『ピッピのサーカス』は、音楽、アクロバット、そして舞台の喜びが融合した、子どもから大人まで心のど真ん中に響く、活気あふれる演劇の祭典となっている。
*ナタリー・ビェルケ・ローランがピッピ役で主演し、オスカル・マクシミリアン・ウィフラット・ブロムセスとヘンニ・ヴァナイ=アルマースが、それぞれトミーとアニカを演じている。
写真:シーレン・ホイランド・セーテル(デット・ノルスケ劇場)(※)
「すごく楽しかった! 音楽も! 俳優さんたちも! そしてピッピを演じた人、本当にすっごく上手だった!」。
12歳の同行者は、目を輝かせながら劇場を後にするなり、迷うことなくそう言った。私もまったく同感だった。これほどまでに楽しめたのは久しぶりで、この作品はミュージカルとニューサーカスが見事に融合した、まさに素晴らしい一作である。
舞台美術は、サーカスが本当に魔法のような場所であり、神秘と興奮に満ちていた時代へと観客を連れ戻してくれる(少しの間、その裏にある問題点は忘れておこう)。
しかし、『ピッピのサーカス』がこれほどまでに素晴らしい作品となっているのも無理はない。なぜなら、その背景には豪華な顔ぶれがあるからだ。世界で最も人気のある児童文学作家の一人であるアストリッド・リンドグレーン、そしてABBAの伝説的メンバーであるビヨルン・ウルヴァース。まさに“ポップコーンのように弾ける”作品である!
※デット・ノルスケ劇場(Det Norske Teatret)とは
デット・ノルスケ劇場(Det Norske Teatret)は、ノルウェーの首都 オスロ にある主要な劇場のひとつで、1912年に設立された歴史ある文化施設です。
■ 特徴
- ノルウェー語(特にニーノシュク)での上演を重視
- 古典作品から現代劇、ミュージカルまで幅広いレパートリー
- 国内外の観客に向けた高水準の舞台芸術を提供
■ 名前の意味
「Det Norske Teatret」は直訳すると
👉 「ノルウェーの劇場」という意味です。
■ 文化的役割
この劇場は単なる上演施設ではなく、
ノルウェー語文化(特に地方系言語であるニーノシュク)を守り、発展させる重要な拠点として知られています。

