【連載252】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?

『死者また増え165人に!熊本豪雨から昨日で半年!大阪府、熊本地震転入生受け入れ開始!』

12月22日木曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。熊本地震で被災し、その後、死亡した熊本県南阿蘇村と西原村の60代~80代の男女5人が新たに災害関連死と認定され、一連の地震で亡くなった人は165人になりました。

南阿蘇村は、熊本地震の被災者の遺族から災害弔慰金の申請を受け、避難生活での体調悪化などで亡くなった災害関連死にあたるかどうか審査委員会で審査しています。その結果、ことし4月~8月にかけて亡くなった70代から80代の男女4人について、地震後の生活環境の変化によって持病が悪化するなどしたとして新たに災害関連死と認定しました。また、西原村でもことし7月に亡くなった60代の男性が災害関連死と認定されました。一連の熊本地震で市町村が災害関連死と認定したのはこれで109人となり、熊本地震で亡くなった人は165人になりました。

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4月の熊本地震に追い打ちを掛けるように、県内で6人が犠牲になった6月の集中豪雨から21日で半年を迎えました。御船町では、土砂崩れに巻き込まれながら住民の手で救出された夫婦が仮設住宅での生活を続けています。「助かって良かった」との安堵(あんど)と、復旧の見通しが立たない現状への不安が入り交じる年の瀬です。

「天井が揺れて家が動いたと思ったら、記憶が途切れた」。渡辺美智子さん(78)は6月21日午前0時すぎ、御船町水越地区の自宅にいた。裏山が崩れ、夫の義則さん(83)が下敷きになりました。正気を取り戻した美智子さん。気付くと手に熊本地震の発生後、枕元に置いていた懐中電灯と携帯電話を握っていました。熊本市内の息子や知人に電話し、懐中電灯を振って夫の救助を求めました。

「両親を助けて」。隣家の左官岩永富蔵さん(64)に、熊本市に住む渡辺さんの息子から電話が入りました。近くの県道は土砂でふさがれ消防や警察の到着は難しかったのです。岩永さんは暗闇の中、腰まで土砂に漬かり渡辺さん夫婦の救出に向かいました。普段1分ほどで着く隣家まで約1時間かかりました。

倒壊した渡辺さんの家でかすかな明かりを頼りに美智子さんを助け出し、義則さんも地元消防団員らが救助しました。義則さんは肩の骨を折る重傷を負いましたが、美智子さんは「助けてもらってありがたい」と話しています。

渡辺さん宅は土砂に埋まり、岩永さん宅は母屋が倒壊しました。2軒は8月下旬町内の仮設住宅に入り、ここでも隣同士、助け合って暮らしています。

渡辺さんの家財は半年が過ぎる今も土砂の中。町内は地震の被害に遭った家屋が多く、岩永さんが申請した公費解体は順番待ちです。土砂の撤去は多額の費用がかかります。岩永さんは「震災も豪雨も経験して命だけは助かった。これ以上を望みにくいところもあるが」と遠慮がちに話しました。

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熊本地震の発生を受け、大阪府は被災地域の児童・生徒らの大阪府公立高等学校、大阪府公立支援学校への受入れを開始します。大阪府公立高等学校への転入学に要する入学検定料および入学料は特別免除されます。

大阪府は4月21日、平成28年(2016年)熊本地震における被災地域の児童・生徒らを大阪府公立高等学校および大阪府公立支援学校へ受け入れることを公表しました。公立高等学校、公立支援学校とも、転入学を希望する場合は各教育委員会担当窓口へ電話で問い合わせています。

対象は、いずれも熊本地震に被災し、大阪府内に転居することとなったため、在籍する学校へ通えない状況となった児童・生徒。ここで被災とは、激甚災害の指定および災害救助法の適用された地域に居所または現在籍校がある者を指します。

各担当窓口の電話番号は、大阪府Webサイトの「報道発表資料」で閲覧可能。平成23年3月11日に発生した東日本大震災の際にも、大阪府は児童・生徒の受入れを行いました。そのほか、東京都、石川県七尾市、鳥取県、神奈川県、新潟県などでも東北の児童・生徒を受け入れる動きがありました。

