民放の日・川奈茶の日・漬物の日「今日は何の日・4月21日」

4月21日日曜日

皆様おはようございます。あと一週間するとGWですね!今年はどこかに出かけますか?

今日は「民放の日」「川奈茶の日」「漬物の日」です。

まず「民放の日」から。

なぜ4月21日が「民放の日」なのかというと、1951年4月21日に日本で初めて民放16社に放送の予備免許が与えられたことが由来となっています。
翌年の1952年の4月21日には日本民間放送連盟も発足されました。
「民放の日」は1968年に日本民間放送連盟によって制定されましたが、もともとは「民放の日」という名称ではありませんでした。
1968年当時には「放送広告の日」として制定されていましたが、1993年には現在の「民放の日」として改称されることとなりました。
その後1953年の8月28日には日本テレビによって初の民放のテレビ放送が開始されました。
ちなみに国営放送であるNHKのテレビ放送は同年の2月1日には開始していました。
当時のテレビの価格は175,000円だったそうで、当時の高卒の公務員の初任給が5400円であったことから、とても高価なものであり一般的にテレビが普及するまでにはかなりの時間がかかったそうです。

NHKや民放によって全国的にテレビ放送が開始されたのは1953年のことでしたが、実はそのずっと前からブラウン管のテレビは存在していたんです。
日本で一番最初にテレビが開発されたのは1926年のことでした。
広い意味でテレビというものは世界で既に開発に成功した国はありましたが、ブラウン管による電子式テレビで映像を映すの成功したのは日本が世界初でした。
その時に試験放送で最初に流された映像は、カタカナの「イ」だったそうです。
いろは順である「いろはにほへと」の最初の一文字から「イ」という文字が選ばれたそうです。
このブラウン管テレビの開発に成功した高柳健次郎という人物は、現在でも日本のテレビの父と呼ばれています。

最近ではテレビ離れが進んでいるとされていて、この記事を読んでいる方の中にもテレビを持っていないという方は少なからずいるのではないでしょうか。
しかし、そんなテレビは法律的には「生活必需品」に分類されているそうなんです。
借金や税金などを滞納してしまうと給料であったり、家の中の物が強制的に差し押さえられて、最悪の場合は売りに出されてしまったりします。
しかし、テレビについては生活必需品となっているため差し押さえ対象にはならないそうです。
なんとも不思議なルールですが、これは生活するために最低限必要な娯楽であるとされているからなんです。
確かに借金をしたからといって給料や生活必需品以外にも最低限の娯楽すら奪われてしまうと、生きていく気力が無くなってしまいますよね。
あくまでも借金を返済したもらったり、滞納している税金を支払ってもらうことを目的としているため、その人の人として最低限の生活まで奪ってはいけないという考え方なんでしょうか。
しかし、娯楽が少しでも残るからといって借金を抱え込んだり、税金を滞納するのは良くないことなので、しっかりと支払うようにしましょう。

*皆様は日ごろ「テレビ」をご覧になっていますか?どんな番組がお気に入りですか?

次に「川奈茶の日」について。

なぜ4月21日が「川根茶の日」なのかというと、4月21日という日付が新茶のシーズンの直前であることと、立春から数えて七十七夜となることが多いことが由来となっています。
この「川根茶の日」は川根お茶街道推進協議会によって制定されました。
「静岡県の川根茶を多くの人に知ってもらう」ということが目的となっています。
お茶に詳しい人は知っているかもしれませんが、川根茶は宇治茶・狭山茶と並んで日本の三大銘茶とされていますよね!
川根茶の歴史は正確にはわかっていませんが、1242年に現在の川根茶の種子が中国から日本へ渡り、安倍川のほとり美和村足久保にまいたことが川根茶の始まりだとされています。
次第に茶畑の範囲が広がっていき、現在の川根地域でも茶の栽培が行われるようになり、川根は1602年には税として茶を納めていた記録も残っています。
その後はお茶の品質を上げるために様々な試行錯誤が繰り返されて発展を繰り返した結果、三大銘茶に数えられるほどの銘茶として成長したのでした。

普段から皆さんも色々な種類のお茶を口にしていると思います。
洋菓子と一緒に飲むのであれば紅茶であったり、食事の時には緑茶、ダイエットなど健康を気にかけている人はウーロン茶を飲んでいたりしますよね。
全て味が違うように感じますが、実はもともとの茶葉は全部同じだって知っていましたか?
それでは、どこに違いがあるのでしょうか。
その違いは茶葉の発酵の度合いから生まれているものなんです。
全く発行させていないものが緑茶であり、半発酵したものがウーロン茶、完全に発酵させたものが紅茶となります。
緑茶の茶葉が緑色なのに対して、紅茶の茶葉は茶色くなっていますが、これは発酵させたからなんですね!
また、お茶の色を比べてみてもわかりますが、緑茶は発酵させてないため元々の茶葉の色である緑色に近い色をしていますが、発酵させたウーロン茶や紅茶は液体も茶葉と同じ色をしていますよね。

