ヴァイキングの日・世界海洋デー・果物の日「今日は何の日・6月8日」

6月8日土曜日

皆様おはようございます。毎日蒸し暑いですね。エアコン、水分、バッチリですか?十分に気をつけましょう!

今日は「ヴァイキングの日」「世界海洋デー」「果物の日」です。

まず「ヴァイキングの日」から。

なぜ6月8日が「ヴァイキングの日」なのかというと、西暦793年6月8日に北欧の海賊ヴァイキングの活動が最初に記録に現われた事が由来となっています。
ヴァイキングは海賊を表現する言葉ですが、主に西暦800年~1050年ぐらいかけて西ヨーロッパ沿岸部を襲撃した武装船団の事を「ヴァイキング」と呼んでいたそうです。
ヴァイキングの本格的な襲撃が始まったとされているのは西暦793年のことであり、最初の襲撃先はリンデスファーン修道院だったと記録に残っています。
しかし、その前から当時のブリテン諸島やフリースラントへの略奪行為が行なわれていたとされており、あくまで大規模なヴァイキングとしての活動や記録が残っているのが793年以降ということになります。
日本の沿岸部を航行していても海賊に襲われることはないため海賊という存在自体が過去のもののように思えますが、実際には中東やアフリカではいまだに海賊行為が多発しているそうで、護衛艦がいなければ航行するのが厳しい海域もあるそうです。

海賊といえば宴会でドンチャン騒ぎをしてとても豪勢な食事をしているイメージがありますよね。
しかし、実は海賊の食事はとても質素なものであり、現代では考えられない過酷な食事事情であったことは知っていますか?
海賊といえばお酒を飲んでいるイメージがあるかもしれませんが、あれは水などの飲み物を船に持ち込んでもすぐに腐ってしまって長期間保存が出来ないためであり、その変わりに腐りにくい大量のアルコール類の飲み物を船に貯蔵していたのです。
また、当時は硬くて味のしないビスケットのような「ハードタック」と呼ばれる食べ物が海上で長期保存の出来るものだったため、ハードタックを食べつつお酒を飲んで飢えをしのいでいました。
また、魚についてもいつでも獲れるわけではなく、海上では牛や豚などの肉も食べることが出来なかったため、ウミガメの肉を食べることが多かったそうです。
餓死をするわけにはいかないですし、時には船内にいるネズミや虫、マストに発生する油などを食べてなんとか食いつなぎ、最悪の場合には人間同士の共食いをしたとも言われており、当時の海賊の食事事情はいかに劣悪だったことがわかりますよね・・・

海賊の船長といえば海賊帽をかぶって目には眼帯をつけているイメージがありませんか?
実はあの眼帯は目を怪我したことによってつけているわけではなく、また格好つけるためにつけているわけでもないんです。
あの眼帯にはちゃんと意味があり、現在の船と違って昔の船は電気などが無いため十分な明かりを確保する事ができませんでした。
日中なども船の甲板は太陽光で照らされているのに対して、部屋の中に入ってしまえば真っ暗という事もあったそうです。
しかし、海賊といえば軍船からも逃げなければなりませんし、商船などを見つけた場合にも襲うなど、その場での素早い判断が必要となります。
明るい場所などから船長室に戻って地図を見ようとして、部屋が暗すぎて地図が見えないのを時間をかけて暗闇に目が慣らしていくわけにもいきません。
そこで眼帯で覆って暗闇に慣らしておいた目の方を使用して、素早く暗闇の中でも地図を読めるように工夫していたのでした。

*ホテルなどで「食べ放題」のことを「ヴァイキング」と言いますが正確には「ビュッフェ(スタイル)」ですね。あるホテルのオーナーが「ビュッフェ」だとイマイチ、インパクトが薄いと思い「ヴァイキング」と命名したところ「大ヒット」したそうです。名前は大事ですね。

次に「世界海洋デー」について。

なぜ6月8日が「世界海洋デー」なのかというと、1992年6月8日にリオデジャネイロで開かれた地球サミットにおいてカナダ代表が提案したことが由来となっています。
提案されてから正式に記念日となるまでは「世界海洋デー」については非公式で実施されていました。
しかし、2009年からは国連の記念日として改めて制定されることとなりました。
世界海洋デーについては国連で定められている記念日であり、もちろん日本だけでの記念日ではなく世界的な記念日である国際デーとなっています。
カナダは「世界海洋デー」を提唱した時にこの日を「海の重要性に気づき、感謝する日」として位置付けしました。
地球という星を考えてみても陸よりも海の方が圧倒的に面積も広いですし、いまだに深海には未知の領域が広がっています。
また、実は海が二酸化炭素を吸収する事によって、プランクトンや海藻が酸素を生みだしているのですから、海も大切にしていかなければなりませんよね。