1.被災地情報

①県工事の入札不調相次ぐ!校舎など復旧遅れ懸念

熊本地震の復旧工事を中心とした県発注工事で、受注業者が決まらない「不調」「不落」が相次ます。4~11月の入札1289件のうち計75件と、前年の同じ時期に比べ7.5倍に上ります。県は建設業界の人手不足が原因とみており、工期延長など「制度の柔軟な運用」(監理課)で対応する方針。ただ、自治体発注の復旧工事が本格化するのは、国の査定が終わったこれから。業界からは「不調・不落はますます増える」との声が漏れています。

「内装も外装も、左官も確保が難しい。そんな状態で、工期に厳しい公共工事は避けたいと考えるのは当然だ。期待に応えたいという気持ちはあるが、妙案はない」。

熊本市の建築会社社長は、業界の現状をこう説明します。県内では労賃や資材も高騰しており、受注後に工事費がかさむことを懸念して、業者が入札参加を敬遠する傾向もあるそうです。

受注業者が決まらなかったのは、入札に参加する建設業者がいませんか、1社だったために成立しない不調が大半で70件。予定価格が数千万円規模の工事が多く、被災した高校の校舎なども含まれています。益城町のグランメッセ熊本の復旧工事では、業者が示した額が工事の予定価格を超えました。こうした不落も5件ありました。県はいずれも、再度入札するなどして対応しています。

入札件数に占める不調・不落の割合は5.82%で、前年度の0.73%を大きく上回りました。九州北部豪雨の復旧工事が集中して不調・不落が問題化した2013年度の5.74%も上回っています。

県は、対応策として工期の適切な延長に応じたり、入札参加の枠を拡大したりしています。国に対しても、東日本大震災で導入された年度途中での単価の変更や、交通費、宿泊費の増額に対応する「復興係数」を工事の予定価格に導入するよう要望しています。

県建設業協会の橋口光徳会長は「学校施設など建築分野での不調・不落が目立ってきている。今後増える市町村発注の復旧工事も心配だ」と話しています。

②被災の阿蘇山上 火山博物館、23日上映再開!

阿蘇市赤水の阿蘇火山博物館(池辺伸一郎館長)は、熊本地震で映写機が損傷した目玉施設の5面マルチホールでの上映を23日に再開します。地震前に完成していた新作で、阿蘇の火山の成り立ちや特徴を分かりやすく紹介します。

同ホールは、縦4メートル、幅6メートルの大型スクリーン5面に、映写機5台で投影する設備が売り。地震で4台が損傷し、11月1日の博物館の再開後は1台のみで上映していましたが、修理が完了しました。

復活に合わせ、新作「火山の噴火を探る」を上映。9万年前の阿蘇の大噴火を迫力たっぷりに再現したコンピューターグラフィックスや、ストロンボリ式噴火をする中岳の実際の映像などが目を引きます。噴火が熊本の文化形成にかかわったことにも触れ、興味深い内容となっています。上演時間は約15分。

2年ぶりとなる新作は地震前に完成し、5月の大型連休前からの公開を予定していました。

被災後、割り引きとなっていた同館の入館料は上映再開に伴い、通常の中学生以上860円、小学生以下430円となります。営業は午前9時~午後17時で、年末年始も無休。TEL09687(34)2111。

③南阿蘇中で災害対応学習会!負傷者誘導など実践

熊本地震で大勢の避難者を受け入れた南阿蘇村の南阿蘇中が昨日21日、災害対応の体験学習会を催し、約260人の全生徒が真剣な表情で避難所の運営訓練に当たりました。

生徒たちは11月以降、カードゲーム「HUG(ハグ)」を使い、避難所の設営・管理を模擬体験。実際に避難生活を送った生徒も多いことから、当時を参考にした実践的な訓練をすることにしました。

