【連載㉚】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

5月13日金曜日昼

【熊本地震・震災・ライフライン&交通情報】

皆様こんにちは。一連の熊本地震はとうとう算通1400回を超えてしまい、未だに震度4級は続いています。

今回の一連の地震で特に被害が凄かった『益城町』では全住居の半分(55%)以上が全壊又は全壊に近く「二度と住めない」ことが判明しました。また『益城町』では県内で1288軒と一番「断水」が多く、町は水道復旧に全力を注いでいます。

阿蘇山は未だに小規模な噴火が続いており火口から1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

もうすぐ梅雨ですが今回の地震で県が管理する44の河川で堤防に亀裂が入ったり地盤ごと沈下したりする被害がこれまでに少なくとも185か所見つかりました。 熊本県は特に被害が大きい66か所について梅雨の時期が来る前5月中に応急工事を終えたいとしています。

学校は9日より再開しましたが上記被害が酷かった益城町では地震発生時に3118人いた町立7小中学校の児童生徒のうち131人の子どもが町外の学校に通っていることがわかりました。熊本県外の学校に転校するなどして町に戻る予定のない子どもが33人、環境が整えば町に戻ってくる予定の子どもが98人いるとのことです。

熊本県社会福祉協議会によりますと4月29日~5月8日までの大型GW中に熊本県を訪れたボランティアの数は1日の平均2500人居ましたが連休明けの9日には835人に減るなど連休が終わったあとボランティアに訪れる人が大幅に減少しています。多くの自治体が県内又は地元在住在勤の人のみに限定してボランティアを募っていますが「日本全国」から募集することが急務な課題だと思われます。

1.被災地情報

①震度1以上1400回超える! 引き続き警戒を !

一連の熊本地震では昨日12日も活発な地震活動が続き、昨日午後17時すぎには震度4の揺れを観測する地震が発生しました。震度1以上の地震の回数は1400回を超え、気象庁は引き続き激しい揺れを伴う地震に警戒するよう呼びかけています。

②益城町、避難半数「倒壊住めず」!

震度7を2回観測した益城町で、避難所に避難している住民を対象に行われた調査の結果がまとまり、避難している理由として「自宅が壊れて住めない」と回答した世帯が半数以上に上ることが分かりました。

この調査は益城町が4月30日~5月3日にかけて町内にある避難所に避難している人を対象に行ったもので1244世帯から回答を得ました。

それによりますと、避難している理由としておよそ55%の世帯が「自宅が壊れて住めない」と回答しました。

残りの世帯に、避難の理由について、複数回答でたずねたところ、およそ63%が「余震の不安」を上げ、次いで「断水」や「家の中が散乱し、住める状態ではない」と回答しています。

また、「自宅が壊れて住めない」と回答した世帯のうち、およそ74%が「仮設住宅に入居したい」と答え、このうちのほとんどの世帯が「町内に建設される仮設住宅に入居」を希望しています。

町は、現在160戸の仮設住宅の建設を進めていますが「調査結果も参考に、仮設住宅を増やす方向で、と調整している」としています。

また、およそ15%の世帯が「余震がなくなり、水道などのインフラが戻れば自宅に戻る」と答えたことから、町は、水道の復旧工事を急いでいます。

③阿蘇山「約1キロの範囲で警戒を」!

熊本県の阿蘇山では中岳第一火口で4月16日と5月1日にごく小規模な噴火の発生が確認されています。

気象庁は、引き続き火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして火口からおおむね1キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

気象庁が12日発表した先月以降の火山概況によりますと阿蘇山の中岳第一火口では、4月16日にごく小規模な噴火が発生して噴煙が火口から100メートルの高さにあがりおよそ10時間、噴火が継続したほか、5月1日にもごく小規模な噴火が発生して噴煙が火口から300メートルの高さまで上がりました。

火山性微動の振幅は、おおむね小さい状態で推移していましたが、4月30日以降はやや大きな状態となっているほか放出される二酸化硫黄の量は1日あたり1200トン~2400トンと多い状態が続いています。

熊本県では4月14日と16日に震度7の揺れを観測する地震が起きるなど活発な地震活動が続いていますが気象庁は一連の熊本地震による阿蘇山の火山活動に特段の変化は見られないとしています。

気象庁は、引き続き中岳第一火口の周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして噴火警戒レベル2の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね1キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

また、4月16日の大地震のあと、停電などの影響で中岳第一火口の周辺に気象庁が設置していた地震計や、地殻変動を捉える傾斜計などのデータの一部が届かなくなっていましたが、発電機を設置するなどして5月2日までにデータを監視できる状態に戻ったということです。

➃天草市も地震で一部機能移転へ!

