なぜABBAのクラシック曲はダンスフロアのヒット曲として今もなお人気が続いているのでしょうか?

なぜABBAのクラシック曲は現在でも最も人気のあるダンスフロアフィラー(※)として根強い支持を受けているのでしょうか?

ABBAの1976年のヒット曲「ダンシング・クイーン」はダンスフロアフィラーチャート1位です。ここでは「ダンシング・クイーン」以下、ダンスフロアフィラーチャートBEST30位までのリストを掲載しましょう。

ダンスフロアフィラーの30曲のリストでは、ABBAの「ダンシング・クイーン」が1位にランクインし、Dexys Midnight Runners(デキシス・ミッドナイト・ランナーズ)の1982年の曲「カム・オン・アイリーン」が2位になりました。

結婚式に出席していると、ある曲が流れ始めて突然、Great Aunt Mavis(※)と一緒に踊っている自分に気づくことがありますが、それが「ダンシング・クイーン」であることが最もあり得る原因です。

2位と3位には、Dexys Midnight Runners(デキシス・ミッドナイト・ランナーズ)の1982年の曲「カム・オン・アイリーン」とWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)の1987年のヒット曲「アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ」が入っています。先月亡くなった伝説のティナ・ターナーは、「プラウド・メリー」と「シンプリー・ザ・ベスト」の2曲で唯一のアーティストとしてリストに名を連ねました。

調査によれば、84%の人々が「踊ることが好きだ」と認めており、そのうちの半数以上が最も踊りやすい場所として車を挙げています。それに続いて、キッチン、ライブ会場、クラブが上げられています。

調査対象のほぼ半数の人々が自分自身を優れたダンサーだと考えており、平均して週に8回も踊りの動きを見せています。そのうちの4人に1人が「お父さんダンス」と形容し、14%はただ足踏みをしていると認め、約10%の人々は手だけで踊ることを自白しています。

1: ABBA(アバ)- Dancing Queen(ダンシング・クイーン)(41%)

2: Dexys Midnight Runners(デキシス・ミッドナイト・ランナーズ) – Come on Eileen(カム・オン・アイリーン)(39%)

3: Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン) – I Wanna Dance With Somebody(アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・サムバディ)(33%)

4: Bon Jovi(ボン・ジョヴィ) – Livin’ On A Prayer(リヴィン・オン・ア・プレイヤー)(33%)

5: Queen(クイーン) – Don’t Stop Me Now(ドント・ストップ・ミー・ナウ)(32%)

6: Pharrell(ファレル) – Happy(ハッピー)(32%)

7: Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – Uptown Funk(アップタウン・ファンク)(32%)

8: Kings of Leon(キングス・オブ・レオン) – Sex on Fire(セックス・オン・ファイア)(31%)

9: The Weather Girls(ザ・ウェザー・ガールズ) – It’s Raining Men(イッツ・レイニング・メン)(29%)

10: Beyoncé(ビヨンセ) – Single Ladies(シングル・レディーズ)(28%)

11: Tina Turner(ティナ・ターナー) – Proud Mary(プラウド・メリー)(28%)

12: Bryan Adams(ブライアン・アダムス) – Summer of ’69(サマー・オブ・69)(28%)

13: Tina Turner(ティナ・ターナー) – Simply The Best(シンプリー・ザ・ベスト)(26%)

14: Jackson 5(ジャクソン・ファイブ) – Blame It On The Boogie(ブレイム・イット・オン・ザ・ブギ)(25%)

15: Bee Gees(ビー・ジーズ) – Night Fever(ナイト・フィーバー)(25%)

16: Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ) – I Bet You Look Good On The Dancefloor(アイ・ベット・ユー・ルック・グッド・オン・ザ・ダンスフロア)(24%)

17: The Jam(ザ・ジャム) – Town Called Malice(タウン・コールド・マリス)(23%)

18: The Supremes(ザ・シュープリームス) – You Can’t Hurry Love(ユー・キャント・ハリー・ラヴ)(23%)