体育館に集まった生徒のうち、避難者役は車椅子利用者や観光客など多様な役柄で受け付けに列をつくりました。運営者役の3年生の27人は、避難者の世帯構成や持病の有無などを把握。妊婦や負傷者を優先誘導するなど知恵を絞りました。

傷病者を別の避難所に移送する場面では、正確な人数を把握できていないなど混乱も発生。運営者役の後藤菖太郎さんは「受け付け情報をもっと活用すべきだった。避難者の心境に配慮した誘導や指示が重要だと感じた」と反省しました。

体験学習会は熊本大の減災型地域社会システム実践研究教育センターが協力。2月まで繰り返し、より良い内容にします。

④大津町も一部損壊に見舞金!修理費100万円未満で10%

熊本県大津町は昨日21日、熊本地震で一部損壊した住宅の修理費が100万円未満の世帯に対して、町独自に見舞金として修理費の10%を支給すると明らかにしました。100万円以上の世帯には県の義援金10万円が配分されるため、対象外の世帯に町の一般会計から支出します。

同町に寄せられた義援金は約4640万円(19日現在)。配分は全壊に4万円(県義援金と合計84万円)、大規模半壊3万円(同43万円)、半壊1万円(同41万円)、修理費100万円以上の一部損壊1万円(同11万円)。

100万円未満の一部損壊に対しては、10万円以上30万円未満に一律3万円、30万円以上には修理費の10%を支給します。人的被害への配分は死亡者5万円、重傷者1万円。

同町の被害は震災関連死が4人、重傷者24人、全壊124件、大規模半壊216件、半壊1118件、一部損壊3244件。

弁護士や民生委員・区長の代表らでつくる町義援金配分委員会が決めました。申請は来年1月16日~再来年3月末まで、オークスプラザで受け付けます。半壊以上で既に県の義援金を申請した世帯は申請不要。

⑤県が警戒本部を解散!地震の災害対応、避難所閉鎖など受け

熊本県は昨日21日、熊本地震などの災害対応で8月末から設けていた災害警戒本部(本部長・本田圭危機管理監)を同日付で解散しました。休日や夜間の宿・日直、各部署の災害待機は通常態勢で継続します。

県危機管理防災課によりますと、11月までに応急仮設住宅の建設が終わり、すべての指定避難所も閉鎖。10月に爆発的噴火があった阿蘇中岳第1火口の活動が低下したことなどから解散を決めました。

県の災害対応では、前震が発生した4月14日に災害対策本部を設置し、8月31日に警戒本部に移行。地震回数が減少する中で、段階的に警戒態勢を縮小していました。

被災者の生活再建支援や復旧・復興施策は、知事を本部長に部局長らで構成する「復旧・復興本部」を主軸に進めています。

市町村の災害対策本部は34自治体が設けていましたが、16日の阿蘇市で全て解散しました。

⑥野良猫の不妊手術1週間で1890匹!獣医師ボランティアら

熊本市中央区の竜之介動物病院などでつくるボランティア団体「BOX竜之介」が11月22~28日に実施した野良猫の無料不妊手術キャンペーンで、手術した猫は1890匹に上りました。これまで実施した3回のキャンペーンでは最多だそうです。

同団体では2015年から、年2回の大規模なTNR活動(トラップ=捕獲、ニューター=不妊去勢、リターン=戻す)に取り組んでいます。今回は全国から19人の獣医師が駆け付け、ボランティア約百人が協力。多い日は353匹を手術しました。

過去2回で手術した猫は、1回当たり約1200匹ほど。熊本地震後、野良猫が増えたと実感しているという獣医師の徳田竜之介代表は「野良猫が家の敷地に現れるなど、自身の関心事となった人も多いのでは。協力者も増え、TNR活動の広がりを実感する」と話しています。

県と熊本市によりますと、2015年度に県内では猫1770匹が殺処分されました。「猫は多くて一生で60匹の子猫を産む。これ以上、不幸な猫を増やさないためにも継続的に活動を続けたい」と徳田代表。来年2月にも実施を予定しています。

