6月21日水曜日
皆様おはようございます。あっという間に「夏至」ですね。今日の昼は長いですよ!!
今日は「夏至」「冷蔵庫の日」「スナックの日」です。
まず「夏至」から。
2023年の夏至は6月21日となります。
「夏至」は二十四節気の一つとなり、1年の中でも最も日照時間の長い日となります。
二十四節気という言葉自体があまり聞き馴染みがないかもしれませんが、日本には四季以外にも季節を表す言葉があり、それが二十四節気となります。
四季が一年を四つの季節で表しているものなのであれば、二十四節気は一年間を二十四に分けて更に細かく季節を表すものと考えてもらえればわかりやすいかと思います。
夏至以外にも「冬至」「春分」「秋分」についても二十四節気であり、普段から気にすることはありませんが意外にも二十四節気は有名な日に登場しているのです。
日本の夏至の風習としては神様に食べ物を捧げてそれを食べることが多いです。
関西では夏至から半夏生までの間にタコを食べると元気になれるという言い伝えがあったり、関東では神様に供えた後に神様の力を授かるために焼き餅を食べるという風習がありました。
太陽が何色?と言われると皆さんは何色を想像しますか?
太陽は真っ赤に燃えているなどと言われていたり、夕方はオレンジ色や黄色に見えるなど、大体は赤、黄、オレンジなどといった色であると想像される人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は太陽の色はそれらのどれでもなく本来は白色をしているんです。
太陽光というのは様々な光で構成されているもので、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫色といった色 が混ぜ合わさっているのです。
全ての色を重ね合わせると白色となるため、本来は太陽は白色をしているんですよね。
地球上から太陽を見ると赤や黄やオレンジといった色に見えるのは、地球上の空気によって紫や青の光が減衰して、残った色だけが目に届いているためなのでした。
太陽を直接見ると目を痛めてしまうため、直接太陽を見て色を確認することはもちろんやめてくださいね。
太陽といえば灼熱の炎が常に渦巻いているようなイメージがありませんか?
そのため、太陽は燃えているものだと思われていますが、実は太陽は燃えているわけではないんです。
化学の授業で習っていると思いますが、物が燃えるためには当然ながら酸素が必要となってきます。
しかし宇宙は酸素のない真空状態のため物を燃やすことが出来ないのです。
それでは太陽がどのようにして燃えるように光り輝いているのかというと、それは「核融合」を行なっているからなんです。
太陽の7割以上は水素で構成されており、常に水素原子核が融合することによって核融合反応がおこっています。
核融合反応によって発生するのが太陽の光や熱であって、地球で酸素を使って物を燃やしているのとは根本的に原理が違うんですね。
*夏至とは
夏至とは二十四節気の1つで、「夏の頂点」を意味します。太陽の位置を表す黄経で90度の時を言い、新暦では6月21日~22日ごろですが年によって変わります。夏至は正午における太陽の高度が最も高く、昼間の時間が最も長い日です。
夏至は夏の中間となる節気で、北半球では昼間の時間が最長になり、影は最も短くなり、夏至以降は日が短くなっていきます。
◆夏至は二十四節気の1つ
二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。
二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至、1年で最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分」と呼ばれています。
この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。
立夏はこの春分と夏至のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から夏が始まります。
夏の節気は立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑となっており、夏至は夏の4番目の節気です。
また、立春・立夏・立秋・立冬の4つを「四立」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節」と言います。
◆2023年の夏至はいつ?
2023年の夏至であれば、以下のようになります。
・日付としての2023年の夏至は6月21日。
・期間としての2023年の夏至は6月21日~7月6日まで。
◆春夏秋冬の決め方
けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。
ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。
そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。
◆二十四節気と七十二候
この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。
1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。
日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。
さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。
なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
◆夏至の七十二候(日本)
日本の夏至の七十二候は以下のようになります。
内容 | 時期 | |
---|---|---|
初候 | 乃東枯る | 6月21日頃 | 6月25日頃 |
次候 | 菖蒲華さく | 6月26日頃 | 6月30日頃 |
末候 | 半夏生ず | 7月1日頃 | 7月6日頃 |
「うつぼぐさ」の花穂(穂のように見える花)が黒ずんだ色になり、アヤメの花が咲き、半夏(カラスビシャク)が生え始める季節です。
◎夏至の初候「乃東枯る」
◎夏至の次候「菖蒲華さく」
アヤメそっくりな紫色の花にカキツバタ、花ショウブがあって、どこがどう違うのか悩ましいのですが、要は花びらの根元の模様が違うのですね。
紫色の花びらの根元に複雑な編み目模様があれば「アヤメ」、花びらの根元に白い線があれば「カキツバタ」、黄色い模様があれば「花ショウブ」です。
水郷の潮来(茨城)や佐原(千葉)には「アヤメ祭り」があり、明治神宮には菖蒲園があってさまざまな種類の花ショウブを見ることができます。この3種のうち、関東では花ショウブが見られる公園が多いようです。
