5月10日金曜日
皆様おはようございます。GW明け、お仕事は順調ですか?今日頑張れば明日、明後日はお休み??
今日は「ファイトの日」「コットンの日」「地質の日」です。
まず「ファイトの日」から。
なぜ5⽉10⽇が「ファイトの⽇」なのかというと、1962(昭和37)年に⽇本で初めてのドリンク剤「リポビタンD」が発売されたことが由来となっています。
リポビタンDは国内で1番有名な栄養ドリンクといっても過⾔ではないですよね。
「ファイト︕⼀発︕」といったCMが印象的で、体調が悪い時や眠たい時、徹夜で頑張りたい時など様々な場⾯で助けてくれるドリンクです。
2012年にはリポビタンDが発売されてから50周年を迎えたことから、製造発売元の⼤正製薬株式会社によって「ファイトの⽇」が制定されました。
この「ファイトの⽇」には「リポビタンDを飲んで疲労を回復し、元気になってもらおう」という願いが込められているそうです。
栄養ドリンクにはもちろん⾝体が元気になるような栄養素が含まれていますが、「栄養ドリンクを飲んだ」という事実で少し気持ちが強くなって頑張れたりしますよね。
ただし、肝臓に負担がかかってしまうそうなので、⽤法⽤量を守って飲むということが⼤事になります。
今回の今⽇は何の⽇で紹介したリポビタンDは「栄養ドリンク」ですが、四の中にはモンスターエナジーやレッドブルといったいわゆる「エナジードリンク」と呼ばれるものがありますよね。
どちらも飲むと元気になるような飲み物ですが、具体的に何が違うのかを知っていますか︖
栄養ドリンクについては「医学部外品」であって、⽣薬や漢⽅薬といった薬⽤成分が含まれており、肝細胞の再⽣を促進、肝臓の働きを助けるといった効果が期待されてます。
これに対してエナジードリンクは「清涼飲料⽔」に指定されているため、⾔ってしまえばジュースのようなものですね。
エナジードリンクについてもカフェインやアミノ酸、ビタミンなどが含まれていますが、栄養ドリンクのように薬⽤成分は含まれていないため、栄養ドリンクの⽅が圧倒的に栄養が豊富に含まれています。
エナジードリンクは炭酸飲料であり、カフェインなども含まれているため、眠気を覚まして気分をすっきりさせる意味合いで飲まれるものです。
そのため、栄養ドリンクのように「滋養強壮」や「栄養補給」といった効果をCMで謳うことができず、「翼を授ける」といった遠まわしの表現でCMをしているのです。
実は栄養ドリンクのCMでは栄養ドリンクを実際に飲んではいけないって知っていましたか︖
栄養ドリンクのCMで俳優さんなどが思いっきり栄養ドリンクに⼝をつけて飲んでいるように⾒えますが、これは飲んだふりであって実際には飲んでいないのです。
他の清涼飲料⽔や⾷べ物などは実際に⼝にする事が許されているのに、なぜ栄養ドリンクはダメなのでしょうか。
これは実は「薬事法」という法律によって禁⽌されているからなんですね。
確かに他の栄養ドリンク以外の飲み物は⽤法⽤量などが厳密に決まっているわけではなく、栄養ドリンクは1⽇1本までと決まっているので、何回もCMを撮り直していては⾝体を壊してしまう感じがしますよね。
*皆様は日頃「栄養ドリンク」お飲みになりますか?僕も結子も「ゼナ」以外は「下痢」してしまいました。アリナミン系は全部下痢しました。ユンケルもイマイチでした。『ゼナ』は下痢しませんでした。
次に「コットンの日」について。
なぜ5⽉10⽇が「コットンの⽇」なのかというと、五(こ)ten(テン)で「コットン」という語呂合わせが由来となっています。
また、綿が夏物素材としてよく使⽤されるため、5⽉が店頭販売の最盛期を迎えることも由来となっています。
「コットンの⽇」については⽇本紡績協会によって1995年10⽉に制定されました。
「コットンの⽇」については「⼿ざわりの優しさ、さわやかさから夏物素材として最も利⽤されているコットンの魅⼒を多くの⼈に知ってもらうこと」という事を⽬的に制定されたそうです。
コットンを扱っている会社は5⽉10⽇のコットンの⽇に⾃社製品のPRなども⾏なっています。
コットンといえば綿製品であり⾐類などを想像される⼈も多いかと思いますが、化粧⽤品にもコットンが使われているため、コットンの⽇には化粧品界隈でもイベントが開催されているそうです。
コットンの中でも「オーガニックコットン」と呼ばれるものがありますよね。
オーガニックコットンは⾐類やタオルなど⽇⽤品に使われていて、最近は注⽬を集めていますよね。
しかし、普通のコットンとオーガニックコットンって何が違うのか全然わからないですよね。
なんとなくオーガニックコットンの⽅が「⾼級」「質が良い」などのイメージを持たれているかもしれませんが、実際は質の違いはそんなに無いのです。