⑦「コーヒー」復興の力に!県外出身者ら阿蘇市で開店

東京出身の木村智史さん(37)と神奈川県出身の菊池昭一さん(32)が、阿蘇市一の宮町宮地にコーヒー店「雲海珈琲焙煎(コーヒーばいせん)所」を開きました。2人は熊本地震後、阿蘇の自然を気に入り移住しました。

飲食店を経営していた木村さんは、地震のボランティアで阿蘇を訪問。移住を決め、コーヒー好きの友人の菊池さんを誘いました。阿蘇神社近くの広さ12平方メートルの物置を借りて11月11日に店を始めました。

ブラジル産やグアテマラ産など豆6種類を仕入れ、近くの湧き水を利用。地元産の牛乳を使ったカフェオレなど独自のメニュー5種類を用意しました。「阿蘇の水はやわらかくてとろみがあり、コーヒーの味が深まる」と菊池さん。25日まで、強い苦味が特徴のクリスマスブレンドもあります。

一帯の観光客は震災前に比べて3分の1に減っているといい、菊池さんは「店が阿蘇の観光復興の力になればうれしい。雄大な自然を感じながらコーヒーを味わってもらいたい」と話していました。雲海珈琲焙煎所TEL090(4784)5674。

⑧地震で損壊の2神社へ!人吉の国宝青井阿蘇神社から予備神殿

熊本地震で本殿や拝殿が倒壊した益城町の広崎神楽神社と東無田八幡宮の2社に、人吉市の国宝・青井阿蘇神社から予備の神殿が贈られました。

昨日21日は東無田地区の福永成一郎区長(68)ら3人が青井阿蘇神社を訪ね、境内にある参集殿で参拝に使われていた神殿(高さ220センチ、幅170センチ)を譲り受けました。神事の後、トラックに積み込み、東無田公民館へ運んで安置しました。

福永区長は「拝殿が全壊し、秋祭りもできなかったので、本当にありがたい。これで、新年の参拝もできます」と喜んでいました。

広崎神楽神社へは9日に提供されました。青井阿蘇神社の福川義文宮司は「お参りする場があるというだけで、地元の方々に喜んでいただけると思う。復興の足掛かりになればいい」と期待を語りました。

益城からの相談を受け、仲介した同神社語り部の立石芳利さん(69)は「県内では多くの神社が被災している。被害がなかった人吉から、今後も可能なかぎり応援していきたい」と話していました。

⑨8000人の笑顔がモザイクアートに!鶴屋百貨店が巨大懸垂幕

鶴屋百貨店は昨日21日、熊本市中央区の本館外壁に、約8千人の笑顔の写真を組み合わせたモザイクアートを掲げました。クリスマスキャンペーンの一環で31日まで。

縦12.5メートル、横9メートルの懸垂幕。11月中に来店した人に協力してもらいました。熊本地震から元気を取り戻した熊本のクリスマスをテーマに、阿蘇山や熊本城、サンタクロース姿のくまモンが描かれています。

地下2階の東館との連絡通路の壁面にも、12月23日からモザイクアートのパネルを設置します。

同店は「元気な熊本の姿を笑顔で表現したかったそうです。見る人に笑顔になってほしい」と話していました。

⑩熊本市動植物園が部分開園へ!ゾウとキリンのエリアなど

熊本市の大西一史市長は20日、熊本地震で被害を受け休園が続いている市動植物園(熊本県東区健軍)を、来年2月25日から土、日曜と祝日のみ部分開園すると明らかにしました。入園は当面無料。

再開を予定しているのは同園南側の約半分で、ゾウとキリンの展示エリアや動物ふれあい広場、花畑周辺、メリーゴーラウンドや観覧車など遊戯施設の一部。2月中に応急復旧工事が終了見込みだそうです。

