スキタット – スミスフィールド高校(SHS)(※)のキャストとスタッフは、3月14日~16日に上演される『マンマ・ミーア!』の舞台を観客に届けることを楽しみにしている。
今年のドラマプログラムの作品を選ぶ際、SHSの演劇部の生徒たちの間で『マンマ・ミーア!』が最有力候補だった。このキャストは、ギリシャの島での結婚式を控えた若い女性が実の父親を探す物語を、ABBAの音楽を通して語る。
月曜日、35人のキャストとクルーは初めて生バンドと一緒にリハーサルを行なった。美術監督であり、SHSの英語教師でもあるケリッサ・ロデリック氏によると、クルーはバンドの演奏をバックにミュージカルナンバーをリハーサルできることに大喜びだったという。
*スミスフィールド高校の『マンマ・ミーア!』公演(3月14日~16日)の主要キャストメンバー。左から、イーサン・カーウィン、ベンジャミン・トマ、ジュリア・トマ、ジュリエット・コレイア、マディ・ニューズ、ソニー・コルボ、サミ=リー・ハリントン、ウィル・マクレガー 撮影:ジャクリン・ムーアヘッド(Breeze)。
ロデリック氏によると、キャストは1月から週4~5日のペースでリハーサルを進めてきた。
「とても良い作品です。みんな本当にワクワクしていて、やる気に満ちています」と彼女は語った。
SHSの『マンマ・ミーア!』は明るく、歌とダンスがたくさん盛り込まれており、これをこなすのは簡単ではないとロデリック氏は強調した。
主要キャストのメンバーは、みな『マンマ・ミーア!』を演じたくて自ら志願したと語った。その理由は、この作品のエネルギーが大好きだからだ。『The Valley Breeze & Observer』の取材に対し、キャストのうち6人は「ABBAの音楽が大好きだ」と答えている。
公演期間中には、SHSの音楽部門を支援するための抽選会も行なわれる。公演は、3月14日(金)と3月15日(土)は午後19時、3月16日(日)は午後14時に開演する。
キャストのサミ=リー・ハリントンさんは、プロビデンス・パフォーミング・アーツ・センターで『マンマ・ミーア!』を観たことがあり、「とても素晴らしかった」と話す。昨年の『アダムス・ファミリー』とは異なり、今回の作品はより明るいテーマで、歌とダンスが多いのが特徴だという。
「この舞台は、高校、音楽部門、生徒、そしてキャストを応援する素晴らしい機会です」とハリントンさんは話す。
キャストのウィル・マクレガーさんは、キャスト全員が協力し合い、同じエネルギーを共有することで、舞台を確実に成功させていると述べた。
「みんな、何年も何年も『マンマ・ミーア!』をやりたかったんです。だからこそ、この舞台にはすごいエネルギーがあります」とマクレガーさんは語る。
「ABBAが好きな人なら、SHSの『マンマ・ミーア!』も絶対に気に入ると思います!」。
キャストのマディ・ニューズさんによると、この作品は学校内でも「非常に期待されている」そうだ。別のキャストメンバー、ソニー・コルボさんは、「この舞台にはたくさんのコメディ要素がある」と述べ、「混乱したラブストーリー」でもあると説明した。
「伝統的ではないラブストーリーですね」とマクレガーさんも付け加えた。
前売りチケットは15ドル、当日券は20ドル。支払いは現金が優先だが、カードも使用可能。オンラインでのチケット購入は、our.show/smithfield-high-mammamia から可能。
なお、前売り販売は3月14日(金)正午で締め切られる。
※スミスフィールド高校(Smithfield High School)は、アメリカ合衆国ロードアイランド州スミスフィールドに位置する公立高校です。1966年に開校し、Apple Valley地区、グリーンビル近郊にあります。
同校は、ビジネス&ファイナンス、コンピュータサイエンス、IT&サイバーセキュリティ、法と公共の安全、教師養成などのキャリア&テクニカルエデュケーション(CTE)プログラムを提供しています。
また、スミスフィールド高校は、ロードアイランド州の高校スポーツリーグであるRhode Island Interscholastic Leagueに加盟しており、学校のマスコットはセンチネル、スクールカラーは緑と金色です。