天使の日・徒歩の日・日本刀の日「今日は何の日・10月4日」

10月4日金曜日

皆様おはようございます。暑さも今日くらいで終わりでしょうか?水分補給は十分ですか?

今日は「天使の日」「徒歩の日」「日本刀の日」です。

まず「天使の日」から。

なぜ10月4日が「天使の日」なのかというと、10月4日という日付が「10(てん)4(し)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「天使の日」についてはトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社によって2000年に制定された記念日となります。
トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社の主力商品である「天使のブラ」が累計1000万枚の販売を記録したことから「天使の日」が制定されることになりました。
トリンプといえば女性にとってはお馴染みの下着メーカーですよね。
ある程度の年齢になると女性は下着を身に付けるのが当たり前となっていますが、ブラジャーというものが登場するのは戦後であり、
大正時代から昭和初期のころは「乳房ホルダー」または「乳房バンド」といった名前で呼ばれていて、あまり普及していなかったそうです。
戦後になるとワコールから「ブラパッド」が発売されてこれが大ヒットしたことがきっかけで女性に下着が急速に普及することとなりました。
1952年にはようやくワコールから「ブラジャー」というものが発売され、女性にとって「ブラジャー」が当たり前の存在として定着していったのでした。

世の中には様々な都市伝説が存在していますよね。
実は下着に関しても面白い都市伝説が存在しているんです。
それは「赤い下着を身に付けて年越しをすると幸せになれる」といったものになります。
これはイタリアで古くから言い伝えられている風習であり、実際に年越しの際に赤い下着を身に付けている人もいるそうです。
また、中国や韓国といったアジア圏の国でも似たような都市伝説が存在していることから、その影響を受けて日本でも赤い下着を身に付けて年越しをするという人が増えているそうです。
都市伝説ではありますが、実際に年末になると赤い下着の売り上げが上がっている模様です。


実は下着に関する都市伝説はもう一つあります。
それは結婚式の際に花嫁が白に少しだけ青色の入った下着を着けると幸せになれるという都市伝説です。
これも年末と同様で結婚式のシーズンになるとこの種類の下着が売れるようになる事から、店頭にも並べられることが多くなるそうです。
このような下着の色に関する都市伝説に関しては下着業界では常識になりつつあるそうです。

*なぜ女性の下着はあんなに高価なのですかね?男性は安価なのにね。

次に「徒歩の日」について。

なぜ10月4日が「徒歩の日」なのかというと、10月4日という日付が10と4で「10(ト)4(フォー)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「徒歩の日」については宮崎県宮崎市の「徒歩を楽しむ会」代表の貞原信義氏によって制定された記念日となっています。
貞原信義氏によるとこの日を「日常生活で歩く習慣を取り戻し健康になる」という事を目的とした記念日としています。
現在では自動車を運転したり電車やバスといった交通機関が存在していますが、僅か100年前までは徒歩で長距離を移動するのが当たり前だったんですよね。
自転車についても明治時代以降に普及したものなので、それまでの日本では移動といえば徒歩というのが常識でした。
「徒歩の日」の目的にもなっていますが、日常生活で歩く習慣をつけておくことって本当に大切ですよね。
怪我や病気で長期の入院をしてしまった場合などには、足の筋肉が弱ってしまって最初は立って歩くことすら困難になり、リハビリからスタートになるため普段から無意識に歩く事によって筋肉が維持されている事を痛感してしまいます。
普段から何かと楽をしがちで身体がだらしなくなってしまったという人は「徒歩の日」を機会にしてちょっとの距離は歩いて移動するという習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。

通勤に電車を使っている人にとっては、新しい家に引っ越す際には最寄りの駅まで徒歩で何分ぐらいかかるのか、距離がどれぐらいあるのか、といった事がとても気になりますよね。
不動産のホームページを見てみると「徒歩○○分」といった表記がしてありますが、この表記には規則が設けられていて、80メートルを徒歩1分の距離として換算しているんです。
そのため、「駅から徒歩5分」などと表記されている場合には最寄りの駅から大体400メートルの距離があることがわかります。
これは明確な規則として存在しているため、距離をごまかして少しでも駅から近く見せようとしたりすると処罰の対象となります。
この80メートルを徒歩1分としたのは、実際に女性がヒールを履いて歩いて確かめたものが基準となっているため、男性であれば実際の時間よりも速く、子供や老人などであればこの時間よりも遅く最寄りの駅に到着する事もあります。