下江津湖側の南門と、画図橋際に設ける臨時門から入場できます。開園時間は午前9時~午後17時。

大西市長は定例記者会見で、全面再開の時期を「2017年度のできるだけ早い段階を目指したい」と表明。

今年1月に方針を示していた同園の大規模再編整備については「国の災害復旧予算を活用するルール上、原状復旧が原則」とした上で、「老朽化が激しい猛獣舎など改良復旧ができる部分は、リニューアルする方向で進める」と述べました。

⑪主要体育館の復旧めど立たず!熊本地震で損傷

熊本地震で損傷した熊本市総合体育館など熊本都市圏を中心に主要な体育館の復旧のめどが立たず、空手の全国大会が中止になるなど来年度の屋内スポーツ大会への影響が出始めました。各大会を主催する競技団体は会場確保に奔走。使用できる一部施設は予約申し込みが殺到して“パンク”寸前。各団体は事業計画の見直しを迫られることになりそうです。

熊本市総合体育館は例年、12月1日~年明けの1月15日までを新年度の申込期間に設定。競技団体との日程調整を経て、週末予定の大半を埋めていきます。

しかし、今年はメインの大体育室の天井が損傷して復旧見通しが立たない状態。同体育館は「問い合わせ電話は相次いでいるが、事前申し込みを受け付けられない」と説明しています。年間約40大会を開く県卓球協会は同体育館を多く使用してきました。高木珠江理事長は「使えないのは大きな痛手」と話しています。

さらに、頼みの綱の県立総合体育館も、天井が落ちた中体育室の利用再開時期が未定。大体育室と中体育室を同時利用する大会の開催は難しい状況です。

高木理事長は「すべての大会を県立体育館で開くのは、他競技にも迷惑を掛ける」として、一部は遠方の体育館での開催も模索しています。「全国大会や参加者数が多い中学生の大会などに限って、県立体育館に申し込みたい」と話します。

県バドミントン協会は開催が決まっていた大学生の西日本大会を断念。主要大会の一部は県北や県南の体育館に会場を移して対応します。同協会の水野修身理事長は「来年度までは各地で大会を開催するしかない。仕方がない」と述べています。

こうした事情を反映して、熊本都市圏以外で規模の大きな体育館には、利用申し込みが集中しています。12月2日に事前申し込みを締め切った山鹿市総合体育館は、メインの第1アリーナに関しては「再来年3月以外は、すべての週末がすでに埋まった」そうです。大会が重複している期日も複数あり、一部の大会は別の体育館に移る可能性が出ています。

県内スポーツ関係者には「熊本は人口規模に比べて、大きな大会に対応した体育館や野球場、球技場など施設数が少ない」と指摘する声がもともと強くあります。震災を機にスポーツインフラの脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになった格好です。

⑫生活困窮世帯の子に給付金!新入生ら対象に募集

貧困状態の子どもを支援する公益財団法人あすのば(東京)は20日、熊本地震で被災し、入学や卒業などで来春新生活を始める生活困窮世帯の子どもを対象にした新たな制度「熊本震災 入学・新生活応援給付金」の募集を来年1月4日から始めると発表しました。年間、1人4万~6万円を計180人に給付します。

地震で家屋が損壊したり、収入が激減したりした世帯で、生活保護や住民税非課税の世帯、児童養護施設など社会的養護を受ける子どもが対象。成績は問わないが、応募多数の場合は選考となります。給付金は小学校入学生(30人)と中学校入学生(40人)が4万円、中学校卒業生(60人)5万円、高校卒業生または大学などの進学予定者(50人)6万円。

世帯収入や被災状況などを記入する申込書を郵送し、給付が決まれば、住民票や生活保護受給証明書、り災証明書なども提出します。締め切りは1月23日(消印有効)。

あすのばは昨年6月、民間の支援者らが設立。政策提言や街頭募金活動などに取り組んでいます。小河光治代表理事は「生活基盤の弱い世帯は災害でさらに困窮する恐れがある。出費のかさむ節目の時期に支援したい」と話していまし。TEL03(6277)8199。

