ミュージカルは、ハリウッドで最も古いジャンルの一つです。しかし、本当に楽しいミュージカルになるためには、単に良い楽曲がそろっているだけでは十分ではありません。
優れた作品は、登場人物たちが突然歌い始め、街中を踊りながら進んでいけるような、自由で解放的な感覚を作り出します。ロマンチックであれ、コミカルであれ、徹底的に大げさであれ、最高のミュージカルは、観客をその作品世界へ引き込む必要があることを理解しています。音楽を楽しみ、身体を動かしたくなる気持ちを誘うだけでなく、物語の感情にも夢中にさせてくれるのです。
今回は、とびきり楽しい時間をもたらしてくれるミュージカル映画を集めました。1960年代の名作から2020年代の現代作品まで、これらの映画は一切出し惜しみせず、心から楽しめる時間を届けてくれます。
最高のミュージカルとは、見終わった後に笑顔になり、サウンドトラックを口ずさみ、もう一度見たいと思わせてくれる作品なのだと、これらの映画は思い出させてくれます。
『マンマ・ミーア!』(2008年)
『マンマ・ミーア!』は、婚約者との結婚式を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)の物語です。ソフィは、自分の父親に結婚式のバージンロードを一緒に歩いてもらいたいと願っています。
しかし、ソフィは父親に一度も会ったことがありません。そして、父親である可能性のある男性が3人いることを知ります。母親のドナ(メリル・ストリープ)には内緒で、ソフィは3人全員を結婚式に招待します。それによって、母親と3人の男性が再会する、波乱に満ちた騒動が始まります。
非常にキャッチーなABBAの楽曲を中心に物語が組み立てられた『マンマ・ミーア!』は、見ているだけで楽しい気持ちになれる作品です。
美しいギリシャの風景、コミカルな場面、個性豊かで色彩にあふれた出演者たちによって、観客も一緒に歌いたくなるような映画に仕上がっています。
エネルギッシュなアマンダ・セイフライドとメリル・ストリープを中心に、「ダンシング・クイーン」や「スーパー・トゥルーパー」などのヒット曲が、出演者と観客が一体になって楽しめる壮大な場面へと生まれ変わります。
ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドをはじめ、出演者全員が作品に全力で取り組んでいることによって、楽しさはさらに何倍にも膨らみます。
ばかばかしく、突拍子もない作品ではありますが、決して退屈することはありません。この楽しいミュージカル映画には、同じように多くの人々から愛されている続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』があります。
*『マンマ・ミーア!』のみ掲載
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