◎夏至の末候「半夏生ず」
◆夏至の「旬の食べ物」
◎トウモロコシ
◎枝豆
◎さくらんぼ
◎メロン
◎夏みかん
◎アンズ
◎酸梅湯
中国語が今ほど注目を集めていなかった頃、自分に合った中国語教室を探そうと何か所か見学して歩いていた時、ある教室の中国人の先生がこの酸梅湯を出してくれました。ただの見学者である私に「中国の伝統的な夏の飲み物ですよ」と教えてくれたそのふるまいが、よその国に来たかのような気分を与えてくれて嬉しかった記憶があります。
味はもう覚えていませんが、たぶん甘酸っぱい冷たい飲み物だったような気がします。
「湯」と書いてありますが熱くはありません。冷やして飲んでもいいようですが、中国人は一般に冷やさず飲むようです。
冷えたものは夏でも食べない中国人も「夏至」のころは「酸梅湯」や「冷麺」を飲んだり食べたりするそうです。
◆夏至の「季節の花」
◎アジサイ
◎桔梗
◎クチナシ
◎ベニバナ
次に「冷蔵庫の日」について。
なぜ6月21日が「冷蔵庫の日」なのかというと、梅雨から夏にかけて冷蔵庫が活躍する時期であることが由来となっています。
6月21日は二十四節気の夏至にあたることが多いため、夏至が梅雨のシーズンである事から、夏至の日を「冷蔵庫の日」として制定しました。
「冷蔵庫の日」については「日本電機工業会」によって制定された記念日となります。
食品などが傷みやすくなる暑い夏の時期を迎える前に、冷蔵庫の点検をしてもらうという事も目的となっています。
確かに冷蔵庫が活躍するシーズンが始まってから冷蔵庫が故障してしまったら悲惨な事になってしまいますよね。
実は冷蔵庫の中には雑菌がいることが多く繁殖してしまうことを防ぐために、アルコールで冷蔵庫内の掃除をするなど、「冷蔵庫の日」をきっかけにして冷蔵庫が万全の状態で夏を迎えるようにしましょう。
冷蔵庫は普段はとても静かですが、急に大きな音を立て始めることがありますよね。
夜寝ていると、急に冷蔵庫が「ウィーン」といった音を立て始めて壊れたのではないかと心配してしていたら、音が鳴りやんだりと少し不安になっていまいます。
それは冷蔵庫が故障しているというわけではなく、冷蔵庫に搭載されているコンプレッサーの音なんです。
コンプレッサーは気体を圧縮する装置であり、このコンプレッサーが冷蔵庫内を冷やして冷蔵庫内を一定の温度に保っているのです。
急に冷蔵庫が音を立て始めたり鳴りやんだりした場合は、コンプレッサーが冷蔵庫内の温度を一 定に保とうとして起動や停止をしている時の音なので心配しないでください。
常に大きな音が鳴りっぱなしの場合は冷蔵庫が故障しているかもしれませんので、修理をする必要があるかもしれません。
暖房器具など電気を使って暖かい空気など熱を作りだすことはそんなに難しいことではないように感じますよね。
しかし、冷蔵庫はご存じのとおり電気で動いているわけですが、どのようにして冷たい空気を作って食べ物を冷やしているのでしょうか。
冷蔵庫にはパイプが冷蔵庫全体に張り巡らされるような構造をしています。
この中に液体が流れているのですが、単純にこの液体が冷たいから食べ物が冷えるわけではありません。
液体が蒸発して気体になることを「気化」といいますが、液体が気化する時には周囲の熱を奪って空気を冷たくします。
アルコール類の消毒液を肌に塗るとひんやりと冷たく感じるのは気化する際に熱を奪っているからなんですね。
パイプを通る液体は電気によって気化されて食べ物を冷やし、その気体が先ほど解説したコンプレッサーに送られることにより圧縮され液体に戻る、これを繰り返すことによって冷蔵庫の中は冷たく保たれているのでした。
*皆様のご自宅の冷蔵庫は順調ですか?巣ごもり需要で冷蔵庫の使用も活発になったのではないでしょうか?
最後は「スナックの日」について。
なぜ6月21日が「スナックの日」なのかというと、6月21日は二十四節気である夏至にあたることが多く、夏至のお祝いではちまきによく似た「カクショ」や、お正月のおもちを固くして食べる「歯固」という習慣があったことに由来しています。
「スナックの日」については色々な情報を調べてみましたが、「全日本菓子協会」によって「スナック菓子の日」として制定されて実施されている記念日のようです。
しかし、全日本菓子協会のホームページを調べてみましたが、いつ頃制定されたか、何を目的として「スナック菓子の日」を制定したのかまでは情報がありませんでした。
スナック菓子は一度食べ出すと止まらなくなってしまい、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
普段はスナック菓子を控えるようにしているという方も「スナックの日」を記念して、6月21日だけは好きなだけスナック菓子を食べる日としてみるのはいかがでしょうか?
ポテトチップスなどのスナック菓子の包装紙の内側を見てみると、銀色になっていますよね。
逆にポテトチップスが透明な包装紙などに入って売っているって見たことがない気がしませんか?
実はこれはポテトチップスの酸化を防ぐための工夫である事を知っていましたか?
ポテトチップスなどのスナック菓子に含まれる油脂は光に当たると酸化してしまい、過酸化脂質という有害物質になってしまいます。
この過酸化脂質を摂取してしまうとお腹を下す原因となってしまいます。
そのため、銀色の包装紙で包むことによって光を完全に遮断して酸化することを防いでいるのです。
ポテトチップスが発売された当初は透明の包装紙のものも存在していたそうですが、現在では使われることはなくなりました。
ポテトチップスで有名なお菓子メーカーであるカルビーですが、カルビーという社名にも由来があるって知っていましたか?
お肉の種類にカルビがありますが、それは全く関係がありません。
実はカルビーのカルについてはカルシウム、ビーいついてはビタミンB1が由来となっていて、これらを合わせてカルビーとなりました。
なぜカルシウムとビタミンB1なのかというと、カルシウムがミネラルの中でも代表的な栄養素であり、ビタミンB1もビタミンB群の中で中心的な栄養素であることから、健康に役立つ商品を作りたいという願いが込められていたためだったそうです。
もともとは1949年に松尾糧食工業という社名で創業されていましたが、1955年にカルビー製菓という社名に変更されました。
*皆様はどんなスナック菓子がお好きですか?僕は「カラムーチョ」ですかね?
本日もよろしくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/
2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ1,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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