にした目安です)。

あくまで例ですので、他にも向いている仕事はあるでしょう。

「こんな自分に合う仕事はないかも」と悩まずに、下記も参考にしながら、就職・転職支援サービスなどに、自分の性格、やりたいこと、やりたくないこと、得意なこと、苦手なことなどを素直に相談してみましょう。

①人との関わりがそれほど多くない

会話など、人と接することが苦手なのであれば、モノや動物と接する仕事を探してみるのはいかがでしょうか。

もちろん、「まったく人と関わらなくて済む仕事」は、残念ながらありません。

業務そのものは一人でできても、打ち合わせや報告など、最低限のコミュニケーションは必要です。

とは言え接客業や営業よりは人と接する時間は少ないので、ストレスはそれらより少なくなります。

②マイペースにできる

「朝は苦手でも、夜は集中できる」「ある仕事は得意なのに、電話に出たり他人の仕事を手伝ったりするのは苦手」などということもあるかもしれません。

もちろんどんな仕事にも決められた期限と内容はありますので、その範囲で仕事を終わらせる必要があります。

しかし、逆に言うと、「納期を守って成果を出せるなら、働き方は自由」という職種もあります。

時間や場所にあまり縛られず、昼から働ける仕事、労働時間を縛られない仕事はいかがでしょうか。

●塾講師・家庭教師

放課後の時間がメインになるので、勤務開始時間は遅めで朝はゆったり過ごせます。
集団授業の方がお金は得やすいかもしれません。
平均年収は361万円が目安です。

③好き・得意を活かすことができる

好きなことをしていると時間が過ぎるのが早く感じることがありますよね。

好きや得意を突きつめることが仕事につながることもあります。

自分にはこれだ!と思うものがある方は考えてみてはいかがでしょうか。

●教育関係

家庭教師、塾講師や学校の先生、カルチャースクールの先生などがあります。
知識や技能を活かすことができます。
「社会不適合な自分が教育なんて…」と思うかもしれませんが、裏返しとなる「よい点」を活かせれば、いろんな生徒のことを理解することもできるでしょう。
学校の教員の平均年収は337万円ほどです。

◆まとめ

「社会不適合者」とは、「社会でうまくやっていくことが難しい人」を意味する言葉です。

その特徴としては、「協調性が無い」「基本的なルールを守れない」「自分のことしか考えていない」などが挙げられます。

しかし、「社会不適合者」だからといって何の仕事にも就くことができないわけではありません。

自宅1人でできるクリエイティブな仕事は「社会不適合者」にピッタリです。

また、黙々と続けられる単純作業、人と極力関わらずに済む仕事であれば、その才能を開花させられるでしょう。

こんな連中に大事なお子様を預けて本当にいいのですか?

ちなみに筆者も「社会人家庭教師」ですが「ジャーナリスト」「作家」をしながら「家庭教師」をしています。

つまり「ニート」ではありません!!!

しかし多くの東大・京大卒の社会人家庭教師は「社会からつまみはじかれた」「社会に通用しない」「ニート」の家庭教師です。

いくら「ブランド」が高くても「社会で通用しない家庭教師」は本当に信用できますか?

選ぶのは読者自身ですけどね。

(続く)

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