芒種・楽器の日・生け花の日「今日は何の日・6月6日」

6月6日火曜日

皆様おはようございます。毎日蒸し暑いですね!エアコンをかけていますか?水分補給は十分ですか?

今日は「芒種」「楽器の日」「生け花の日」です。

まず「芒種」から。

芒種とはあまり馴染みがないかもしれませんが「ぼうしゅ」と読み、二十四節気の一つとなります。
二十四節気については四季を更に細かくして二十四等分にしたものだと考えていただければわかりやすいかと思います。
他に挙げられる代表的な二十四節気といえば「春分」「秋分」「夏至」「冬至」といったものがあり、二十四節気という言葉を知らなくても、何気なく日常には登場しているものなんですよね。
二十四節気はその日だけを表すものではなく、次の二十四節気である夏至が訪れる前までの期間の事を芒種といいます。
芒種は梅雨などのシーズンであることから、夏のさわやかな暑さというよりは蒸し暑さを感じるシーズンとなります。
芒種という言葉にも意味があり「芒ある穀類、稼種する時なり」とされています。
これは稲の苗を植えるのには良い季節であり、農家などにとってはこれからが忙しく稼ぎ時であるという意味となります。
芒種の季節では湿気や暑さによって体調を崩す人も増えてくるので注意が必要となります。

お寿司の時に使われる酢飯の事を「しゃり」って言いますよね。
実は「しゃり」というのは元々は仏教用語だという事を知っていましたか?
お寿司の時に使われる時は「しゃり」や「シャリ」などのようにひらがなやカタカナで表記されることが多いですよね。
仏教用語ではしゃりの事を「舎利」と書きます。
「舎利」とは火葬されたお釈迦様の骨の事を指す言葉であり、お釈迦様の骨であることから「舎利」とは尊いものだという事になりますよね。
お米は古くから日本人の主食であり大切にされてきたこともあり、お米も日本人にとっては尊いものであることから、お釈迦様の骨という意味での「舎利」が転じて「しゃり」と呼ばれるようになったのだとされています。
もちろん現代の日本人にとってもお米は生活に欠かせないものなので大切にしていきたいですよね。

ここ最近でよく聞くようになった言葉で、肉の品質を表すのにA5ランクの肉といった言葉が使われるようになり、お肉をランク付けするようになりましたよね。
実はお米にも肉のようにランクがあるって知っていましたか?
お米は以下のようにランク付けが設定されています。
特A:基準米より特に良好なもの
A:基準米より良好なもの
A’:基準米とほぼ同等なもの
B:基準米にやや劣るもの
これはお米を検定するための機関である「日本穀物検定協会」によって設定されたものであり、毎年お米の品質を確かめてお米のランクを公表するようにしています。
ランク付けをする際には基準米との比較がされますが、基準米となるのは「日本晴」と「コシヒカリ」というお米をブレンドしたものとなっています。
鑑定員と呼ばれる人に鑑定されるわけですが、色々なお米を吟味してランク付けするお仕事は、仕事とはいえ一度は経験してみたいものです。

*芒種とは

芒種ぼうしゅとは二十四節気にじゅうしせっきの1つで、夏の第3節気です。太陽の位置を表す黄経で75度の時を言い、新暦では6月5日~6日ごろですが、年によって変わります。

「芒種」という節気の「芒」は日本語では「のぎ」と読み、イネなどの穂先にある針のような部分を言います。「芒種」はそうした穂の出るイネや麦などの植物の種をまく季節を意味します。

◆芒種は二十四節気の1つ

二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。

二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至げし、1年で最も昼の短い日を冬至とうじ、昼と夜の長さが同じ日を春分しゅんぶん秋分しゅうぶんとし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分にしにぶん」と呼ばれています。

この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。

立夏りっかはこの春分と夏至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から夏が始まります。

夏の節気は立夏りっか小満しょうまん芒種ぼうしゅ夏至げし小暑しょうしょ大暑たいしょとなっており、芒種は夏の3番目の節気です。

また、立春りっしゅん立夏りっか立秋りっしゅう立冬りっとうの4つを「四立しりゅう」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節はっせつ」と言います。

◆2023年の芒種はいつ?

