Buddy McCluskey(1935–2026)に哀悼の意を表します。

ABBAのスペイン語版レコーディングの歌詞を手がけた人物が逝去しました。

バディ・マクラスキーは、数多くのABBA楽曲をスペイン語へ翻訳した妻メアリー・マクラスキー、そしてアグネタとアンニ=フリードのスペイン語発音をサポートしたアナ・マリア・マルティネスとともに、スペイン語圏におけるABBA人気の確立に重要な役割を果たしました。

スペイン語シングル「チキチータ(Chiquitita)」と「アイ・ハヴ・ア・ドリーム(I Have a Dream)」の大成功を受け、ABBAは1980年に10曲入りのスペイン語アルバム『グラシアス・ポル・ラ・ムシカ(Gracias Por La Música)』をリリースしました。
その後、『スーパー・トゥルーパー(Super Trouper)』から「フェリシダード(Felicidad/Happy New Year)」と「アンダンテ・アンダンテ(Andante Andante)」、さらに『ザ・ヴィジターズ(The Visitors)』から「ノ・アイ・キエン・クルパール(No Hay Quien Culpar/When All Is Said And Done)」と「セ・メ・エスタ・エスカパンド(Se Me Está Escapando/Slipping Through My Fingers)」という4曲の追加スペイン語版も制作されました。
後者の楽曲は、たとえばコンピレーション・アルバム『Gracias Por La Música – Deluxe Edition』や『ABBA Más Oro – Más Grandes Éxitos』にも収録されています。

アルゼンチン出身のシンガー、ソングライター、作詞家、翻訳家、オーケストラ指揮者、そしてプロデューサーであったバディ・マクラスキーは、国際的アーティストをラテンアメリカ市場へ紹介した重要人物の一人でもありました。
とりわけ、ジョニー・マティス、ホベルト・カルロス、バリー・マニロウ、ヴィレッジ・ピープル、ブロンディ、ジャーメイン・ジャクソンなど、多くのアーティストの普及に尽力しました。

心よりご家族へお悔やみ申し上げます。
「Gracias por la musica(音楽をありがとう)」、親愛なるバディ・マクラスキーへ。

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