熊本県天草市は、一連の地震で市役所の本庁舎に柱や壁の複数のひびが見つかったことなどから、ほかの施設に機能を移すことを決めました。

天草市によりますと、一連の地震で市内では最大震度6弱を観測し、市役所の被害状況を確認したところ、総務課や市民課などが入る「本庁舎本館」の柱や壁、それに窓ガラスなどに複数のひびが見つかったということです。

建築士の資格を持つ市の職員が応急危険度判定をした結果「本庁舎本館」が「要注意」と判定されたほか、別の敷地にある「別館教育棟」も今後、最大震度6弱の地震が発生した場合、倒壊のおそれがあると判断されたということです。

このため天草市では、ことし7月をめどに耐震基準を満たす市や県、それに民間の施設などへ2つの建物の機能を移転することを決めました。

2つの建物は、いずれも昭和41年度に建設され、老朽化が進んでいるとして現在、新しい市役所の建設が3年後の完成を目指して進められていて、完成までは移転先での業務が続くということです。

天草市の中村 五木市長は「市民の皆さんへの負担が最小限となるように具体的な移転先などを早急に検討します」としています。

⑤梅雨前に堤防で応急工事進む!

一連の地震で、熊本県益城町では県が管理する河川で、堤防の亀裂などの被害がこれまでに少なくとも185か所見つかり、梅雨の時期が近づいていることなどから県は応急工事を急いでいます。

熊本県によりますと、一連の地震のあと、益城町などを流れる秋津川や木山川など、県が管理する44の河川で、堤防に亀裂が入ったり、地盤ごと沈下したりする被害がこれまでに少なくとも185か所見つかりました。

熊本県は、特に被害が大きい66か所について、梅雨の時期が来る前の5月中に応急工事を終えたいとしています。

このうち、益城町の木山川では堤防に大型の土のうを積んでかさ上げしたり、亀裂にセメントを流し込んで青いシートを張ったりする作業が行われていました。

一方、国が管理する緑川や白川などでも堤防に亀裂が入るなどの被害が172か所確認され、緊急性の高い11か所は堤防を造り直すなどの応急工事が終わっています。

ただ、本格的な復旧工事は1年ほどかかる見通しで、国土交通省は4月28日から水防警報と洪水予報の発表基準を暫定的に引き下げるとともに、今後の梅雨や台風に備えて河川の監視体制を強めることにしています。

⑥老舗和菓子が一部生産再開!

一連の地震で熊本県西原村に工場がある老舗の和菓子メーカー「お菓子の香梅」は工場が大きな被害を受けて生産が止まっていましたが、昨日12日から一部の商品で生産を再開しました。

「お菓子の香梅」は、あんこを寒天に流し込んだ和菓子、「誉の陣太鼓」で有名な熊本県の老舗和菓子メーカーです。

一連の地震で西原村にある工場は建物の天井が崩落したり、菓子をつくるのに欠かせない水をためるタンクが破損して生産できない状況が続いていました。

工場ではあんこを作るフロアで被害が大きく、主力商品の「誉の陣太鼓」などは生産の見通しが立っていませんが、仮設のタンクを設置するなど復旧作業が一定程度進んだことから、昨日12日からあんこを使わない茶菓子の生産を再開しました。

この茶菓子は14日から熊本市中央区にある店舗に並ぶということです。

「お菓子の香梅」の副島 英史副社長は「懸命に力を合わせて復旧を進め、いち早く顧客に商品を届けられるよう頑張っていきたい」と話していました。

⑦益城町・転校など町外130人!