二十四節気のそれぞれの節気には、その日1日を意味する場合と、次の節気までの期間を意味する場合があります。

2023年の芒種であれば、以下のようになります。

・日付としての2023年の芒種は6月6日。

・期間としての2023年の芒種は6月6日~6月20日まで。

◆春夏秋冬の決め方

夏至は昼の時間の最も長い日、冬至は昼の時間の最も短い日です。

けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。

ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。

そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。

◆二十四節気と七十二候

「二十四節気」は、古代中国で作られた農事を指導するために作られた暦で、春秋戦国時代(BC.770~BC.221)黄河流域で作られたと言われます。中国では暦として月の運行に基づいた「太陰暦」が使われていましたが、これですと実際の季節とズレが生まれてしまうため、太陽の運行の軌跡を24等分した「二十四節気」や、それをさらに約5日ごとに分割した「七十二候しちじゅうにこう」が作られました。このようにして季節の変化をきめ細かくとらえて農事に生かしたのです。

この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。

1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。

日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。

さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。

なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

◆芒種の七十二候(日本)

日本の芒種の七十二候は以下のようになります。

芒種の七十二候
内容 時期
初候 螳螂かまきりしょうず< 6月6日頃

6月9日頃
次候 腐草ふそうほたる 6月10日頃

6月15日頃
末候 梅子うめのみなり 6月16日頃

6月20日頃

カマキリが生まれ、草が枯れたところからホタルの成虫が出てきて飛び交い、梅の実が熟して黄色くなる季節、年によっては梅雨が始まっています。雑節に「入梅」がありますが、この日は黄経80度に達する日と言われています。中国でも長江中流・下流地域はこのころから梅雨に入ります。北京など北方では梅雨はなく、厳しい寒さがやわらいで4月5月になるともう夏の暑さがやってきます。

◆芒種の初候「螳螂生ず」

蟷螂(かまきり・とうろう)は日本の俳句では秋の季語ですが、二十四節気では夏の虫です。

気温が上がり湿度が高まって作物の病虫害が心配なこのころ、虫を食べるカマキリの出現は農家にとって嬉しいことだったのでしょう。

◆旧暦の端午節

子供の日は現在では新暦の5月5日ですが、もともとは端午の節句と呼ばれ日本でも旧暦の5月5日に行なわれていました。

この旧暦の5月5日は新暦だと6月の「芒種」の頃になりますが、中国などでは今でも旧暦の5月5日に端午節が行われます。中国の端午節は日本と違って、紀元前の楚の政治家・詩人の屈原をしのぶ日です。日本でも端午の節句には菖蒲湯しょうぶゆにつかりますが、中国ではかつてヨモギや菖蒲を赤い紙でひとまとめにして門に挿しました。ヨモギは百福を招き、病気を治し健康をもたらしてくれ、菖蒲は邪気払いをしてくれると人々は信じました。

芒種の頃は湿度も温度も高く伝染病が蔓延しやすい時期、今のように良い薬がなく伝染病にかかればあっけなく死んでしまう時代、人は祈りや多少でも薬効のある薬草にひたすらすがったことでしょう。

◆芒種の行事・イベント

◎父の日

父の日は6月の第三日曜日。母の日と言えば赤いカーネーションですが、父の日には白いバラを贈る習慣があります。

◆芒種の「旬の食べ物」

◎鮎

6月1日に各地で鮎漁の解禁日を迎えます。芒種の頃には各地の川が鮎を狙った釣り人たちでにぎわいます。

◎トウモロコシ

トウモロコシは6~9月ごろに収穫されます。日本で最も栽培されているのは北海道で、芒種のあたりからスーパーで北海道産のトウモロコシを見かけるようになります。

◎枝豆

枝豆もトウモロコシと同じく6~9月に収穫されます。夏の風物詩ですね。

◎さくらんぼ

さくらんぼは5~7月に採れますが、旬の時期は6月になります。

◎ビワ

ビワは4月ごろから見かけますが、6月いっぱいまでは出回っています。

◎メロン

メロンには様々な種類がありますが、多くの種類は6月ごろに旬を迎えます。

◎夏みかん

ほとんどの柑橘類は冬に出回りますが、夏みかんの時期は5~7月。芒種の頃が旬の時期です。

◆芒種の「季節の花」

◎アジサイ

梅雨の花と言えばアジサイ。6月上旬~7月上旬ごろに咲きます。

◎ホタルブクロ

ホタルブクロは花びらの中にホタルを入れると、明かりが漏れて美しいことから名づけられました。6月上旬~6月下旬に咲きます。

次に「楽器の日」について。

なぜ6月6日が「楽器の日」なのかというと、日本では昔から芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることが由来となっています。
「楽器の日」という記念日は全国楽器協会によって1970年に制定されました。
なぜ6歳になると芸事が上達するとされているのかというと、ちゃんとした由来が存在しています。
人間が指を使って数を数える時には、1~5までは親指から順番に指を折り曲げて閉じていきますよね?
そして折り返しを迎える6という数字の時には小指から順番に指を立てていくような数え方をすると思います。
このように「6」という数字の時には小指が立つことから「子が立つ」と言われていて、6歳から習い事を始めると上達が早くなると言い伝えられているのでした。
もしも小さなお子さんに習い事をさせようか悩んでいる人がいましたら、ぜひ6月6日に始めてみてはいかがでしょうか?

