腸内フローラの日・コラーゲンの日・文化財防火デー「今日は何の日・1月26日」

1月26日金曜日

皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずおこなっていますか?

今日は「腸内フローラの日」「コラーゲンの日」「文化財防火デー」です。

まず「腸内フローラの日」から。

なぜ1月26日が「腸内フローラの日」なのかというと、1月が年末年始で食生活が乱れやすいことと、26日が「フ(2)ロ(6)ーラ」という語呂合わせであることが由来となっています。
「腸内フローラの日」についてはカゴメ株式会社大阪支店によって制定された記念日となります。
この日を制定することによって、乳酸菌や食物繊維で腸内フローラを調えることをアピールすることが目的となっています。
腸内フローラという言葉は聞いたことがあっても、腸内フローラが一体なんなのか知らないという人も多いですよね。
まず、人間の腸内には多種多様な最近が住んでおり、小腸の終わりあたりから大腸にかけて腸内細菌がグループ毎に腸内の壁面にびっしりと生息しています。
そして、この細菌を観察してみると、まるで直物が種ごとに群生しているお花畑のように見えることから「腸内フローラ(花畑)」と呼ばれるようになったのです。
年末年始で腸の調子が崩れてしまったという方は、積極的に乳酸菌や食物繊維を摂取して腸内フローラを整えるようにしてくださいね。


ヨーグルトは腸内環境を改善して便秘を解消したり、美容にも良いことで知られていますよね。
実は、ヨーグルトを温めてホットヨーグルトにすることにより、更に効果がパワーアップするって知っていましたか?
ヨーグルトは基本的に冷蔵庫で保存しますが、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は冷たい状態では活性が鈍くなるのです。
そして、乳酸菌が活発に動き出すのが38℃~40℃程度であり、そのため人間の体内で乳酸菌は活発に活動してくれるんですね。
そのことから、ヨーグルトを最初から38℃~40℃に温めておくことにより、腸に届くころには更に動きが活発になるのです。
温めたヨーグルトが苦手という方は、はちみつなどを加えると食べやすくなるため、オススメです。

ヨーグルトの容器を開封したり、開封してから少しの時間が経過すると、ヨーグルトから水分が出てくることがありますよね。
この水分を見て、ヨーグルトが傷んだり腐ったりしてるのではないかと不安になる方も多いかもしれません。
実はこの水分については身体によいものであることから、そのまま食べてしまっても大丈夫なんです。
ヨーグルトから出てくる水分の正体は「ホエイ」であり、ホエイは別名「乳清」とも呼ばれています。
ホエイの主成分は良質なタンパク質であり、身体への吸収されやすいこともあり、サプリメントやプロテインにも利用されています。
ホエイにはしなやかな筋肉をつける効果もある他、肌を綺麗にするなども効果があるので、捨てずに食べるようにしましょう。

*皆様の「腸の調子」はいかがですか?僕は毎晩寝る前に「ヨーグルトドリンク」一本飲んで寝るようにしています。

次に「コラーゲンの日」について。

なぜ1月26日が「コラーゲンの日」なのかというと、1960年7月19日に日本皮革(現 ニッピ)の研究員・西原富雄がコラーゲンの可溶化に成功し、特許を出願したことが由来となっています。
可溶化が可能になったよって食品や化粧品などへのコラーゲンの利用が容易になりました。
「コラーゲンの日」については株式会社ニッピコラーゲン化粧品によって制定された記念日となります。
その後、2017年現在となったいまでも化粧品であったり食品などでコラーゲンを使った商品がたくさん存在しています。
当時はまだカラーテレビの放送が始まったばかりのころであり、コラーゲンというものに関してはまだまだ一般的なものではありませんでした。
しかし、コラーゲンの可溶化が可能になる前からすでに研究員の間では認識されていて、動物の体内に多くあるタンパク質であって水に溶けないものと考えられていました。
研究員・西原富雄によって研究がすすめられた結果、「トリプシン」と「ペプシン」という酵素が利用すればコラーゲンを溶かす事が出来ることを発見しました。
西原富雄さんはその後も研究を続けていたのですが、コラーゲンの特許を取得してから4年後に43歳で病没することになってしまいました。