カフェインといえば夜の寝る前の時間帯に摂取してしまうと眠れなくなるとされていますよね。
カフェインはコーヒーにたくさん含まれているイメージから、眠気覚ましに飲まれたり、逆に寝る前にコーヒーは飲んではいけないとされています。
しかし、コーヒーに比べて実はお茶の方がたくさんカフェインが含まれているって知っていましたか?
お茶の中でも玉露はカフェインが多く含まれていて、100gあたりのカフェインの含有量はコーヒーが1.3%なのに対して、玉露は3.5%もカフェインを含んでいます。
その他にも煎茶であったりほうじ茶であったり、お茶にも様々な種類がありますが、いずれもコーヒーよりも多くカフェインを含んでいるため、寝る前に過剰に摂取するのには注意が必要です。
カフェインだけに注目するとお茶は睡眠を妨げるものになってしまいますが、その他にはカテキンやテアニンなど、身体の調子を整える健康成分も含んでいるため、身体に悪いものだとはいえません。

*皆様は飲み物で何がお好きですか?「コーヒー」ですか?「紅茶」ですか?それとも「お茶」ですか?

最後に「漬物の日」について。

なぜ毎月21日が「漬物の日」なのかというと、毎年8月21日に名古屋市にある萱津(かやつ)神社で「香の物祭」として祝っていることが由来となっています。
「香の物祭」を8月21日に行なうことから、漬物業界では毎月21日を「漬物の日」という記念日として制定しました。
この日には漬物の普及活動などが行われているそうです。
そもそもなぜ「香の物祭」が行われるようになったのかというと、萱津神社に残る古い逸話が由来となっています。
萱津神社を祀っていた村人は豊かな自然の恵みに感謝をして、大地から初めて収穫された野菜と海から収穫された藻塩を初穂としてお供えしていました。
現在でもそうですが、たとえお供えをしたとしてもすぐに腐ってしまうことから、カメに入れて供えることを考えました。
その結果、野菜が腐らないで長期保存のできる漬物になり、村人はこの腐らない不思議な食べ物を神様からの贈り物だと考えてとても感謝しました。
それが原型となって漬物が誕生し、漬物は長く腐らないことから無病息災の意味でも食べられるようになったのです。
この逸話が現代にも受け継がれており、神様に感謝の気持ちを伝えて供え物をする「香の物祭」が行なわれているわけですね。

カレーライスにあわせて食べるものといえば「福神漬け」ですよね。
パリパリとした食感とあの甘味が箸休めになりますが、そもそもなぜあの漬物が「福神漬け」という有難そうな名前になったか知っていますか?
福神漬けが誕生したのは明治時代だったとされていて、福神漬けの販売を行なっていたお店が不忍池の近くにあったそうです。
そして、不忍池の弁財天にあやかって、7種類の野菜を七福神に見立てて「福神漬け」としたことが由来となりました。
ちなみに福神漬けは、ダイコン、ナス、ナタマメ、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマの7種類を細かく刻んで醤油や砂糖、みりんで漬け込んだ漬物のことです。
もともとは商品名だったものが広く知れ渡り、現在はすっかりと漬物の一種として定着しているのでした。

漬物にはいろいろな種類がありますが、その中でも漬物のことを「お新香(おしんこ)」と呼ぶときがありますよね。
漬物もお新香もどちらも同じような食べ物に見えますが、その違いはどこにあるかを知っていましたか?
実は「お新香」とは「新しい香り」という漢字を読んで字のごとく、漬物の中でも漬けられてからまだ日の浅い漬物のことをいうんです。
漬物は長時間漬けられたものよりも、浅漬けやお新香などの短時間漬けられたものの方がより新鮮さが残っていて、野菜の香りがしますよね。
つまり、お新香は漬物の一種であり、漬け方などの違いなどではなく、どれだけの時間をかけて漬けられたかが基準になっています。
ちなみに、いつまでがお新香や浅漬けと呼ばれるのか調べてみましたが、明確な定義などは見当たりませんでした。

*皆様は「お漬物」お好きですか?どの「漬物」がベストですか?

本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。

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