日本人は様々な発明品を世に送り出してきましたが、エレキギターは意外にも日本人が発明したものだという説がありますよね。
1930年代の半ばに発明家である政木和三という人物がとあるコンサートに行なった時のことでした。
そのコンサートではギターの中にマイクを入れて演奏しているのですが雑音がひどかったため、磁石とコイルでギターの金属弦の振動を音としてスピーカーに直接送るギターを発明しました。
そして、これが世界初のエレキギターということになっています。
しかし、実は1910年代にはバイオリンやバンジョーの内部に電話の受信機を取り付けることによる音を増幅させるという特許が出ています。
更にギターのメーカーでも有名なリッケンバッカーですが、1932年には「エレクトリック・スパニッシュ・ギター」というものが発売されており、これが世界初のエレキギターだとされているのです。
日本人としては世界初のエレキギターは日本製だと言いたいところですが、やはり世界ではリッケンバッカーこそが初代だと思われているようです。

ピアノは楽器の中でもかなり知名度の高いもので、誰に聞いてみてもピアノのことを頭の中で想像できるのではないでしょうか。
現在では当たり前のように白い鍵盤の上に黒い鍵盤が並んでいるピアノですが、実はピアノが発明された当時は鍵盤は白くなかったって知っていましたか?
ピアノが発明されたばかりの頃は白鍵盤には特に塗装が行なわれておらず、木の色がそのまま採用されていて、木の色と黒色の鍵盤という組み合わせだったそうです。
しかし、経年劣化することにより木の鍵盤がだんだんと黒くなってきてしまい、黒色の鍵盤との見分けが付かなくなっていきました。
そこで考えられたのが木の色をした鍵盤を白色に塗る事によって、経年劣化により黒くなることを防ぎ、より黒い鍵盤との見分けをつきやすくする方法だったとされています。

*皆様は何か「楽器」を弾いていますか?弾いていましたか?僕は中学高校の時「アコースティックギター」を弾いていました。オフコースとかチューリップとか・・・。

最後に「生け花の日」について。

なぜ6月6日が「生け花の日」なのかというと、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることが由来となっています。
「生け花の日」という記念日を制定した団体については調べてみましたが、残念ながら情報はありませんでした。
なぜ6歳になると芸事が上達するとされているのかというと、ちゃんとした由来が存在しています。
人間が指を使って数を数える時には、1~5までは親指から順番に指を折り曲げて閉じて数えていくのが一般的ですよね。
そして折り返しを迎える6という数字の時には、小指から順番に指を立てていくような数え方をしていきますよね。
このように「6」という数字の時には小指が立つことから「子が立つ」とされており、6歳から習い事を始めると上達が早いという言い伝えが残っています。
もしも小さなお子さんに習い事をさせようかと考えているのでしたら、6歳になる時の6月6日に始めてみてはいかがでしょうか?

贈り物として現在ではかなり一般的な花となったバラですが、実は世界ではバラの生産が禁止されていた時期があったって知っていますか?
それは中世ヨーロッパの時代のことでした。
当時、赤いバラはキリストの血であり、白いバラは聖母マリアの象徴とされているなど、バラはとても神聖な花だとされていました。
バラを栽培する目的は神に捧げるためのものであったため、バラの栽培についてはキリスト教の修道院で行なわれていたそうです。
このように、バラは神へと捧げるものであったことから一般人がバラの栽培をすることは禁じられていたのです。
バラの栽培が解禁になった時代には、バラが神聖なものであり憧れだったこともあったため、凄い勢いで普及されることとなり、あっという間に一般的な花として定着していくこととなりました。

アジサイは花が開いてからも色が変わり続けるという他の花にはあまり見られない特徴をもっていますよね。
その色の変化は薄緑色、白、藍色、淡紅色といった感じになります。
アジサイの色がなぜ変化していくのかというと、アントシアニンという物質が関係しているとされています。
アントシアニンについてはアジサイが育っている土壌によって色が変わる物質です。
アルカリ性の土壌では赤色が濃くなり、酸性の土壌では青紫色が濃くなるといったものがあげられます。
品種によっては変化がなくずっと白いままというアジサイも存在しており、土壌や品種によって様々にアジサイの色は変化するのでした。
アジサイの色を確認してみればその土壌がどのような状態になっているのかがわかるということですね!

*皆様は「生け花」をなさいますか?昔は車内に生け花の道具を持って出勤していた女性を見かけましたが、最近は見かけません。皆さん、土日に習っているのですかね?

本日も宜しくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/

2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。

『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ1,000本を民主党政権に抹殺されました。

これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

*今日の記念日は他にもあります。

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