秋の芸術・エンターテインメント情報:新作ミュージカルに『ミスティック・ピザ』『マンマ・ミーア!』『メイビー・ハッピー・エンディング』
この秋、地元の劇場では、古典作品を新たに解釈した『ゴドーを待ちながら』『クネネ・アンド・ザ・キング』、新作の『ファンシー・ダンサー』『ワンショット』、そして長年愛されてきた『サウンド・オブ・ミュージック』『マンマ・ミーア!』などが上演されます。
さらに、ミネソタ州出身のジュディ・ガーランドの物語も登場します。
ここでは、注目公演の一部をご紹介します。
『マンマ・ミーア!』
9月15日開幕:
イギリスのプロデューサー、ジュディ・クレイマーがABBAの楽曲を使ったミュージカルの上演を初めて提案したとき、ABBA側はそれほど乗り気ではありませんでした。しかし最終的に契約に同意したことを、今では喜んでいることでしょう。
1999年にロンドンで初演されると、たちまち大ヒットを記録しました。ブロードウェイ公演は約14年間にわたって上演され、ブロードウェイ史上9番目のロングラン作品となっています。
- 上演期間: 9月20日まで
- 会場: オーフィウム劇場(※)
- 住所: ミネソタ州ミネアポリス、ヘネピン・アベニュー910番地
- チケット料金: 58.45~212.85ドル
- 公式サイト: hennepinarts.org
※オーフィウム劇場とは?
今回の記事に登場するオーフィウム劇場(Orpheum Theatre)は、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス中心部のヘネピン・アベニューにある歴史的な劇場です。ブロードウェイ・ミュージカルの全米ツアー公演を中心に、コンサートやコメディーなども開催されています。
- 所在地: 910 Hennepin Avenue, Minneapolis, Minnesota
- 開場: 1921年10月16日
- 客席数: 約2,579席
- 旧称: ヘネピン劇場
- 現在の所有者: ヘネピン・アーツ
劇場の歴史
1921年、当時人気だった歌、踊り、コメディーなどを組み合わせたヴォードヴィルの劇場として開場しました。開場時の出演者にはマルクス兄弟も含まれ、最初の1週間だけで7万人以上が訪れたと伝えられています。
その後は映画館としても利用され、舞台公演や音楽コンサートの会場へと発展しました。1979年から1988年までは、ミネソタ州出身の歌手ボブ・ディランと弟のデヴィッド・ジマーマンが所有していたことでも知られています。
1993年に約1,000万ドルをかけた大規模な修復が行われ、歴史的な装飾を残しながら、大型ミュージカルを上演できる近代的な舞台設備が整えられました。
豪華な内装
外観は比較的細長く控えめですが、内部には華麗な装飾が広がっています。
客席には精巧な漆喰装飾、花飾り、メダリオンなどが施され、天井のドームには約3万枚のアルミ箔が使用されています。現在は1階席と3層のバルコニー席を備え、ヘネピン・アベニューにある歴史的劇場のなかで最大規模です。
主な上演作品
『マンマ・ミーア!』のほか、『ライオンキング』『オペラ座の怪人』『ミス・サイゴン』『アイーダ』など、多くの大型ミュージカルが上演されてきました。『ライオンキング』は、ブロードウェイ開幕前の世界初演がこの劇場で行なわれています。
今回紹介された『マンマ・ミーア!』も、北米ツアーのミネアポリス公演として、この由緒ある劇場で上演されます。
詳しくはヘネピン・アーツ公式ページをご覧ください。
*『マンマ・ミーア!』のみ掲載

