ミネアポリス発――世界中で愛され続ける大ヒットミュージカル『マンマ・ミーア!』が、25周年記念ツアーの一環として9月15日から20日までミネアポリスのオーフィウム劇場で上演される。
1999年にロンドン・ウエストエンドで初演されて以来、『マンマ・ミーア!』はジュークボックス・ミュージカルの金字塔として世界中の観客を魅了してきた。ABBAの名曲の数々と、笑いと涙にあふれた物語を融合させた作品は、今なお色あせることなく多くの人々に愛されている。
今回の25周年記念ツアーでは、
「スーパー・トゥルーパー」
「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」
「ダンシング・クイーン」
「恋のウォータールー」
をはじめとするABBAの代表曲が次々と披露される。
ABBAファンはもちろん、これまでABBAに馴染みのなかった観客でも楽しめる内容となっており、「観劇後には誰もがABBAファンになる」と評されるほどの人気を誇る。
ABBAの楽曲から生まれた世界的大ヒット作品
『マンマ・ミーア!』は、イギリスのプロデューサー、ジュディ・クレイマーと劇作家キャサリン・ジョンソンによって生み出された。
二人はABBAの創設メンバーであるベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァースとの出会いをきっかけに、ABBAの楽曲を軸とした舞台作品の制作を構想した。
1999年の初演後、作品は世界各国で上演され、さらにメリル・ストリープとアマンダ・セイフライド主演の映画版も世界的な成功を収めた。
舞台はエーゲ海の楽園「カロカイリ島」
物語の舞台は、ギリシャの美しい島・カロカイリ島。
結婚式を間近に控えたソフィは、人生最大の疑問を抱えていた。
それは、自分の父親が誰なのか分からないことだった。
母親ドナはこれまで一度も父親の正体を明かしたことがない。
ある日、ソフィは密かにドナの日記を読み、父親候補として3人の男性の存在を知る。
冒険家のビル。
証券マンのサム。
そして元ロックミュージシャンのハリー。
ソフィは誰にも相談せず、3人全員を結婚式へ招待する。
本当の父親を見つけるためだった。
再会が呼び覚ます忘れられた恋
ところが、3人が同時に島へ現れたことで、ドナの平穏な日常は一変する。
封印していたはずの恋愛感情や思い出が次々によみがえり、過去と向き合わざるを得なくなるのだ。
ドナは親友であり、かつてのバンド仲間でもある「ドナ&ザ・ダイナモス」のメンバーたちに支えられながら、自らの人生を見つめ直していく。
一方、娘のソフィと婚約者スカイもまた、それぞれの将来について悩み始める。
老朽化したホテルを守りたいソフィ。
島の外の世界へ飛び出したいスカイ。
二人の思いは少しずつすれ違っていく。
父親は誰なのか? そして結婚式の行方は…
結婚式前夜のパーティーでは、予想外の告白や衝突が相次ぎ、式そのものが危機に陥る。
そして迎えた結婚式当日の朝。
ソフィは本当の父親を見つけることができるのか。
ドナは過去を乗り越え、自らの心に正直な選択をすることができるのか。
ABBAの名曲に乗せて描かれる家族愛、友情、恋愛、そして人生の再出発。
25周年を迎えた今なお、『マンマ・ミーア!』は世界中の観客に笑顔と感動を届け続けている。
『マンマ・ミーア!』25周年記念ツアー
- 会場:オーフィウム劇場(ミネアポリス)(※)
- 公演期間:9月15日~20日
- チケット:94ドルから
Here We Go Again!
ABBAの音楽とともに、最高にハッピーなひとときが再び幕を開ける。
※オーフィウム劇場(Orpheum Theatre) は、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスのダウンタウンにある歴史的な大劇場で、ブロードウェイの全米ツアー公演やコンサートの主要会場として知られています。1921年に開館し、現在は約2,600席を擁するミネアポリスを代表する劇場の一つです。
会場
- Orpheum Theatre
- 所在地:910 Hennepin Avenue, Minneapolis, Minnesota
- 開館:1921年
- 客席数:約2,579~2,600席
- 様式:ボザール様式(Beaux-Arts)建築
歴史
もともとは「ヘネピン劇場(Hennepin Theatre)」として1921年に開館しました。開館当時は全米最大級のボードビル劇場として知られ、初週には約7万人が来場したとされています。初期には有名コメディグループの Marx Brothers も出演しました。
その後、映画館としても利用されましたが、1993年に約1,000万ドルをかけて大規模改修が行われ、現在の劇場としてよみがえりました。
『マンマ・ミーア!』との関係
オーフィウム劇場は全米ツアー版の『マンマ・ミーア!』をはじめ、
- 『ライオン・キング』
- 『オペラ座の怪人』
- 『ウェイトレス』
など、多くの人気ブロードウェイ作品を上演してきました。今回紹介されている『マンマ・ミーア!』25周年記念ツアーも、この劇場で開催されます。
劇場の特徴
豪華なロビーや装飾が見どころで、天井には約3万枚のアルミニウム箔によるドーム装飾が施されています。ミネアポリスの劇場街「ヘネピン・シアター・ディストリクト」の中心的存在として、年間を通じて数多くのミュージカルやコンサートが行なわれています。
『マンマ・ミーア!』のような大規模ミュージカルを上演するのにふさわしい、歴史と格式を兼ね備えた名劇場です。
https://www.minneapolis-theater.com/shows/orpheum-theater/mamma-mia

