ベニー、スウェーデン左派のために「マンマ・ミーア」を演奏

ABBAのベニー・アンダーソン、スウェーデン左派のために「マンマ・ミーア」を演奏

*スウェーデン・ストックホルムで行われた選挙運動のイベントで、社会民主労働党のマグダレーナ・アンデション党首が演説する傍ら、ピアノの前に座るABBAの作曲家ベニー・アンダーソン。(写真:X/@ChomarxGrou)

「マグ・ダ・レーナ!」

ABBAの作曲家ベニー・アンダーソンは日曜日、左派野党の候補者マグダレーナ・アンデションを応援するため、ABBAのヒット曲「マンマ・ミーア」を替え歌にして演奏した。

投票開始から数時間後、社会民主労働党本部に設置されたピアノの前で、ベニー・アンダーソンは次のように語った。

「マグダレーナのために演奏しに来てもいいのではないか、と思ったのです」。

79歳のベニーは、ストックホルム中心部に集まった支持者たちを前に、あの有名な曲のメロディーを弾き始めた。

「マグ・ダ・レーナ!」

集まった人々は、野党・社会民主労働党の党首マグダレーナ・アンデションの名前を曲に合わせて歌い、アンデション本人も楽しそうな表情を見せた。

スウェーデンでは現在、左派野党が政権を奪還するのか、あるいは極右政党が初めて政権入りするのかを決める、接戦の選挙が行なわれている。

スウェーデンの将来を左右する大接戦

スウェーデン全土の投票所は日曜日、現地時間午前8時(グリニッジ標準時午前6時)に開いた。総選挙の情勢は選挙戦の最終盤に入って急激に接近している。

アンデション率いる左派陣営は長い間、ウルフ・クリステション首相が率いる4党連合を大きくリードしていた。この連合には極右のスウェーデン民主党も含まれている。しかし、選挙戦の終盤になると両陣営の差は縮まり、ほぼ互角の情勢となった。

*2026年9月13日、投票所に到着し、自身の選挙ポスターの前を通り過ぎるスウェーデンのウルフ・クリステション首相(右)。(写真:AFP)

クリステションは、自らの陣営が過半数を獲得した場合、スウェーデン民主党に閣僚ポストを与えると約束している。その中には、同党党首ジミー・オーケソンを移民政策担当相に起用する案も含まれている。

この日、自ら投票を済ませたアンデションは記者団に対し、今回の選挙はスウェーデンが今後どの方向へ進むのかを決めるものだと語った。また、有権者に向けて、もう一つの選択肢はスウェーデン民主党が主導する政権になり得ると警告した。

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