地震で大きな被害を受けた益城町では、すでに転校するなどして町外の学校に通っている子どもが131人に上っていることが町の調査でわかりました。

益城町では9日にすべての小中学校が再開しましたが、地震発生時に3118人いた町立7小中学校の児童生徒のうち131人の子どもが町外の学校に通っているということです。

このうち『熊本県外の学校に転校するなどして町に戻る予定のない子どもが33人』『環境が整えば町に戻ってくる予定の子どもが98人』いるということです。

一方、町では『来週から通常に近い5時間授業にし、パンと牛乳にチーズなど3品目をつけた簡単な給食を出すことを決めた』ほか『授業の遅れを取り戻すため、夏休みの短縮や土曜日に授業を行うこと』などを検討しているということです。

⑧「自宅の修理や建て替え望む」が4割、被災の益城町調査!

地震の避難者を対象にした生活再建に向けた意向調査の結果を、熊本県益城町が昨日12日公表しました。回答した1244世帯のうち、自宅の修理や建て替えを望む世帯が約4割に達しました。町は仮設住宅の必要戸数の判断材料にするとのことです。

4月30日~5月3日、町内12か所(当時)に避難、あるいは車中泊する世帯などが対象。「現在の場所で自宅の修理または建て替えを行う」が503世帯(40%)と最も多く、「未定」は273世帯、「余震がなくなり、インフラが復旧すれば自宅に戻る」が193世帯、「町外に移転する」は36世帯でした。避難の理由は「家屋が大きく壊れて住めない」が5割を超え、うち4分の3が仮設住宅への入居を希望していました。

⑨南阿蘇「ドーム形客室で安らぎを」観光施設を避難所に!

熊本県南阿蘇村は長引く避難生活を改善するため、村内など6か所の宿泊観光施設を二次避難所として活用します。そのうちの一つ、ドーム形の客室が特徴の阿蘇ファームランドでは、受け入れ準備に追われています。

本震のあった4月16日、約450棟ある発泡ポリスチレンを構造材としたドーム形の客室は一つも壊れず、約170人の宿泊客も全員無事でした。しかしレストランや売店など他の建物や通路に被害があり、一時休業を強いられています。そんな中、温泉施設をいち早く復旧させ、避難している人たち向けに4月30日から無料開放しました。

担当者は「丸い形状で癒やされ、少しでも安らぎを感じてもらえればうれしいです」と話しています。

⑩東京大手町「がまだせ熊本!」特産品で被災地支援!

熊本地震の被災地を支援しようと、全国農業協同組合中央会(全中)は昨日12日、東京・大手町のJAビル4階「ミノーレ」で、熊本県産の農産物などを販売する「がまだせ!熊本!JAまるしぇ」を開きました。

本特産のトマトやスイカ、メロンなどのほか、デコポンのゼリーなどの加工品、熊本の豚肉ブランド「りんどうポーク」を使ったしょうが焼き弁当も限定100食で販売されました。生鮮品はすべて震災後に収穫されたものです。イベントは本日13日も開かれます。

仕事の休憩中に訪れ、弁当などを買った会社員湊光(てる)さん(60)は「年も年だからボランティアにも行けないし、こういう形で貢献できれば」と話していました。

*問い合わせはミノーレ:03-3212-2355

⑪益城町、県道封鎖、被災建物の撤去工事始まる!

震度7に2度見舞われ、1千棟超が全壊した熊本県益城町の中心部で11日深夜、県道約1キロを夜間通行止めにし、倒壊の恐れがある道路沿いの建物を解体する工事が始まりまし。通行の安全性を確保するのが目的で、12日も続きました。

撤去工事が始まったのは町役場近くの県道熊本高森線。11日は午後21時から全面通行止めとし、県が所有者の同意を得た店舗や事務所など3棟を、大型の重機を使って取り壊したり、がれきを片付けたりましたし。

生花販売を営む倉本憲夫(のりお)さん(72)の木造2階建て店舗は一連の地震で大きく傾き、道路に倒れかかる危険があった。約20年前までは農家の納屋で、築60年を超えるといますい。解体に立ち会った倉本さんは「思い出はいっぱい。本当は壊さずに立て直したかったが、仕方がない」と話していました。

⑫熊本地震 「盛土」で広範囲に大きな被害!