オーガニックといえば有機栽培をイメージされる⽅も多いと思いますが、そもそもオーガニックコットンと普通のコットンを⽐べても、コットンに残されている農薬の量はそんなに差がありません。
実はオーガニックコットンは地球環境を保全するために作られたコットンなんです。
農薬などを使⽤してコットンを作ると⼟壌が汚染されてしまうため、やがて⼟地がやせ細ってしまいます。
オーガニックコットンは⼟地がやせ細ってしまうことを防ぐために、なるべく農薬を使わずに作られたコットンのことなんですね。
18世紀ごろにイギリスでは織物製造に使われている素材がウールからコットンに変わっていき、これはインドから輸⼊からされたことによってイギリスにもたらされました。
その当時はコットン製品の着⼼地の良さに⼤ブームが起こり、イギリスで本来⽣産された⽺⽑製品が売れなくなる事態が発⽣しました。
その後、イギリスではコットンを⾃国で栽培することを始めるのですが、これが綿製品の⼤量⽣産につながり、歴史の教科書でも習った産業⾰命のきっかけとなったとされています。
このことからコットンの栽培が盛んになったのは、⻑い歴史から考えればつい最近のことのように感じますが、実は栽培⾃体は8000年前には既に始まっていたと⾔われています。
2017年現在で残っているコットン栽培の最古の証拠はメキシコで⾒つかっていて、これが約8000年も前のものとなります。
メキシコ以外でも現在のバングラディッシュやインドの北⻄の地域に起こった⽂明であるインダス⽂明でもコットンの栽培が⾏なわれていた証拠が残っています。
これも7000年も前のものであり、いかに⼈間とコットンが密接に関係してきたかわかりますよね。
*コットンは手触り、肌触りがいいですよね?皆様はいががですか?
最後に「地質の日」について。
なぜ5⽉10⽇が「地質の⽇」なのかというと、1876年5⽉10⽇にアメリカの地質学者ライマンらが⽇本初の広域的な地質図「⽇本蝦夷地質要略之図」を作成したことが由来となっています。
また、1878年5⽉10⽇に地質の調査を扱う内務省地理局地質課が設置された事も由来となっています。
「地質の⽇」については地質関係の組織・学会によって2007年に制定されました。
「地質の⽇」は「地層、岩⽯、⼟壌などで構成される⼤地の性質である「地質」について、多くの⼈に理解を深めてもらう」という事を⽬的としています。
確かに普段から⽣活をしていて地質について考える機会って全くといっていいほどないですよね。
地質とまではいきませんが、学⽣のころの科学の授業で習う程度でしょうか。
5⽉10⽇の「地質の⽇」には講演会や野外観察会などのイベントが全国の博物館で開催されているそうなので、参加してみて地質について勉強してみるのも良いかもしれませんね。
学⽣のころに理科の教科書などで地層の写真を⾒たことがありますか︖
教科書には地層を⾒ることで、どの年代の地層なのかを判断することが出来ると書いてありましたが、そもそも何の根拠があって「○○年前の地層」などと⾔ってるのかが不思議ですよね。
実は岩⽯には放射性元祖というものが含まれていて、これを調べることによってその地層がどれぐらい前のものなのかが判断できるんです。
ウランやカリウムであったり、ストロンチウムといった放射性元素は、放射線を常に放出していて、時間が経過することによって別の元素に変わる性質を持っているのです。
これらの放射性元素がどの程度別の元素に変化しているかによって、例え何千年前のものであってもいつの年代の地層なのかが判断できるのです。
エベレストは地層がズレることによって⼤幅に標⾼が変わったという説があるのはご存じですか︖
エベレストの標⾼は8848メートルとされていますが、⼤昔のエベレストの標⾼はこの倍近くにあたる15000メートルもあったのかもしれないのです。
エベレスト⾃体は約5000年前にインド⼤陸とアジア⼤陸がぶつかった影響により出現した⼭だとされていますが、この当時の標⾼が15000メートルであったとされているのです。
これが⻑い歴史の中で地層がだんだんとズレてくることによって標⾼が低くなっていき、現在の8848メートルという⾼さになったのです。
何千年もかけて⼭の標⾼が変わっていくのですから、私たちは⽣きていませんがまた千年後のエベレストの標⾼も今の⾼さとは違ったものになっている可能性がありますよね。
*日本は地震国ですからね。皆様が住んでいる地質は大丈夫ですか?
本日ハナキンも宜しくお願いいたします。
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