ABBA、半世紀前の楽曲で新たな1位を獲得

ABBAがユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝し、世界的なスーパースターへと駆け上がってから、半世紀以上が経過した。それでも、このスウェーデンのポップグループは今なおヒットを生み続けている。

*シングルとして発売されてから50年を経て、ABBAの「ダンシング・クイーン」が、ファン向けに発売された記念アナログ盤によって、イギリスの2つのチャートで1位を獲得した。

1974年4月7日、イギリス・ブライトンで、「恋のウォータールー」を歌ってユーロビジョン・ソング・コンテストに優勝し、親指を立てて喜ぶスウェーデンのポップグループABBA。

左から、ビヨルン・ウルヴァース、アグネタ・フォルツコグ、アンニ=フリード・リングスタッド、ベニー・アンダーソン。

(写真:スティーヴ・ウッド/デイリー・エクスプレス/ハルトン・アーカイブ/ゲッティ・イメージズ)

ABBAは現在、もはや新曲を制作していないかもしれない。しかし、人気曲の多くは、新しいフォーマットや新たな特典を加えて発売されるたびに、コレクターズアイテムとなっている。

グラミー賞にノミネートされたABBAが発表した楽曲の中で、おそらく最も有名な曲が、今週、イギリスの複数のチャートに返り咲いた。

「ダンシング・クイーン」は、最初に世界中のラジオを席巻してから数十年を経て、2つのランキングで1位を獲得。さらに、別のチャートでも自己最高順位を更新した。

ABBA、「ダンシング・クイーン」を1位へ

「ダンシング・クイーン」は今週、イギリスの3つのセールスチャートに返り咲いた。

同曲は「オフィシャル・フィジカル・シングルズ」と「オフィシャル・ヴァイナル・シングルズ」の両ランキングで1位に登場し、初めて両チャートの首位に立った。

「ダンシング・クイーン」は「オフィシャル・シングルズ・セールス」にも再登場し、自己最高となる4位を記録した。

ヴァイナル・チャートはレコードでの購入数に特化したランキングである。一方、フィジカル・チャートにはCDやカセットなど、ほかの媒体での売り上げも含まれる。総合的なシングル・セールス・チャートには、すべてのフィジカル媒体での購入に加えて、デジタルダウンロードも含まれている。

ABBA、7曲目の1位を獲得

「ダンシング・クイーン」は、「オフィシャル・フィジカル・シングルズ」と「オフィシャル・ヴァイナル・シングルズ」の両チャートで、ABBAにとって7曲目の1位獲得曲となった。

今回のチャートイン以前、この名曲は約10年前に両ランキングへ初登場し、それぞれ4位と3位を記録していた。

ABBAは現在、両チャートで同じく7曲の1位を獲得しており、その顔ぶれもほぼ同じである。

「ジャスト・ア・ノーション」はフィジカル・ランキングでは首位に立ったが、ヴァイナル(レコード)・チャートでは1位になっていない。一方、「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」は、その逆の結果となっている。

それ以外では、「ダンシング・クイーン」「ハッピー・ニュー・イヤー」「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」「リング・リング」「ヴーレ・ヴー」「恋のウォータールー」が、いずれも両チャートで1位を獲得している。

「ダンシング・クイーン」、初めてセールスチャートのトップ10入り

「ダンシング・クイーン」は、これまでもフォーマット別のセールスチャートで首位に迫っていた。しかし、「オフィシャル・シングルズ・セールス」のトップ10に入るのは、今回が初めてである。

同曲は2021年に38位で初登場したものの、チャート入りしたのはわずか1週で、その後すぐに姿を消した。翌年には90位で再登場したが、再びチャート圏外となった。

今回、「ダンシング・クイーン」は4位を記録。全フォーマットの購入数のみを集計する同ランキングで、ABBAにとって7曲目のトップ10入り作品となった。

ABBAにとって4位はおなじみの順位

「ダンシング・クイーン」は、「オフィシャル・シングルズ・セールス」で最高4位を記録した3曲目のABBA作品となった。

同曲は、「ジャスト・ア・ノーション」と「恋のウォータールー」に並んだ。「恋のウォータールー」は2年余り前、同チャートの4位に初登場している。

ABBAがこのランキングで首位を獲得したのは、これまでに一度だけである。

約5年前、「アイ・スティル・ハヴ・フェイス・イン・ユー」が1週間にわたって1位を獲得し、ABBAにとって初めて、そして現時点では唯一の首位獲得曲となった。

「ドント・シャット・ミー・ダウン」と「リトル・シングス」は、いずれも最高2位。「ハッピー・ニュー・イヤー」は最高5位まで上昇した。

ABBA、「ダンシング・クイーン」50周年を祝う

「ダンシング・クイーン」が突然、人気を盛り返した背景には、同曲の発売50周年に合わせた新たなコレクター向け再発売がある。

ABBAは最近、公式オンラインストアで特別な10インチ・レコード盤を発売した。この商品は今月初めに販売が開始された。

「ダンシング・クイーン」は、1970年代を代表するポップソングの一つとして広く認められており、ABBAと最も強く結び付けられている楽曲ともいえる。

誕生から半世紀を経て、「ダンシング・クイーン」はついにベストセラーランキングで1位を獲得した。

ABBAの名曲2曲も再登場

「ハッピー・ニュー・イヤー」と「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」も、今週のイギリスのチャートに返り咲いた。

「ハッピー・ニュー・イヤー」は、「オフィシャル・ヴァイナル・シングルズ」に34位、「オフィシャル・フィジカル・シングルズ」に42位で再登場した。

「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」は、後者のランキングに84位で返り咲いた。

両曲とも、過去には今回を大きく上回る成績を収めている。「ハッピー・ニュー・イヤー」は両ランキングで1位を獲得。「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」は、フィジカル・ランキングで最高2位を記録している。

2つのバージョンの『ゴールド』が同時にチャートイン

ABBAの大ヒット・コンピレーション・アルバム『ゴールド』は現在、2つのバージョンがイギリスのチャートに登場している。

オリジナル版は、「オフィシャル・アルバムズ・ストリーミング」「オフィシャル・アルバムズ」「オフィシャル・アルバム・ダウンロード」「オフィシャル・アルバムズ・セールス」「オフィシャル・フィジカル・アルバムズ」の5つのチャートにランクインしているが、今週はすべてのランキングで順位を下げた。

一方、『ゴールド』の記念拡大版は「オフィシャル・アルバム・ダウンロード」にのみ返り咲き、74位に登場した。

記念拡大版は、55位につけているオリジナル版より約20ランク下に位置している。

https://www.forbes.com/sites/hughmcintyre/2026/08/26/abba-charts-a-new-no-1-with-a-half-century-old-song/

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