⑬熊本地震の貢献消防団に感謝状!総務省消防庁

熊本地震で人命救助などに貢献したとして、総務省消防庁は20日、県内の41市町村の消防団に感謝状を贈りました。

東京・霞が関の法曹会館で贈呈式があり、高市早苗総務相が「自身も被災者でありながら地域のために昼夜を分かたず、懸命に活動を続けてくださった」と謝意を述べると、受賞者を代表して南阿蘇村消防団の中尾博昭団長(54)が「自信と誇りを持ち、消防団の使命を果たしていく」と応えました。

贈呈式後、益城町の本田寛団長(48)と西原村の馬場秀昭団長(60)が活動を報告。人命救助だけでなく、通行止めによる交通整理、避難所運営、窃盗被害を防ぐための見回りなど、幅広く活動したことを伝えました。

震災関連では、大分県内の14消防団にも感謝状を贈呈しました。

⑭「車中泊」対策強化を!熊本地震の課題検証報告書

政府の中央防災会議が設けた作業部会(主査・河田恵昭京都大名誉教授)は20日、情報通信技術(ICT)を活用したエコノミークラス症候群を引き起こす恐れのある「車中泊」への対策強化などを盛り込んだ熊本地震の課題に関する報告書をまとめました。

河田主査が同日、松本純防災担当相に報告書を提出しました。政府は今後、報告書を踏まえて防災基本計画や各種ガイドラインの改定などを検討します。

報告書では、自治体支援や被災者の状況把握、住まいの確保など熊本地震の課題を23項目に整理。車中泊など指定避難所以外の避難者対策では、携帯電話の位置情報機能を利用し、人が集まっている場所を把握できる手法の検討を進めるよう要請しました。

被災地の要請を待たずに国が主導する「プッシュ型支援」に関しては、物資の輸送が滞った事例を踏まえ、運送会社と協力し、物資の流れを把握できるシステムの導入を促しました。

り災証明書の発行事務で市町村の家屋調査や判定方法に違いが生じた問題では、都道府県が被災後、各市町村と課題の共有などを行う場を定期的に設けるべきとしました。

報告書を提出後に記者会見した河田主査は「熊本地震ではプッシュ型支援など初めての試みもあり、今後に生かすため、何を反省し強化すべきか重点的に議論した。政府の中でしっかり進めてほしい」と述べました。

部会は7月から7回開催。学識者や関係府省庁の担当者のほか、蒲島郁夫知事ら24人が委員を務めました。

⑮「食べて笑顔になって」!一勝地小が被災地へ支援米

熊本県球磨村の一勝地小(才藤紳二校長)は熊本地震被災地の支援活動として、全児童73人で作った米を、益城町の飯野小と南阿蘇村の南阿蘇西小に贈ります。激励メッセージなども添え、稲田成二教頭が昨日21日に両校に届けました。

一勝地小は昨年度から「米づくりプロジェクト」として、地域の協力を得ながら学校近くの棚田で米作りをしています。東日本大震災では福島県楢葉町の小学校に米を贈りました。

本年度は熊本地震の被災地に届けようと6月に田植えし、10月に稲を刈り、約540キロを収穫。このうち60キロずつを両校に贈りました。

児童らは「みんなで支え合って新しい熊本をつくろう」「インフルエンザがはやってきたので体に気を付けて」などのメッセージを一人ずつ書き、発送の準備を進めてきました。

6年生の松浦伊吹君は「心を込めて作った米を食べて、少しでも笑顔になってほしい。同じ県民だし、離れていても心は一つです」と思いを語っていました。

⑯避難所運営担う協議会、校区ごとに設置!熊本市

熊本市は20日、熊本地震の反省を踏まえ、災害時に避難所運営に当たる「協議会」を新たに校区ごとに組織することを決めました。仮設住宅の建設用地もあらかじめ選定しておきます。

同日開いた「熊本地震検証・熊本市地域防災計画改定検討委員会」の第5回会合で方針を決めました。今後さらに中身を具体化し、来年5月策定予定の新たな地域防災計画に盛り込みます。