外を歩き回る事を意味する言葉として「ハイキング」「ウォーキング」「散歩」といったものがありますよね。
ハイキングについては基本的には目的地を決めて景色などを楽しみながら歩くことをいいます。
運動というよりは歩くことを楽しむために行うためのものですね。
ウォーキングについては基本的には運動不足解消や健康になるために行なう運動になります。
ハイキングと比べるとちゃんと腕を振って歩いたり、歩数計を使って歩数を計って汗をかいて痩せるために行っている人が多いです。
散歩については特に目的も決めずにぶらぶらと散策することを言います。
ちなみに人間は一日で平均5キロを歩いて、寿命は80年とすると「5×365×80=146000km=地球3周半」ほどという距離を歩くそうです。

*秋です。良い季節です!歩くことがBESTなシーズンですね。

最後に「日本刀の日」について。

なぜ10月4日が「日本刀の日」なのかというと、10月4日という日付が「とう(10)しょう(4)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「日本刀の日」という記念日については、岡山県岡山市の本部を置く「全日本刀匠会」によって制定された記念日となります。
「全日本刀匠会」は現在では伝統美術工芸品である日本刀の刀剣製作技術の研究や開発、新作の刀剣の普及活動などを行っている団体です。
この日は「日本刀に対する正しい知識を広め、美術品としての美しさや文化的な価値、継承していくべき技術の大切さを伝える」ということを目的とした記念日となっています。
日本には「銃刀法」という法律があることから、多くの人が日本刀などの刀を免許無しで所持してはいけないと思っていますよね。
しかし、日本刀は美術工芸品にあたることから、所持するだけならば特に免許を取得する必要はないそうです。
ただし、日本刀を制作するとなると話は別で、刀鍛冶の免許を取得しなければ法律違反になってしまうため注意が必要です。

普段よく使われている日本語には、実は日本刀が語源や由来になっているものがとても多いのです。

◆しのぎを削る

「しのぎを削る」とはお互いに力を出し合い、激しく争うことの例えとして使われる言葉ですが、実は日本刀が語源由来の言葉です。
刀で斬り合う際には、刀の鎬(しのぎ)の部分が激しくすれ合い、削り落ちるような感覚があることから「しのぎを削る」という言葉が誕生しました。

◆切羽詰まる
「切羽詰まる」という言葉の「切羽」とは、刀の鍔つばの部分が、柄つかと鞘さやに接するところの両面に添える薄い金物のことです。
固定して動かないようにすることから、物事が動かなかったり、身動きができない状況の例えとして使われるようになりました。

◆反りが合わない

日本刀はどれも同じような反り方をしているように見えて、一本一本が違う反り方をしています。
そのため、他の刀の鞘に入れようとすると反りが合わなくて入らないことから、人との相性が悪いという言葉で使われるようになりました。

◆焼きを入れる

現在では怖い意味で使われている言葉ですが、本来は最後の仕上げとして刺激を与えるという意味の言葉です。
刀も最後の仕上げでは焼くことによって更に丈夫に仕上げています。

◆なまくら
「なまくら刀」という言葉があるように、「なまくら」についても元々は日本刀に使われている言葉でした。
刀の焼き加減が中途半端な状態だと切れ味が悪くなってしまうことから、中途半端なことを「なまくら」という呼ぶようになりました。

◆柄の間

「柄の間」の「柄」とは日本刀の持ち手の部分のことです。
日本刀の刃の部分に比べると柄はかなり短いことから、「柄の間」とは短い時間を指す言葉として使われるようになりました。

*言葉は面白いモノです。まさか「刀」からこんなにたくさん言葉が出てくるなんて。言葉の語源を探ることは楽しいことです。

 

本日ハナキンも宜しくお願いいたします。

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