コラーゲンといえば美容に欠かせない成分として知られていますよね。
そのため、一時期はコラーゲンが豊富に含まれている食材のブームが起きたり、コラーゲン鍋という食べ物まで登場しましたよね。
実際に体内のコラーゲンが減っていくと徐々に肌の弾力やツヤが無くなってしまうことから、しわが出来てしまうといわれています。
しかし、「コラーゲンは食べても意味がない」という噂を聞いたことがありませんか?
今まで頑張ってコラーゲンを食べてきたという人にもは残念なお知らせになりますが、実はコラーゲンが含まれている料理を食べていても意味がないんです。
なぜなら、コラーゲンはタンパク質であることから、摂取したとしても「アミノ酸」へと分解されてしまって、体内で吸収されないためなんです。

普段から美容に気を使っている人にとって、シワやシミが出来てしまったり老化が進むととてもショックですよね。
普段から食べ物などにも気を使わないといけないですが、実は老化が進んでしまう食べ物が世の中には結構あるんです。
例えば、砂糖が大量に使われている「炭酸飲料」などはとても危険です。
炭酸と砂糖が組み合わせることによって身体が脱水してしまい、身体が脱水をすると疲弊して老けてしまうと言われています。
また、「トランス脂肪酸」が含まれている食べ物も危険で、その代表として「マーガリン」があげられます。
「トランス脂肪酸」については老化するだけではなく、その他にも様々な病気のリスクが高まると言われています。
最近流行しているエナジードリンク系にも注意が必要です。
エナジードリンクは歯のエナメル質を破壊することから、歯が黄色くなる可能性があります。
揚げものなどに関しても肌のコラーゲンを破壊する事から、しわを作ってしまう原因となるため、食べすぎには注意が必要です。

*皆様は「コラーゲン」を上手に摂取していますか?サプリもいいですがやはり「食事」から摂るのがベターみたいですよ。

最後に「文化財防火デー」について。

なぜ1月26日が「文化財防火デー」なのかというと、1949年1月26日に日本最古の壁画が描かれた奈良の法隆寺金堂が火災により焼損したことが由来となっています。
「文化財防火デー」については1955(昭和30)年に文化庁と消防庁によって制定された記念日となります。
この日については「文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図る」ということを目的とした記念日としています。
毎年各地で文化財を守るための防火訓練などが実施されているそうです。
この火災の原因は、作業員が保温用に使用していた電気座布団のスイッチを切り忘れたことが原因であったとされています。
誰にでも間違いはありますが、よりにもよって文化財を焼失させてしまうこともあるぐらい、冬の暖房のスイッチの切り忘れによる火災が多いんですよね。
また、この火災がきっかけとなったことで文化財を火災を含むあらゆる災害から守ろうという動きが強くなり、翌年の1950年には「文化財保護法」が制定されることになりました。
「文化財保護法」が施行された日は8月29日であり、この日については「文化財保護法施行記念日」という記念日として制定されています。

日本に存在している貴重な工芸品であったり建築物を示す言葉に「重要文化財」や「国宝」といった言葉がありますよね。
この言葉から、これらに指定されているものはとても貴重なものであることはわかりますが、「重要文化財」と「国宝」の違いについてはよくわからないですよね。
まずは「重要文化財」についてですが、簡単に言うと先ほど紹介した「文化財保護法」に指定された建造物、彫刻、工芸品、古文書の事が「重要文化財」となるそうです。
続いて「国宝」についてですが、こちらについても「重要文化財」の一種であって、「重要文化財」の中でも「学術的な価値の高いもの、美術的に優秀なもの、歴史的に意義深いもの」についてが「国宝」に指定されるそうです。
このようにどちらもとても貴重なものだということがわかりますが、「国宝」の方がより重要なものだということがわかりますよね。

法隆寺は日本の重要文化財とされていますが、実は法隆寺は日本で初めて蛍光灯が設置された場所としても有名なのは知っていましたか?
こ1930年代には白熱灯が主流だったのですが、1937年の法隆寺の改修工事をきっかけにして、初めて蛍光灯が設置されたのです。
法隆寺の改修工事を行う際に壁絵を保存するために模写をしなければならなかったのですが、白 熱灯で照らすと色合いなどが分かり辛く、非常に模写がし辛かったそうです。
また、白熱灯の光は壁絵の品質を劣化させてしまう可能性もあったため、別の明かりを確保する必要がありました。
そこで、当時はまだあまり普及していなかった蛍光灯が実験を兼ねて採用され、法隆寺に設置されたのでした。

*近鉄奈良駅から東大寺まで歩く間に「寺も神社もない」ので不思議がる人が多いかと思いますが、江戸時代までは実はたくさんあったのです。それを幕末に長州が全部焼いてしまったのでなくなっちゃんです。随分酷いことしますよね。

本日ハナキンもよろしくお願いいたします。

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