海水が口の中に入ったことのある人でなくても、海水はしょっぱい味がするという事は当たり前のように知っていますよね。
しかし、そもそもなぜ海水がしょっぱい味がするのかまでをわかっている人はあまりいないのではないでしょうか。
一言で海水と言っても、海水には様々な物質が溶けています。
海水1リットルで計算してみると、そのう30~40gは色々な物質が溶けたものなのですが、なんとそのうちの8割を塩素イオンとナトリウムイオンで占めているのです。
この2つのイオンは水に溶けやすい性を持っていて、なおかつ他の生物によって摂取される事もなく化学反応が起こる事もあまりないため、常に海の中に存在していることになります。
塩素イオンとナトリウムイオンは結合することによって食塩になりますし、もちろん海がしょっぱくなるのは当たり前ということになりますよね。

 

海はもちろんですがいつ舐めてみてもしょっぱいですよね。
しかし、常に川などから海水以外の水が流れ込んできたり、また海水が蒸発することによって海の塩分濃度が変わることによって海のしょっぱさも変わっていそうですよね。
しかし、実はここ数億年では塩分量はほぼ一定を保っているそうです。
まず、海の塩分に関しては川が流れることによって岩から溶出された塩分が常に海に供給され続けています。
そして、ペルシャ湾などの気温の高い地域には塩平原というものが存在していて、水分が急速に蒸発した結果、大量の塩分だけが残されています。
常に川などから一定の塩分が供給されてくるのと同時進行で、海が蒸発することによって海からの塩分が減っているため、常に海のしょっぱさは一定を保ってきたのだとされています。

*皆様は海水浴が好きですか?僕は生まれて3ヶ月後から毎年、南房総の岩井海岸に行っていましたが、コロナで昨年は行けませんでした。21世紀になって、皆さんは国内海水浴よりもハワイやグアムに行く人が増えましたね。

最後に「果物の日」について。

なぜ毎月8日が「果物の日」なのかというと、8日という日付が「おやつ(8つ)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「果物の日」については全国柑橘宣伝協議会と落葉果実宣伝協議会によって1998(平成10)年に制定された記念日となります。
昔に比べると果物の価格も高騰し子供が果物を食べる機会も減ってきてしまいました。
そんな子供の果物離れを防止することが目的であり、毎月8日にはおやつとして果物を食べようということから「果物の日」が制定されることとなりました。
果物の1日の摂取目安量は200gとされていますが、これは大体リンゴ1個分であったり、みかんであれば2個分となります。
しかし、毎日のように200gの果物を食べることは難しいですし、そもそも現代では毎日のように果物を食べているという人の方が少ないのではないでしょうか?
健康を維持するのにも効果がありますし、美容にも良いとされている果物を、毎月8日の「果物の日」には意識的に食べるような習慣を身につけてみるのはいかがでしょうか?

みかんを英語にすると「オレンジ」であり、みかんとオレンジは全く同じ品種だと思っている人 がとても多いですよね。
しかし、実はみかんとオレンジについては厳密には違う果物だって知っていましたか?
みかんとオレンジのそれぞれの祖先となるみかんはインドに群生していました。
そして、その祖先となるみかんが地中海沿岸方面を中心に広まっていき、気候などが全く違うところで独自に進化を遂げたものが「オレンジ」となりました。
インドから中国などに伝わって、そのままアジアで食べられるようになったのが「みかん」であり、日本人も普段から食べているお馴染みのみかんは「温州みかん」という品種になります。
日本にも有田みかんなどの有名なみかんがありますが、これも温州みかんの品種の一つとなります。

スーパーに陳列されているリンゴには、皮にワックスがかけられているかのようにピカピカのものがありますよね。
あれは収穫したときに綺麗にしてから陳列する前に磨いていると思われがちなんですが、実はリンゴがピカピカである理由は他にあります。
リンゴがピカピカに見えるのは人間が何かしらの手を加えたのではなく、リンゴ自身が自ら作り出した物質による影響を受けているからなんです。
リンゴが熟してくると、オレイン酸やリノール酸と呼ばれる物質が生成されますが、それらの物質が皮の外に出てくることによって、リンゴがまるで磨かれたかのようにピカピカになるんです。
リンゴが熟してからじゃないと生成されない物質のため、リンゴがピカピカしている場合はそのリンゴが熟していて食べごろであることの目安になります。
スーパーなどでリンゴを買う場合に、表面がピカピカになっているかを目安にしてリンゴを買うと、美味しいリンゴが食べられるということですね。

*皆様の好きな果物は何ですか?僕は「ナシ」です。あのみずみずしさはなんとも言えないです。

週末も宜しくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です