オンタリオ州スーセントマリーのABBAトリビュートバンド、「音楽に感謝」
土曜日のユーロビジョンを前に、ABBA SOO がスウェーデンのポップグループABBAの楽曲を演奏してきた歩みを振り返る
*ABBA SOO のメンバーであるデヴィッド・リーパス、マーク・アレマン、ジャネット・ブラウン、ケリー・ビーコックは、2022年以降、スーセントマリーで大勢の観客の前で公演を行っている。
(ABBA SOO 公式Facebookページ)
彼らは踊れる。ノリノリになれる――そして人生最高の時間を過ごしている。
伝説的スウェーデン・ポップグループABBAのトリビュートバンドが、この数年間、オンタリオ州スーセントマリーのあらゆる世代の音楽ファンを熱狂させている。
「ABBA SOO」と名乗るこのバンドは、マーク・アレマン、ジャネット・ブラウン、デヴィッド・リーパス、ケリー・ビーコックの4人で構成されており、1970年代から1980年代の耳に残る名曲を通じて音楽への愛を届け続けている。
「マンマ・ミーア(Mamma Mia)」「恋のウォータールー(Waterloo)」「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」「ザ・ウィナー(The Winner Takes It All)」などを演奏する中で、彼らは「ABBAになりきること」がこれまでで最も楽しい経験のひとつになっていると語った。
「この音楽は時代を超えているんです」とブラウンは語る。
「誰もが知っている曲ばかりで、世代を超えて愛されています。小さな子どもたちも、年配の世代と同じくらい楽しんでくれているんですよ」。
*ABBA SOO のメンバーたちが、スーセントマリーで開催された2024年の「Rotaryfest」でパフォーマンスを披露している。
(ABBA SOO 公式Facebookページ)
新型コロナウイルスのパンデミック直前に結成されたABBA SOOは、実質的には“2組のペア”から成り立っていた。
ビーコックとアレマンは、30年以上にわたり地元バンド「Touch of Class」で活動しており、一方ブラウンとリーパスは「Encore」というグループから加わった。
数か月にわたるリハーサルを経て、ABBA SOO は2022年のカナダ・デーにロバータ・ボンダー・パビリオンでデビュー。会場は満員となり、スタンディングオベーションを受けた。
「これはかなり大きなものになるぞと感じました。だからエージェントが必要だと思ったんです」とアレマンは語った。
それ以来、Great Lakes Entertainment が彼らの公演ブッキングを担当しており、その人気ぶりから依頼は絶えないという。
ABBA SOO は、大晦日コンサート、Rotaryfest、Bon Soo Winter Carnival、さらに数多くのチャリティーイベントにも出演している。
また、市内の高齢者介護施設での公演も積極的に行っている。
「いつか自分たちもああいう施設に入る日が来るでしょう。その時、誰かが訪れて少しでも楽しい時間を届けてくれたらいいなと思うんです」とビーコックは語る。
「私たちはそういう活動が大好きなんです。高齢者の皆さんは本当に特別な存在ですから」。
彼らの“音”と同じくらい注目されているのが衣装だ。
ABBA SOO は、本家ABBAのファッションやスタイルを忠実に再現することを大切にしており、それが観客にも大好評だという。
メンバーたちはウィッグやブーツ、さまざまなアクセサリーをオンラインで探し、地元のデパートには衣装の素材やスタイリングで協力してもらっている。
*ABBA SOO が、スーセントマリーで開催された「Rotaryfest 2023」で観客を楽しませている。
(写真提供:Bob Davies)
「もし良いウィッグを探しているなら、女性用のウィッグ売り場に行くべきだよ」とリーパスは笑いながら話した。
さらにアレマンはこう付け加える。
「ケリーとジャネットは街中ですぐ気づかれるんです。でも僕とマークは、ウィッグのおかげで“変装状態”になれる特権がありますね」。
本家ABBAがユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝してから、今年で52年となる。
ユーロビジョンは世界最大級の音楽コンテストとして広く知られている。
第70回ユーロビジョン・グランドファイナルは、今週土曜日にウィーンで開催される。
ヨーロッパ以外の国々も一部参加しているが、カナダはこれまで正式参加したことはない。
しかし、これまでにもカナダとのつながりは存在していた。
特に有名なのは、1988年にセリーヌ・ディオンがスイス代表として出場し、優勝したことだ。
*セリーヌ・ディオンは、38年前にユーロビジョン・ソング・コンテストに出場し、優勝を果たした。
(Bruno Torricelli)
カナダのマーク・カーニー首相は以前、カナダのユーロビジョン参加の可能性について言及したことがあり、またユーロビジョンのコンテスト・ディレクター、マーティン・グリーンも最近、「カナダの参加を歓迎する」と語っている。
ABBA SOO は、1974年のユーロビジョンでABBAが築いた成功への敬意を込めて、セットリストの冒頭を「恋のウォータールー(Waterloo)」で始めることが多いという。
「このすべての原点がどこにあるのか、そしてABBAがどうやって発見されたのかを知りたくて、昔のユーロビジョン映像を見返したんです」とリーパスは語る。
「彼らの音楽をどう演奏するかを学ぶ上でも、本当に素晴らしい方法でした」。
地元出身の彼らは今後、北オンタリオ地域でさらに活動の幅を広げ、新しい観客たちの前で演奏したいと願っている。
https://www.cbc.ca/news/canada/sudbury/abba-soo-tribute-band-eurovision-9.7201008