今回の熊本地震で、特に谷や崖を土砂で埋めるなどして造成された「盛土」と呼ばれる場所で大きな被害が出ていることが専門家の調査で分かりました。同じような盛土の造成地は全国各地にあり、専門家は情報の公開を進めるなどの対策が必要だと指摘しています。

⑬熊本市消防局 地震直後の5分間119番機能せず!

熊本県の一部で震度7を観測した先月16日の地震の直後、熊本市消防局では、119番通報を受理して消防署に出動指令を出すシステムの端末が激しい揺れで倒れ、少なくとも5分間にわたって出動要請に対応できない状態が続いていたことが分かりました。消防局は、地震の大きな揺れにも耐えられるよう端末の固定方法などを見直すことにしています。

2.給水・断水

「県内の断水状況」

熊本県内では、地震の影響で、本日13日午前11時現在、4つの町と村の2905世帯で断水が続いています。

『益城町』のおよそ11%にあたる1288世帯

『南阿蘇村』の1055世帯

『西原村』のおよそ18%にあたる473世帯

『御船町』の89世帯

となっています。

「5月13日の給水場所」

『熊本市』

・熊本市上下水道局

『菊陽町』

・光の森町民センター

『益城町』

・ 益城町役場

・広安小学校

・ひろやす荘

・総合体育館

・保健福祉センター

・中央小学校

『御船町』

・玉虫団地

*午前7時~午後18時

・中野消防倉庫

*午前8時30分~午前8時50分と午後14時30分~午後14時30分~午後14時50分

・座女木入口

*午前9時~午前9時20分と午後15時~午後15時20分

・下山バス停

*午前9時30分~午前9時40分と午後15時30分~午後15時40分

・田代西部分館

*午前9時45分~午前9時55分と午後15時45分~午後15時55分

・玉来郵便局

*午前10時~午前10時30分と午後16時~午後16時30分

『西原村』

・山西小学校

・河原小学校

・西原中学校

*24時間

・高遊地区

*午前7時~午後21時まで

『美里町』

・美里町役場中央庁舎

『南阿蘇村』

・南阿蘇中学校体育館

・下田区消防詰所前

・長野公民館下

・東下田中組防火用水前

・旧立野小学校

・栃木公民館

・沢津野公民館

・東急第一別荘

*午前9時~午後18時まで

3.病気予防

「夏日予想で熱中症注意」

本日13日の県内は日中、広い範囲で25度以上の夏日となる見込みで、気象台は熱中症への対策をとるなど健康管理に注意するよう呼びかけています。

気象台によりますときょうの熊本県は高気圧に覆われて日中は強い日差しが照りつける見込みです。

本日午前10時現在の気温は

『山鹿市』で23度9分

『熊本市』と『人吉市』で23度7分

『天草市本渡』で23度5分

などと各地で気温が上がっています。

最高気温は

『人吉市』で28度

『熊本市』で26度

『天草市牛深』で25度

と予想されていてきょうは広い範囲で夏日となる見込みです。

気象台は地震の片づけ作業を外で行ったり、車の中に避難したりする場合は、水分をこまめにとるなど熱中症への対策をとって健康管理に注意するよう呼びかけています。

4.住まい

「宅建協会が被災者住宅紹介」

一連の地震で住宅に被害を受けた被災者を支援しようと、県内の不動産会社でつくる団体が、敷金や礼金などがなくても入居できる物件をホームページで紹介しています。

この取り組みは、県内の不動産会社が加盟する熊本県宅地建物取引業協会が始めました。

ホームページで紹介している賃貸住宅はり災証明書や壊れた家の写真など、被災したことを示すものがあれば、敷金と礼金、それに仲介手数料が無料で借りられるということです。

現在のところ、対象となるアパートやマンションなどはあわせて28件ですが、協会では、これからも対象の住宅を増やすための取り組みを続けるということです。

『熊本県宅地建物取引業協会』は「公的な住宅に入れず、避難所にとどまったり危ないとされた住宅に住み続けている人が多いと聞いている。

被災した方々に借りやすい形で住宅を提供することで少しでも役に立てばうれしい」と話しています。

*熊本県宅地建物取引業協会のホームページ

http://www.41-23.com/

5.ゴミ

「地震災害ごみの処理について」

今回の震で家庭から出た災害ごみの処理についてお伝えします。

『地震災害ごみ処理の注意点』

①家庭の地震災害ごみはそれぞれの自治体のルールに従い分別して出しましょう。

②熊本県によりますと災害ごみを居住地以外の市町村の仮置き場に持ち込むケースが多くなっているということです。必ずお住まいの市町村が設置した仮置き場を利用してください。