熊本地震では住民と行政などの連携が不十分だったため、避難所運営に混乱もみられました。このため運営を担う組織をあらかじめ決めておくことにしました。校区自治協議会のメンバーら住民代表、学校などの施設管理者、市職員などでの構成を想定しています。

検討委では「住民自身が被災している時に、避難所運営に携わるのは負担が大きい」などの意見も出ました。

仮設住宅の候補地については、国が事前に設定しておくよう要請していますが、市は熊本地震前に決めていませんでした。食品など備蓄物資も不足したため、新たな計画では、最大11万人の避難者を想定して備蓄することにしています。

2.ここ一週間の地震

2016/12/22 06:01 22日 05:54頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/12/22 03:06 22日 03:02頃 和歌山県北部 1

2016/12/22 03:03 22日 02:59頃 和歌山県北部 1

2016/12/21 22:28 21日 22:24頃 トカラ列島近海 1

2016/12/21 22:21 21日 22:16頃 トカラ列島近海 1

2016/12/21 20:44 21日 20:36頃 トカラ列島近海 1

2016/12/21 20:39 21日 20:34頃 トカラ列島近海 2

2016/12/21 04:02 21日 03:55頃 鹿児島県薩摩地方 1

2016/12/21 00:30 21日 00:27頃 岩手県沖 1

2016/12/20 21:40 20日 21:37頃 沖縄本島近海 1

2016/12/20 14:52 20日 14:49頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/20 14:06 20日 14:02頃 鹿児島湾 2

2016/12/20 01:45 20日 01:41頃 福島県沖 3

2016/12/19 16:25 19日 16:21頃 茨城県沖 2

2016/12/19 15:53 19日 15:48頃 父島近海 1

2016/12/19 05:15 19日 05:12頃 福島県沖 2

2016/12/19 00:05 19日 00:02頃 福島県沖 1

2016/12/18 21:54 18日 21:51頃 岐阜県飛騨地方 1

2016/12/18 17:56 18日 17:53頃 福島県沖 1

2016/12/18 17:00 18日 16:57頃 鳥取県中部 2

2016/12/18 16:59 18日 16:55頃 鳥取県中部 3

2016/12/18 13:17 18日 13:14頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/18 12:02 18日 11:59頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/18 07:55 18日 07:52頃 鳥取県中部 1

2016/12/18 07:48 18日 07:45頃 鳥取県中部 1

2016/12/18 07:04 18日 07:01頃 鳥取県中部 1

2016/12/18 06:47 18日 06:41頃 鳥取県中部 1

2016/12/17 22:07 17日 22:04頃 青森県東方沖 1

2016/12/17 12:23 17日 12:20頃 宮崎県南部山沿い 1

2016/12/17 09:31 17日 09:28頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/16 19:41 16日 19:37頃 宮城県沖 1

2016/12/16 15:55 16日 15:52頃 福島県沖 1

2016/12/16 05:26 16日 05:23頃 和歌山県北部 1

2016/12/16 02:52 16日 02:49頃 福島県沖 1

2016/12/15 23:02 15日 22:59頃 茨城県沖 1

2016/12/15 19:21 15日 19:18頃 福島県沖 1

2016/12/15 14:31 15日 14:27頃 千葉県東方沖 2

2016/12/15 13:33 15日 13:30頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/15 10:44 15日 10:41頃 岐阜県飛騨地方 1

2016/12/15 10:34 15日 10:31頃 鳥取県中部 1

2016/12/15 10:11 15日 10:07頃 福島県会津 1

2016/12/15 05:01 15日 04:58頃 福島県沖 1

今まで長い間、ご購読いただきましてありがとうございました。

この時期にはもう「被害の情報」をあまり得られず、熊本地震被災者の方々は皆さん「復興」「復旧」に向けて頑張っていました。

その為、私の(当時の)取材もここで終わりになっております。

この続きは改めて、行ないたいと思います。

熊本の皆様に幸あることを祈念いたします。

終わり

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