19: Shakira(シャキーラ) – Hips Don’t Lie(ヒップス・ドント・ライ)(23%)

20: Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ) – Spinning Around(スピニング・アラウンド)(22%)

21: Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – Shake It Off(シェイク・イット・オフ)(22%)

22: Journey(ジャーニー) – Don’t Stop Believin’(ドント・ストップ・ビリーヴィン)(22%)

23: Lionel Richie(ライオネル・リッチー) – All Night Long(オール・ナイト・ロング)(22%)

24: Mark Ronson ft. Amy Winehouse(マーク・ロンソン featuring エイミー・ワインハウス) – Valerie(ヴァレリー)(21%)

25: Dolly Parton(ドリー・パートン) – 9 To 5(ナイン・トゥ・ファイブ)(21%)

26: Van Morrison(ヴァン・モリソン) – Brown Eyed Girl(ブラウン・アイド・ガール)(20%)

27: Sister Sledge(シスター・スレッジ) – We Are Family(ウィ・アー・ファミリー)(19%)

28: Fleetwood Mac(フリートウッド・マック) – Go Your Own Way(ゴー・ユア・オウン・ウェイ)(19%)

29: Stevie Wonder(スティービー・ワンダー) – Superstition(スーパースティション)(19%)

30: Aretha Franklin(アレサ・フランクリン) – Respect(リスペクト)(19%)

この調査を行なったwebuyanycar(※)の技術サービス担当責任者、リチャード・エヴァンス氏は、「私たちは皆、ダンスが大好きであり、70年代と80年代のクラシックソングが世代を超えて人気を博していることがわかりました」と語っています。

ABBAの「ダンシング・クイーン」が最も人気のあるダンスフロアフィラーとしてトップにランクインした理由には、いくつかの要素が考えられます。まず、この曲は非常にキャッチーなメロディと踊りやすいリズムを持っており、聴衆が自然と体を動かしたくなるような魅力があります。また、ABBA自体が世界的に人気のあるバンドであり、多くの人々に親しまれてきたため、その曲に対する共感や懐かしさも影響しているかもしれません。

さらに、この曲は長い間、パーティーやイベントで頻繁にプレイされてきたため、多くの人々がそれをダンスフロアで聴くことに慣れ親しんでいます。時間の経過とともに、特定の曲が特定のイベントや場所と結びつき、そこでの思い出や楽しい経験と共に定着していくことがあります。

さらに、ABBAの曲は世代を超えた普遍的な魅力を持っているとも言えます。多くの人々がABBAの音楽を楽しんでおり、その中でも「ダンシング・クイーン」は特に広く知られている曲です。そのため、異なる世代の人々が一緒に踊りたくなるような曲として人気を博しているのかもしれません。

以上のような要素が重なり合って、ABBAの「ダンシング・クイーン」が現在でも最も人気のあるダンスフロアフィラーとして支持され続けているのかもしれません。

※ダンスフロアフィラー:パーティーやクラブなどのダンスフロアで演奏された際に、人々が自然に踊り出すような非常に人気のある曲や楽曲のことを指します。これらの曲は、リズムやメロディが踊りやすく、聴衆を引き付けて踊りの雰囲気を盛り上げる効果があります。ダンスフロアフィラーは、人々が一緒に踊りたくなるような魅力的な要素を持っており、パーティーやイベントの成功に重要な役割を果たします。

※Great Aunt Mavis:一般的には「偉大なるマヴィスおばさん」と訳される表現です。英語圏でよく使われるイディオムで、”Great Aunt”は「おばあさんの姉妹」を指し、”Mavis”は一般的な女性の名前です。この表現は、年配の女性を指して使用されることが多く、特に親しい関係者や家族の一員を指す際に使用されます。具体的な人物ではなく、一般的なイメージやステレオタイプを指す場合に使われることがあります。したがって、「Great Aunt Mavis」という表現は、ある特定の人物を指しているわけではなく、比喩的な表現として使われることが多いです。

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https://www.mirror.co.uk/lifestyle/going-out/music/abba-classic-still-going-strong-30355980

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