③自治体によっては家電リサイクル法の対象となっている「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」「エアコン」の家電4品目や「パソコン」などは今回の地震で壊れたものであっても災害ごみとして出せません。通常のゴミだしルールに従って処分してください。

『各自治体の災害ごみの処理』

『植木地区を除く熊本市』

・大型ごみを除く地震災害ごみは曜日に関係なく近くのごみステーションに出すことができます。なるべく透明な袋を使ってください。「燃やすごみ」とガラスなどの「埋立ごみ」に分けて出してください。ごみステーションに出す場合は道路の通行に支障がないようにしてください。

植木地区を除く熊本市では家具などの「大型の地震災害ごみ」は、電話で申し込みをしたうえで無料で出すことができます。

* 申し込み先:ごみゼロコール

*電話:096-353-7171

*受付は月曜日から土曜日の午前8時半~午後17時まで。

『熊本市植木地区』

・地震災害ごみは、曜日に関係なく通常のごみステーションに出すことができます。なるべく透明な袋を使ってください。また「可燃物」「不燃物」「粗大ごみ」に分けて出してください。

熊本市では所定の手続きをすれば地震で出たごみを無料で環境工場やクリーンセンターなどに持ち込むことができます。

*植木地区は北区役所まちづくり推進課

*電話受付:096-272-1112

『益城町』

・仮置き場は旧中央小学校の跡地です。

・ごみを受け入れるのは水曜日、木曜日、土曜日、日曜日

*午前9時~午後15時までに並んだ車両が対象です。

*ただし、持ち込まれたごみの量やグラウンドの状況しだいで変更になる場合があります。

『御船町』

・「滝川みんなの広場」で災害ごみを受け入れています。

・ごみを持ち込むときには運転免許証など住所を確認できるものが必要。

・時間は、午前9時~午後17時まで

*土曜・日曜も受け入れますが、持ち込まれるごみの量などによっては受け入れのできない日もあります。

*問い合わせ:御船町環境保全課環境衛生係

*電話:096-282-1604

『西原村』

・村民グラウンドで受け入れています。

・受け入れ時間は午前8時~正午までと午後13時~午後17時まで

・天候により時間が変わる場合があります

・土曜・日曜も受け入れています

・ごみの持ち込みには役場が発行した「許可証」が必要

*問い合わせ:西原村住民課環境衛生係

*電話:096-279-3113

『嘉島町』

・浮島公園北側の仮置き場で受け入れています

・種類別に分別して持ち込んでください

・ 運転免許証など住所が確認できるものが必要です

・時間は午前8時半~正午までと午後13時~午後16時半まで

・土曜・日曜も受け入れています

*問い合わせ:嘉島町建設課

*電話:096-237-2619

『菊陽町』

・下津久礼し尿処理場跡地

・さんふれあ駐車場西側

の仮置き場で受け入れています。

・持ち込みができるのは、14日と15日で午前9時~午後17時まで

・運転免許証など住所の確認ができるものが必要です

*問い合わせ:菊陽町環境生活課

*電話:096-232-2114

『甲佐町』

・竜野ふれあい広場

・グリーンパル甲佐の上流側グラウンド

の2か所があす13日までの受け入れ、

・麻生原運動公園

・緑川グラウンド

はあす以降も受け入れています

*ただし、竜野ふれあい広場には瓦やブロックなどのがれきは持ち込めません。

・時間は午前8時半~午後17時まで

・土曜・日曜も受け付けています

*問い合わせ:甲佐町環境衛生課

*電話:096-234-1169

『美里町』

・中央庁舎裏のグラウンド

・砥用庁舎の西側駐車場

で瓦やブロック、ガラスや陶器、金属類などを受け入れています

・期間は15日まで

・時間は午前8時半~午後16時半

・土曜・日曜も受け付けています

・地震で発生した一般ごみは宇城クリーンセンターへ持ち込めますが事前に手続きが必要です。

*問い合わせ:美里町水道衛生課

*電話:0964-47-1114

『菊池市』

・クリーンセンター跡地で受け入れています。

・期間は22日まで

・土曜・日曜も持ち込めます

・時間は午前9時~午後17時まで

*問い合わせ:菊池市環境課

*電話:0968-25-7217

『合志市』

・みずき台グラウンド

・学校給食センター北側の空き地

で受け入れています。

・期間は15日まで

・土曜・日曜も受け入れています

・時間は、午前9時~午後16時半まで

・合志市の指定のごみ袋に入るものは分別してごみステーションに出してください。

*問い合わせ:合志市環境衛生課

*電話:096-248-1202

『大津町』

・矢護川地区にある仮置き場で受け入れています

・運転免許証など住所を確認できるものが必要です

・期間は31日までで土曜・日曜も持ち込めます

・午前9時~午後16時まで

・ワレモノ以外のふとんやカーペットなど45リットルのごみ袋に入る大きさであれば、乾燥させたうえで、東部清掃工場に直接持ち込んでください。

*問い合わせ:大津町環境保全課

*電話:096-293-3113

『玉名市』

・玉名市浄化センター

で13日まで受け入れています

・時間は午前8時半~午後13時時までです

・持ち込めるごみはがれき、瓦、ブロック、コンクリート、スレート、倒れた木に限ります

・東部環境センター

・クリーンパークファイブ

にごみを持ち込む場合はり災証明書が必要になります。

・受け入れは平日の午前8時45分~午後16時

・がれき、瓦、スレート類の持ち込みはできません。

*問い合わせ:玉名市環境整備課

*電話:0968-75-1118

『玉東町』

・町民グラウンド西側の空き地

で13日まで瓦やがれきを受け入れています

・り災証明書は不要です。

・ガラスや食器などは東部環境センターで受け入れていますが、り災証明書が必要です。

*問い合わせ:玉東町町民福祉課

*電話:0968-85-3183

『阿蘇市』

・阿蘇畜産農業協同組合跡地

・農村公園あぴか北側の駐車場

で受け入れています。

:時間は午前9時~午後16時半まで

・土曜・日曜も受け入れます

・大阿蘇環境センター未来館横の仮置き場は、集まったごみを運び出すため一時的に閉鎖しています。

*問い合わせ:阿蘇市市民課

*電話:0967-22-3135

『南阿蘇村』

・旧白水中学校グラウンド

・立野ダムストックヤード

・旧長陽西部小学校グラウンド

で受け入れています

・時間は、午前9時~午後17時半まで

*水曜と土曜を除いて受け入れています

*ごみの分別作業などのため一時的に閉鎖することもあるので役場に確認してから持ち込んでほしいということです。

・次の3か所の仮置き場は一時的に閉鎖されています。

渡辺医院横グラウンド、旧久木野中学校体育館下のスペース、長陽運動公園前駐車場

*問い合わせ:南阿蘇村環境対策課

*電話:0967-67-3176

『宇城市』

・宇城クリーンセンター

に持ち込む場合は事前に市役所や支所で手続きが必要です

・持ち込みは15日までで一時中断し、21日~31日まで延長受け入れを開始します

・土曜・日曜も受け入れています

・時間は午前8時半~午後16時までです (正午~午後13時の間は除きます)

・クリーンセンターで受け入れられない瓦やブロックなどの建築廃材は各行政区の仮置き場に持ち込んでください。こちらも15日までの受け付けで、16日からはまず市役所での手続きが必要です。

*問い合わせ:宇城市衛生環境課

*電話:0964-32-1598

『宇土市』

・宇土清掃センター

・熊本クリーンサービス

で15日まで、土曜・日曜も受け入れています

・時間は、午前8時半~午後16時までです

*問い合わせ:宇土市環境交通課

*電話:0964-22-1111

『八代市』

・八代市水処理センター

・八代市鏡支所東側駐車場

で受け入れています。

・運転免許証など住所を確認できるものが必要です

・受け入れる日は14日と15日です

・15日が最終日となりますので注意してください

・時間は、午前9時~午後17時までです

*問い合わせ:八代市廃棄物対策課

*電話:0965-34-1997

『氷川町』

・野津火葬場跡地

で受け入れます

・運転免許証など、住所を確認できるものが必要です

・受け入れ日は28日、29日で、今回が最終となります。

*問い合わせ:氷川町町民環境課

*電話:0965-52-5851

6.交通

「県内の交通の影響」

『在来線』

JR豊肥線は熊本県の肥後大津と大分県の豊後荻との間が土砂崩れのため当面、運転できないということです。

JRは、平日の朝と夕方に限って一部の区間で通学バスを運行し、代行バスとあわせて使えば不通区間を行き来できるようにしています。

『三セク鉄道』

南阿蘇鉄道も、土砂崩れのため全線で列車の運転ができなくなっていて、復旧までにはかなりの時間がかかる見通しです。

『高速道路』

このほか、九州自動車道は、すでに全線で通行できるようになっていますが、道路の一部が損傷している影響で車線が規制されるなどしています。

7.学校

「学校教育の緊急電話相談」

熊本市では、一連の地震に関連した学校や教育についての相談を電話で受け付ける「学校教育緊急ダイヤル」が設けられ、さっそく相談が寄せられています。

この電話相談は保護者が抱える教育に関する不安に答えようと市の教育委員会が始め、元教員4人が相談にあたっています。

熊本市では、すべての公立の学校が再開されていますが、被害を受けて使えない校舎があったり、遠くに避難していて本来の学校に通学出来ない子どもたちがいたりと、課題が残されています。

こうした中で、教育委員会に対しては「地震で紛失した学用品を買い直す必要があるのか」といった相談や、「子どもの転校を考えているが授業の進み具合が違うのではないか」といった不安の声が多く寄せられているということです。

市教育委員会総合支援課の橋爪富二雄課長は「多くの方が大変な問題を抱えていると思いますが、学校や教育に関してはぜひこの電話を利用して欲しい」と話していました。

*電話相談は平日の午前9時~午後18時まで

*電話:096-328-2977

8.ボランティア

「ボランティア減少で片づけ停滞」

熊本県を訪れるボランティアの数は大型連休が終わったあと大幅に減少している一方で、住民からは新たな依頼が次々に寄せられ、依頼に応じきれず、片づけ作業などが停滞する事態もうまれています。

『熊本県社会福祉協議会』によりますと、4月29日~5月8日までの10日間に熊本県を訪れたボランティアの数は、1日の平均でおよそ2500人にのぼりました。

しかし、連休明けの9日には835人に減るなど、連休が終わったあとはボランティアに訪れる人が大幅に減少しています。

熊本市内では、きょうもボランティアが被災したアパートの部屋の片づけ作業などを行っていましたが、熊本市に訪れるボランティアも連休期間中の平均に比べて半分以下に落ち込んでいます。

さらに、熊本市には被災した住宅の掃除や倒れたブロック塀の片づけなどのボランティアの依頼が連日、新たに100件程度寄せられているため、現在、およそ2000件の依頼に応えられていない状態で作業が停滞する事態もうまれているということです。

熊本市社会福祉協議会の中川菜穂子事務局長は「家の片付けなどが残っているところがまだまだ多いので素早い復興のためにもぜひボランティアに来てほしい」と呼びかけています。

9.車検

「車検証の有効期間を再延長」

熊本地震の被災地では車検を受けるのが難しい状況の人もいることから国土交通省は、県内23の市町村を対象に車検証の有効期間を6月15日まで延長することを決めました。

対象になるのは、車検証に記載されている地域が熊本市をはじめ、宇土市や宇城市、益城町や南阿蘇村など、県内の23の市町村になっている自動車です。

これらの自動車の車検証は、有効期間が4月15日~6月14日までの間に期限を迎えても6月15日まで延長し、車を使用できるようにします。

有効期間の延長は2度目で、これにあわせて自賠責保険=自動車損害賠償責任保険についても、この期間内に期限が切れても、6月15日までに車検を受ける際に契約すれば、さかのぼって適用されるということです。

(続く)

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